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中央本線 高尾発長野行きの長距離普通列車(441M)は俊足! 青春18きっぷの旅で活用しよう!

高尾発長野行き441M列車青春18きっぷ-長距離列車
大月駅に停車中の高尾発長野行き441M列車
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中央本線では比較的長距離を走る普通列車が多いですが、その中でも最も長距離を走るのが高尾発松本行き(441M)です。全国でもトップクラスの長距離普通列車です。さらに、各駅に停車するにもかかわらず、表定速度が50km/hを超える俊足です。長野到着が19時頃と使いやすい時間帯に運転されていますので、ぜひ青春18きっぷの旅で活用しましょう!

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今では珍しい長距離普通列車が中央本線に!

2017年のダイヤ改正で、中央本線に高尾発長野行き(441M)という長距離列車が誕生しました。

JRの幹線区間では、普通列車は1~2時間程度の乗車時間の区間に分割され、主要駅で乗り換えを余儀なくされることが多いのですが、中央本線では長距離の普通列車が多く走っています。

その中でも、高尾発長野行きの走行距離は245kmにもなり、JR各社の普通列車の中でも、かなりの長距離を走る列車となります。

高尾発長野行き(441M)のダイヤは?

高尾発長野行きのダイヤは以下のようになっています。(2023年3月改正ダイヤ)

  • 列車番号: 441M
  • 運転日: 毎日運転(平日・土休日とも同時刻で運転)
  • 停車駅: 各駅停車
  • ダイヤ(主要駅のみ)
    • 高尾 14:09発 → 甲府 15:42着/15:43発 → 塩尻 17:13着/17:14発 → 松本 17:31着/17:34発 → 長野 18:51着※
    • ※2023年3月17日までは長野18:53着

2022年改正ダイヤと比べると、高尾駅から松本駅までは変更がありませんが、松本~長野間の時刻に若干の変更があり、長野駅到着が2分早くなっています。

普通列車ですので全駅に停車しますが、3分以上の長時間停車駅は甲斐大和(8分)、小淵沢(3分)、松本(3分)の3駅のみ です。

中央本線では頻繁に特急列車が走っていますが、高尾発長野行きの普通列車(441M)は、甲斐大和駅で「あずさ29号」に抜かれるだけです。甲府駅には、あとから追いかけてくる「かいじ31号」よりも先に到着し、同様に、松本駅には、後続の「あずさ33号」よりも6分ほど先に到着します。なかなか見事なスジですね。

長時間停車が少ないことと、中央本線の駅間距離が長いことから、245kmを4時間42分で結んでいて、表定速度[^1] 52.1km/h と、全駅に停車する普通列車としてはかなり速いものになっています。ちなみに、途中停車駅は55もあります。

[^1]: 表定速度=運転区間の距離 ÷ 運転時間(走行時間+停車時分)で計算される速度。

高尾発長野行き(441M)の車両は?

中央本線の主力車両211系電車
中央本線の主力車両211系電車

長時間の普通列車となると、気になるのはどのような車両で運転されるか、ということです。現在、中央本線の東側(中央東線)の主力車両は、211系という電車 です。以前、高崎線などで活躍していた車両です。

この211系には、ロングシートの編成とボックスシートの編成があります。どちらが来るかは運次第ということで、運が悪いとロングシートで5時間近くを耐えることになってしまいます。

以前は、115系というボックスシートの車両がほとんどだったのですが、ここ数年で211系に置き換えられてしまいました。

なお、中央東線の普通列車に利用されている211系にはトイレがあります。6両編成で運転される普通列車の場合には、以下の2種類の編成があり、トイレの位置が異なります。

  • 6両固定編成: 1号車と6号車にトイレあり
  • 3両×2編成: 3号車と6号車にトイレあり

松本・長野方面行きの普通列車は6号車が先頭となりますので、上記のいずれの編成の列車でも、一番前の車両にトイレがあります。441Mを全区間乗車するなど、長時間乗車するためにトイレのある車両に座りたいということであれば、一番松本寄りの車両がおすすめです。

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高尾発長野行き「441M」を青春18きっぷの旅で活用しよう!

この441M、長野到着が19時前と、なかなか使いやすい時刻で運転されています。首都圏から信州へ青春18きっぷで移動する際には、有力な選択肢になりそうです。

東京・新宿からの乗り継ぎは以下のようになります。(2023年3月改正ダイヤ)

  • 平日
    • 東京 13:03発 (新宿 13:18発)→ 高尾 14:02着 (中央特快 高尾行き)
    • 高尾 14:09発 → 長野 18:51着(普通列車 441M)
  • 土休日
    • 東京 12:58発 (新宿 13:13発)→ 高尾 13:56着 (中央特快 高尾行き)
    • 高尾 14:09発 → 長野 18:51着(普通列車 441M)

夏の青春18きっぷの時期であれば、明るいうちに長野に到着しますので、南アルプスや八ヶ岳といった、山岳路線らしい車窓を楽しむことができそうです。日本三大車窓の一つ、姨捨駅にも停車しますので、善光寺平の車窓も楽しめそうです。

日本三大車窓の一つ、姨捨駅ホームからの善光寺平の眺めは絶景です!
日本三大車窓の一つ、姨捨駅ホームからの善光寺平の眺めは絶景です!

また、松本までであれば、今回紹介した441M以外に、朝や夕方以降を中心に、高尾(一部は立川・八王子発)からの列車が数本ありますので、これらの列車の活用を考えてもよさそうです。

以下の記事で、中央本線を含む青春18きっぷで利用したい長距離列車をまとめていますので、興味がありましたらぜひご覧ください。

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以上、『中央本線 高尾発長野行きの長距離普通列車(441M)は俊足! 青春18きっぷの旅で活用しよう!』でした。ロングシート車にあたる心配はありますが、青春18きっぷで中央本線の旅を考えている方は、高尾発長野行きの長距離普通列車(441M)を利用してみてはいかがでしょうか?

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コメント

  1. 高尾在住の427M より:

    211系の運用について
    0番台、1000番台、2000番台がありますが、長距離の運用にはクロスシートの車両が充当されることが多い様です。

  2. kzlife より:

    高尾在住の427Mさん、コメントありがとうございます。
    5時間乗り通そうとしたら、ロングシートだとつらいですよね。景色も見づらいですし。

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