いよいよ7月ですね。夏の汽車旅の季節が近づいてきました。「北海道&東日本パス」は今日7月1日から、青春18きっぷは7月20日から利用期間が始まります。私の場合は、今年の夏の汽車旅第1弾は、「HIGH RAIL 1375」の指定席券が確保できたため、信州方面に決まりました。
今年は「信州デスティネーションキャンペーン」(信州DC)で長野方面が注目!
今年の夏は、信州DCが開催されていて、臨時列車がたくさん設定されていることもあって、信州・長野方面が注目です。普段は直通列車が走らない中央東線~中央西線の直通特急「木曽あずさ号」や「諏訪しなの号」、飯田線の北部を走る全車指定席の快速「飯田線リレー号」などが設定されています。
中でも、注目は、小海線に新たに登場した観光列車「HIGH RAIL 1375」でしょうか。7月1日にデビューしたばかりですが、とても人気が高いらしく、指定席券の確保が困難になっています。夏休み本番の8月に運転される分の指定席券の発売はこれからですので、狙っている方は早めにどうぞ!
この夏の注目の臨時列車をまとめています。興味のある方はご覧ください。
夏の汽車旅は涼しいところへ…
暑さに弱い私は、夏の汽車旅では、涼しいところへ足が向いてしまいます。その代表格は北海道です。10年ほど前は、夏休みに北海道へよく汽車旅をしたものです。北海道を周るには青春18きっぷでは効率が悪いので、当時発売されていた「ぐるり北海道フリーきっぷ」というのをよく利用しました。たしか4万円台で、東京から北海道の往復(東北新幹線またはB寝台)と北海道内全線(特急含む)乗り放題(全行程で5日間)という破格のフリーきっぷでした。往路は東北新幹線&青函特急、復路は北斗星B寝台というのが通例でした。
ここ数年は、東北地方か、信州の高原を目指すことが増えています。具体的には、
- 立山黒部アルペンルート・リゾートふるさとの旅(2016年夏)
- 青森・リゾートしらかみ・きらきらうえつの旅(2015年夏)
- リゾートやまどりもぐら・飯山線・大糸線の旅(2014年夏)
- 三陸・秋田・由利高原鉄道の旅(2013年夏)
- 信州(白馬)・白川郷の旅(2012年夏)
などです。見事に東北・信州方面に偏っていますね(笑)。
まあ、そんなに涼しいのかというと、「東京よりは多少マシ」くらいで、昼間は東北地方といえどもかなり暑いです。特に東北南部、山形や福島は関東とさほど変わらないくらい暑いですよね。むしろ、北のほうに行くよりも、小海線の野辺山くらいの標高の高い場所を目指したほうがよいですね。昨年行ったアルペンルートの室堂は標高2400メートル以上だったので、かなり涼しいかったです。というか夜は寒いくらいでした。
今年の夏の汽車旅第1弾は信州へ
さて、今年は、冒頭で書いたように、小海線の観光列車「HIGH RAIL 1375」の指定席券が何とか確保できたので、まずは信州方面に行くことにしました。HIGH RAILだけでなく、まだ乗ったことのない飯山線の観光列車「おいこっと」などにも乗車してこようと思っています。
「HIGH RAIL 1375」ですが、大人気だというのは本当のようで、週末の指定席券は軒並み売り切れのようです。最初はあきらめていたのですが、わずかに空きが出たところを「えきねっと」ですかさず押さえました。現時点では、週末に関して言えば、狙った日の狙った列車の指定席券を確保するのはかなりハードルが高そうで、旅行に出られそうな候補日をいくつか挙げておいて、その中で空きがあれば確保する、という方法しかなさそうです。
「HIGH RAIL 1375」は定員が50名と少ないことも影響しているかもしれませんね。小海線は夏休みの汽車旅の目的地としては人気がありますので、そこを走る新しい観光列車ともなれば、人気が出るのもうなずけます。
いずれにしても、粘り強く&こまめに空きがないかを確認することが必要なようです。昔はみどりの窓口に通う必要がありましたが、いまは「えきねっと」等のインターネットでの予約・購入サービスが充実していますし、スマホでも確認できるので、人気列車の指定席券を確保するのも多少は楽になりました。
宿がない??
指定席券を確保して安心していたのですが、次の問題は「宿の空きがない」ことでした。
訪日観光客の増加で宿泊施設の予約が取りにくくなっていることは周知の事実ですが、これまでの汽車旅ではあまり影響を受けることはなかったのです。おそらく、宿泊していたのが地方の都市や町で、外国人観光客が押し寄せるようなところではなかったからだと思います。
ところが、今回は、見事にこの影響を受けてしまいました。夏休みの週末ということもあったかもしれませんが、楽天トラベルで検索しても4,5件しか出てきません。しかも、素泊まりでも1万円以上とかなり割高です。駅から多少離れれば割安な宿もありましたが、今回は(今回も?)「乗り鉄」中心の旅で、朝早い時間の列車に乗ることもあって、何とか駅近の宿を確保しましたが、かなり割高でした。
繁忙期の旅行の手配は早めに!
ということで、列車の指定席券はもちろんのこと、人気観光地の近くに宿泊したい方は、宿の手配も早めにしたほうがよいでしょう。少し前までは、週末のビジネスホテルなんてガラガラでしたが、今はそうではないようです。
夏の汽車旅第1弾は、7月に信州方面ということで予定していますが、8月にも汽車旅に出かけたいと思っています。こちらは青春18きっぷを活用した鈍行の旅かな、と思っています。
汽車旅に行ってきたら、いつもどおり旅行記をブログに投稿したいと思いますので、よろしければご覧くださいね。
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