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ワインと素朴なローカル線を楽しむ! ~南東北・越後 青春18きっぷ旅 2018夏(1)~

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お盆休みに1泊2日で南東北~新潟を青春18きっぷで旅してきました。最大の目的は、初乗車以来、20年近く乗っていない米坂線に乗ること。そんなわけで、今回は観光よりも乗り鉄に比重をおいた旅ですが、ところどころで観光も楽しむことができました。

旅の計画

今回の旅の計画はとても簡単でした。

初日に米坂線に乗ろうと思っていたのと、前回乗車時とは逆向きの米沢→坂町の列車に乗る前提で計画を立てると、行程はだいたい決まってしまいます。

2日目は、新潟から東京に帰るだけでしたが、それではもったいないので、途中、どこかで観光しようと計画しました。一番悩んだのは、どこで観光しようか、ということでしょうか。

新潟から東京まで、信越本線~上越線~高崎線と普通列車を乗り継いでも、最速で6~7時間程度はかかります。そうなると、このルートからあまり外れるところまでは行けない、という中で計画したのでした。

まあ、疲れていたり、天気が悪かったりしたら、計画変更してそのまま帰京してもよいという気ままな旅です。いくつか候補をリストアップして、2日目の天気と気分次第(それに早起きできるか)で決めることにしました。

混雑するお盆休みの東北本線乗り継ぎ

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小金井駅から乗車した205系電車 宇都宮からは立ち客が出るほどの混雑に

ということで、1日目は例によって早朝に出発です。上野から福島まで、ひたすら東北本線を乗り継ぎます。乗車した列車は以下の5本。

  • 上野 06:08発 → 小金井 07:30着(東北本線 527M)
  • 小金井 07:41発 → 黒磯 08:56着(東北本線 635M)
  • 黒磯 09:06発 → 新白河 09:31着(東北本線 4129M)
  • 新白河 09:59発 → 郡山 10:38着(東北本線 2131M)
  • 郡山 11:06発 → 福島 11:54着(東北本線 1137M)

上野から福島まで6時間弱! 東北新幹線やまびこ号ならば1時間20分くらいの距離です。

誰がこんな修行みたいなことをするのだろうと思っていると、同じようにひたすら乗り継いでいく方がたくさんいるのですね。みなさん、当然のことながら青春18きっぷ利用です。

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2017年10月のダイヤ改正から黒磯~新白河に投入されたE531系電車

お盆休みという繁忙期でしたが、さすがに積み残しが出るようなことはありませんでした。それでも、上野→小金井の列車を除いては、各列車とも席が全て埋まり、立ち客がでるほどに混雑していました。

このときの様子は、以下の記事にまとめていますので、東北本線を繁忙期に乗り継ごうと思っている方は、参考にしてみて下さい。

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まあ、はっきりいって楽しくはないので、時間に余裕があるのなら、常磐線~水郡線経由や、常磐線~陸羽東線経由をおすすめします。

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山形新幹線つばさ号でワープ! お盆休みの新幹線は大混雑!

さて、福島からは奥羽本線に乗り継ぐのですが、福島~米沢間の県境を超える区間は、青春18きっぷ旅の難所の一つに認定されています(笑)

というのも、福島~米沢間を結ぶ普通列車が1日6往復しかないからです。日中は3時間以上も列車がない時間帯もあります。

こんなときは必殺技「ワープ」を使います。この区間、山形新幹線つばさ号ならば、1時間に1本以上走っています。

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福島→高畠の自由席特急券と乗車券 ワープに必要です!

早速、福島駅で特急券と乗車券を購入。米沢の次の停車駅、高畠まで合計1,590円でした。

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山形新幹線つばさ号(E3系電車) 高畠駅で行き違いでした

12時35分発の「つばさ135号」に乗車。福島までは「やまびこ135号」と連結されてやってきますが、福島駅で切り離されます。「つばさ135号」は前のほうに連結されているため、停車時間は3分ほど。

7両編成の山形新幹線つばさ号、自由席は16号車と17号車の2両しかありませんが、なんと通路まで立ち客がぎっしりの超満員。車端部のデッキには疲れて座り込んでいる人も多数、という、久々にこんなに混んでいる新幹線に乗車しました。

福島から高畠までは40分弱なので、それほど問題はないのですが、東京からこの状態で乗車してきたとなると大変ですね。

高畠には13時14分に到着。

高畠駅から徒歩圏内の「高畠ワイナリー」へ

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お城のような高畠駅の駅舎「太陽館」

高畠駅はお城のような駅舎です。この建物は「太陽館」といって、JR高畠駅の駅舎のほかに、温泉施設、レストラン、売店などが入っています。さらに、太陽館の横には、JR東日本系列のホテル「フォルクローロ高畠」もあります。

米坂線の始発駅は米沢ですが、高畠までやってきたのは「高畠ワイナリー」に寄り道するため。

高畠ワイナリーは、高畠駅から徒歩15分ほどのところにあります。(高畠ワイナリーのサイトには徒歩10分と書いてありますが、1km以上あるので15分くらいかかります。ワインを飲んだあとの駅への帰り道は余計に…)

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高畠ワイナリー 高畠駅から徒歩15分ほどです

さて、高畠ワイナリーに着きました。ワイナリーとは言っても、見学できる部分はパネルやビデオでの展示がメインで、一部、ガラス張りの通路からワイナリーの施設が見える程度です。

どちらかというと、ワイナリーショップと、ワインを手軽に楽しめるカフェがメインでしょうか。

お盆休みということもあって、ワイナリーショップは大賑わい! 試飲できるワインが10種類以上もありました。ワインには全然詳しくないのですが、赤白ともに辛口や甘口などの説明書きが充実していて、お店の方も丁寧に教えてくれます。

ほんの少しずつですが、全て試飲させていただき、3本購入して自宅に送ったのでした。お酒に弱いので、この試飲だけで十分にほろ酔いなのでした。

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敷地内にはぶどうが植えられています

敷地内にはぶどうの木も植えられていました。一般に、日本は湿気が多いので、ワインぶどうの栽培には向いていないようなのですが、米沢盆地にある高畠周辺は、傾斜地で水はけがよく、寒暖差も大きいので、ぶどうの栽培に向いているようです。

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ゆったりとしたカフェ グラスワインや軽食がいただけます

ワイナリーの中には、カフェがあります。グラスワインはもちろんのこと、ワインやコーヒーに合う軽食を食べることができます。

建物の外でも、ワインや軽食が売られていました。お盆休みだからなのか、いつもやっているのかわかりませんが、こちらのほうが賑わっていましたね。

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白ワインを使ったソフトクリーム ほんのりとワインの香りがして美味です!

ソフトクリームが美味しいと聞いていたので、食べてみました。「まほろばの貴婦人<白>ソフトクリーム」(350円)です。「まほろばの貴婦人」という白ワインを贅沢に使ったソフトクリームで、かすかにワインの香りがします。余計なものが入っていないのか、あっという間に溶けてくるので、すぐに食べないといけません。なかなか他では食べられないソフトクリームで、とても満足したのでした。

1%未満ですが、アルコールが入っているので、未成年や運転する方はご遠慮くださいとのこと。

米沢から米坂線に乗車

列車の時間が迫ってきたので、高畠駅に戻ります。

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高畠駅から高畠ワイナリーへの道 散歩するには快適な道です

途中、こんな道を歩きます。どんよりとしていて、ときおり雨が落ちてくるような天候でしたが、だんだん晴れてきて、気持ちの良い散歩になりました。

高畠から15時02分発の米沢行きの普通列車に乗車、10分弱で米沢に到着です。

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米坂線の列車 キハE120系2両編成

米沢では約1時間の待ち合わせで、米坂線の坂町行きに乗車します。すでに列車は5番線ホームに入っていて、若い車掌さんがやってくると、すぐにドアを開けて、乗車できるようにしてくれました。

米沢16時16分発の坂町行きは、キハE120系2両編成。半分くらいの座席が埋まった状態で出発。お盆休みということもあってか、思ったよりも乗っていました。

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田園風景が続く米坂線の車窓

米坂線の様子は、以下の記事をご覧ください。

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田園風景が続く、素朴な感じのローカル線でした。坂町までの所要時間は2時間ちょっと。途中の小国駅で20分停車があり、駅の外に出て気分転換ができたりと、退屈することなく過ごせました。

高架になった新潟駅へ

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夕暮れの坂町駅、人影はまばらでした

坂町駅では30分ほどの待ち時間で、吉田行きの普通列車に乗車します。やってきたのはE129系の6両編成。お盆休みだからなのか、帰宅ラッシュとは反対方向だからなのか、車内はがらがらでした。1時間ちょっとで新潟駅に到着。今日はここまでです。

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高架化され、すっかり新しくなった新潟駅の在来線ホーム

在来線ホームが、一部を残して高架化され、すっかりきれいになった新潟駅。昭和の雰囲気が残る地平ホーム時代の新潟駅を知っていると、とても同じ駅には見えませんね。

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上越新幹線と特急いなほ号の平面乗り換え

上越新幹線と特急いなほ号の平面乗り換え。中間改札がありますが、これは乗り換えしやすそうでいいですね。

ということで、長くなってしまったので、次の記事に続きます。