2日目は早朝の新潟駅からスタート。ほくほく線のまつだい駅に寄り道して観光しつつ、最後は観光列車でゆったりと帰京しました。
信越本線で朝の越後平野を疾走!
午前6時台の新潟駅のコンコース。平日とはいえ、まだお盆休みの方が多いのでしょうか、人影はまばらです。すっかりきれいに改装された新潟駅、発車案内板もLCDの最新型ですね。
さすがに日本海側最大の都市だけあり、午前6時台という早い時間帯でも、各方面への列車が発車していきます。
ホームへ上がると、ちょうど、磐越西線の津川行き普通列車が発車するところでした。高架の現代的なホームに、2両編成の気動車は、ちょっと不釣り合いですね。
上越新幹線のホームにはE4系Maxときが停車しています。
そういえば、新潟駅の高架化の影響で、「SLばんえつ物語号」は、高架への坂を登れずに、新潟駅に入れなくなってしまったのですよね。ぜひ、この新幹線との平面乗り換えホームに乗り入れてもらって、新幹線とSLの並びを見たいものですが、やはり難しいのでしょうか…。
さて、2日目は、06時43分新潟駅発の長岡行きの列車でスタートです。通勤時間帯の列車、それも新潟と長岡を結ぶ列車ですが、お盆休みのせいか、車内は閑散としたまま新潟駅を発車しました。
市街地を抜けると、すぐに広大な稲作地帯へ。さすがに越後、米どころです。
新津や三条といった比較的大きな町の周り以外は、ひたすら田園風景が広がります。どんよりとした曇り空ですが、青い稲穂が鮮やかです。
途中の駅からの乗車があり、長岡に到着するころには半分ほどの座席が埋まっていました。08時02分、定刻どおりに終点の長岡に到着しました。
上越線・飯山線を乗り継いで十日町へ
長岡で上越線に乗り換えです。
上越線の列車が入ってくるのを待っていると、信越線の直江津方から、見慣れないカラーの115系電車が入ってきました。「懐かしの新潟色」というカラーだそうですが、この色の電車が走っていたのは1970年代まで。50代以上の年配の方には懐かしいのかもしれませんが、実物を見たことがない私には新鮮でした。
08時23分ごろ、上越線の水上行きの列車が入ってきました。時刻表では長岡駅が始発になっていますが、既にお客さんが多数乗車しています。
時刻表を調べてみると、どうやら、吉田駅を06時05分に出発した長岡行きの列車のようですが、それがそのまま、長岡発水上行きの列車になるようです。時刻表上は別の列車に見えますが、車両運用上、実際には1本の列車として運行されているようですね。
それにしてもこの列車、吉田 06:05発 → 水上 10:32着 と、5時間以上も走るなかなかの長距離普通列車です。平日は越後湯沢止まりのようですが。
長岡を08時36分に出ると、飯山線との乗り換え駅、越後川口までは、わずか22分。あっという間です。
越後川口の乗り換え時間は4分。ホームが異なるので、地下道を通って飯山線のホームへ。停車していた2両編成のキハ110形に乗り込みます。
このカラー、「飯山線リバイバル色」というそうで、2017年の信州ディスティネーションキャンペーンの一環で塗装変更されたそうです。先ほどの懐かしの新潟色同様、元のカラーの車両を知らないので、こちらもとても新鮮に感じました。
越後川口駅を出発すると、上越線の線路から右側へそれて、すぐに大きな川を渡ります。魚野川です。信濃川の支流の一つです。この写真の位置から、ほんの数百メートル下流側で、信濃川に合流します。
信越本線から眺めた広大な越後平野の田園風景とは異なり、里山のような風景が広がります。このあたりは、魚沼産コシヒカリで有名な魚沼地方。夏季に晴天が多く、寒暖差の大きい盆地の気候が、コシヒカリの生育条件に合っているのだとか。
そんな車窓をぼーっと眺めていると、あっという間に十日町に到着です。
まつだい「農舞台」で里山アートを鑑賞
十日町からは、北越急行ほくほく線に乗り換えます。青春18きっぷでは乗車できないので、240円の乗車券を購入します。
次の駅、まつだい駅で下車。まつだい駅のすぐ近くには「農舞台」があります。駅に直結した「まつだい雪国農耕文化村センター」を中心に、その周囲の里山にアートが点在するエリアです。
このときは、「大地の芸術祭」を開催中で、とても賑わっていました。


猛暑の中、1時間ほど散策して、里山の風景の中に溶け込む作品たちを鑑賞してきました。天気が回復してきて、青空のもと、里山の素朴な景色と独特なアートを楽しむことができました。
詳しくは、以下の記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。
上越線を乗り歩く
さて、あとは東京へ帰るだけなのですが、まだ少し時間がありますし、天気も良くなってきたので、上越線の車窓を楽しむことにしました。
まつだい駅12時05分の越後湯沢行きの列車に乗車。上越線との接続駅、六日町で下車しました。
六日町からは、13時35分発の長岡行きに乗車。車内はがらがらで、ボックスを一つ独占して、快適な汽車旅を楽しみます。
盆地に広がる緑鮮やかな田んぼに、青い空、夏らしいもくもくとした白い雲。越後の夏の車窓です。
結局、小出駅(13:55着)まで来ました。これより先へ行くと、上りの水上行きの列車に乗れなくなるので、ここまでです。
小出駅の冷房のきいた待合室で30分ほど休憩してリフレッシュ。
列車の時間が近づいてきたので、跨線橋を渡って上り線のホームへ。ちょうど1年前に乗車した只見線のホームが見えます。屋根があるのは1両分くらいですが、只見線の列車はたいていは1両か2両なので、これで十分なのでしょう。
さて、14時25分発の水上行きに乗車します。車内はほどよく席が埋まるほどの混雑。越後湯沢~水上の上越国境を抜ける数少ない普通列車ですから、青春18きっぷ利用者が多く乗っているようです。
越後湯沢で立ち客まで出てるほどの混雑に。土合や湯檜曽からも登山やハイキングからの帰宅客を乗せて、かなりの混雑のまま、15時46分に水上駅に到着しました。
「たんばらラベンダー号」でゆったりと帰宅
水上では7分の接続で、高崎行きの普通列車に乗り換えです。211系6両編成で、先ほどの水上までの列車が4両編成でしたので、全員が着席できるほど余裕がありました。
15時53分に水上を出発、16時09分着の沼田駅で下車します。
沼田からは、「たんばらラベンダー号」上野行きに乗車します。観光用の車両「リゾートやまどり」を利用し、たんばらラベンダーパークへのアクセス列車として設定されている臨時列車です。
「たんばらラベンダー号」の乗車の様子は、以下の記事をご覧ください。
実は、越後湯沢から先の行程は、昨年の青春18きっぷ旅と全く一緒になってしまいました。
水上で撮影した211系の写真や、沼田で撮影した「たんばらラベンダー号」の写真、昨年のとそっくりです(笑)。
越後湯沢→水上の列車の本数が少ないので、似たような乗り継ぎになりがちなのですが、わざわざ途中の沼田で下車して、「たんばらラベンダー号」に乗車するところまで一緒とは。
まあ、「リゾートやまどり」の1+2配置の座席は、とても快適なので、何度でも乗りたくなるのですよね。
ということで、無事に帰京したのでした。
以上、旅行記「南東北・越後 青春18きっぷ旅 2018夏」をご覧いただきありがとうございました。最大の目的だった米坂線にも乗車できましたし、高畠ワイナリーやまつだい「農舞台」など、観光も適度に織り交ぜて、充実した汽車旅になりました。
コメント
ひささん
こんにちは。
マイかい楽しみに読ませていただいております。
土休日のみの長岡からの水上行き、自分も土合駅に行くのに越後湯沢から乗ろうとしていました。
行ったのが平日で、そもそも走っていないという凡ミスをしでかしたのですが…。
ハヤトさん、コメントありがとうございます。
上越線は土休日のみとか、夏の間のみ運転とか、そういう列車が多いですよね。
土休日のみの列車は観光客向けなのでしょうね。
越後湯沢~水上は本数が少ないので、ここでどの列車に乗るかで、前後の行程はだいたい決まってしまいますね。