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駅弁だけじゃない!? 青春18きっぷ旅の食事情を書いてみる

青春18きっぷ
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青春18きっぷで乗り鉄に行くと、普通列車ばかりに乗車するので、当然のことながら列車に乗っている時間が長くなります。そんな乗り鉄旅の楽しみの一つが「食」です。この記事では、乗り鉄の食事情について書いてみます。

鉄道旅行だから駅弁! といきたいところですが…

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定番駅弁の一つ横川の「峠の釜めし」

鉄道旅行での食といえば、まず思いつくのが「駅弁」でしょう。少々値が張りますが、お弁当としても美味しいものが多いですし、車窓を眺めながら列車の中で食べるというだけでも美味しく感じるものです。

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ローカル線でもロングシートで駅弁を広げるのはちょっと…

ところが、青春18きっぷ旅では、なかなかそうはいかないのが実情です。というのも、青春18きっぷ旅では、普通列車での移動になるので、パンやおにぎりならともかく、車内で駅弁を広げるのはためらわれる のです。

混雑したロングシートやボックスシートの車内で駅弁を広げるのは、相当な勇気がいりますよね…

それでは、どうするかというと、

  1. 乗り換え駅の近くで食事をする
  2. 観光列車・グリーン車の車内で駅弁を食べる
  3. 宿泊地の近くのスーパー・デパ地下で地元のお惣菜やおつまみを調達する

という感じでしょうか。

乗換駅の近くで食事をする

青春18きっぷ旅では、普通列車や快速列車での移動が主となるので、必然的に乗り換えが多くなります。特に、他の路線との接続駅やターミナル駅では、必ずと言ってよいほど乗り換えが発生します。

そんなときに、すぐに乗り継げる列車を見送って時間をつくり、途中下車して、食事をすることが多いです。計画を立てるときに、昼食をとる乗換駅を決めておくのがよいですね。

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鶏ちゃん焼き@岐阜駅

この方法のメリットは、その地方の名物を食べられることでしょうか。大きなターミナル駅では、駅ビルに郷土料理を出す店舗が入っていることが多いので、そういう店で手軽に済ませられるのも利点です。

せっかくなのでと、ネットや食べログでおすすめのお店を探したりすることもありますが、たいていは混雑していて、待ち時間が発生することが多いです。次の列車までに時間がなかったりすると、諦めることもしばしば。

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松本駅前のハイレベルな立ち食い蕎麦「小木曽製粉所 松本駅前店」

そんなときによく食べるのが蕎麦です。単純に蕎麦が好きなのですが、よく乗り鉄に行く甲信越・東北地方は蕎麦の名産地が多いというのもあります。それに、多少お店が混雑していても、注文してから出てくるまでが早く、食べるのにも時間がかからないので、乗り鉄の合間の食事としては相性がよかったりします。

観光列車・グリーン車の車内で駅弁を食べる

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小海線「HIGH RAIL 1375」 オプションでブランチやお弁当が提供されます

新幹線や特急列車に乗車しない青春18きっぷ旅で、唯一、堂々と(?)車内で駅弁を食べられるのは、観光列車や、普通列車のグリーン車に乗車したときです。

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「高原野菜とカツの弁当」を HIGH RAIL 星空の中で!

「リゾートしらかみ」(五能線)、「リゾートビューふるさと」(大糸線・篠ノ井線)、「HIGH RAIL 1375」(小海線)といった観光列車は、特急列車よりもゆったりした座席なので、周囲を気にすることなく食事ができます。

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「HIGH RAIL 1375」の車内 こんな座席ならゆったり食事もできます

観光列車の中には、物販カウンターがある列車もあり、お弁当や飲み物、おつまみなどを購入することもできます。特に、沿線のお酒やおつまみ、名物駅弁を販売していますので、そんな列車では、車内での食事も楽しみの一つですね。

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常磐線普通列車のグリーン車

首都圏の普通列車に連結されている2階建てグリーン車でも、駅弁を広げることができます。リクライニングシートが並ぶ特急列車のような車内ですが、観光列車の座席に比べると狭いので、混雑してくるとちょっと窮屈です。

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グリーン車の車内、リクライニングシートが並びます

それでも、夕方や夜間に乗ると、缶ビールとおつまみで一杯やっている方を多く見かけますし、お弁当を食している方も見られます。

青春18きっぷ旅では、観光列車と普通列車のグリーン車は、食事に関してはオアシスのような存在です。

宿泊地の近くのスーパー・デパ地下で地元のお惣菜屋おつまみを調達する

乗り鉄メインの旅行のときには、たいていは駅前のビジネスホテルに泊まることが多いです。なので、夕食は、駅前や駅近で、その土地の名物が食べられるお店に入ることが多いです。

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富山白えび亭の白えび天丼、テイクアウトして宿でいただきました

宿への到着が遅くなったときや、疲れているときは、駅ビルや駅前のスーパー・デパ地下でお惣菜を購入することもあります。その土地の食材を使った料理や、東京ではあまり見かけない食べ物があったりして、旅行先のスーパーで買い物するのは、なかなか楽しいものがありますね。

食料を買い込んで、宿で食事をすることのメリットは、食べたあと(呑んだあと?)そのまま横になって休めることでしょうか。

乗り鉄旅だと、翌日の始発列車に乗ることも多いので、早めに休めるのがありがたいです。


と、このように、新幹線や特急列車での旅行に比べると食事情の厳しい青春18きっぷ旅ですが、工夫次第で、意外と「食」を楽しむこともできるものです。計画をたてるときに、乗り継ぎ駅でお昼の時間を確保しておく、観光列車の乗車中に食事をとる、といったことを考えておくだけで、「美味しい」青春18きっぷ旅も実現できますね。

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