ひさの乗り鉄ブログ

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東武鉄道、SL大樹「ふたら」を2020年10月から運転開始! 当面は月1回程度の臨時列車として下今市~東武日光間で運転!


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東武鉄道は、東武日光を発着するSL列車『SL大樹「ふたら」』を、2020年10月以降、毎月1回程度運転すると発表しました。運転区間は下今市~東武日光間で、初回は団体ツアーでの実施となります。鬼怒川線の『SL大樹』とあわせて、日光・鬼怒川エリアがさらに賑やかになりそうです。

SL大樹「ふたら」を下今市~東武日光間で2020年10月から運転開始!

東武鉄道は、東武日光線 下今市~東武日光間で、2020年10月より、SL列車の運転を開始すると発表しました。列車名称は『SL大樹「ふたら」』に決まりました。

東武鉄道からの発表の概要は以下の通りです。

  • 列車名称: SL大樹「ふたら」
  • 運転区間: 東武日光線 下今市~東武日光間 7.1km
  • 所要時間: 約17分~23分
  • 車両組成: (←東武日光) SL+車掌者+客車3両+DL (下今市→)
  • 運転予定
    • 2020年10月3日(土)より運転開始
    • 2020年度は毎月1回程度運転の予定
    • 初回の10月3日は東武トップツアーズの団体ツアーで実施

東武鉄道によると、東武の全てのSL列車の列車愛称を「SL大樹」としたそうです。そのうえで、各線で運転される列車名称は以下のようになるとのことです。

  • 東武鬼怒川線(下今市~鬼怒川温泉): SL大樹
  • 東武日光線(下今市~東武日光): SL大樹「ふたら」

SL大樹「ふたら」のヘッドマーク
SL大樹「ふたら」のヘッドマーク

今回発表された列車名称の「ふたら」は、男体山の昔の呼び名であった「二荒山」(ふたらさん)に由来しているそうです。

SL大樹「ふたら」のヘッドマークは、二荒山をイメージしたものになっています。なかなかカッコイイですね。

詳しくは、東武鉄道のニュースリリースもご覧ください。

東武日光線にもSLがデビュー! SL大樹「ふたら」、2020年度は毎月1回程度の運転

2020年8月で運行開始3年目を迎える「SL大樹」
2020年8月で運行開始3年目を迎える「SL大樹」

2017年8月に「SL大樹」が運行を開始してから3年。2020年6月のダイヤ改正で、「SL大樹」(DL大樹含む)の運転本数の増加が実現したばかりですが、今度は、鬼怒川線だけでなく、日光線でのSL列車の運転が始まります。

なお、2020年6月のダイヤ改正での「SL大樹」関連の話題については、以下の記事をご覧ください。

www.kzlifelog.com

SL大樹「ふたら」、2020年度は毎月1回程度の運転

2020年度は毎月1回程度の運転ということで、まずは、「SL大樹」運転の合間を縫って、臨時列車として運転を開始するという感じでしょうか。

東武鉄道は、真岡鉄道から蒸気機関車「C11 325号機」を購入し、2020年7月30日に南栗橋車両管区に到着しています。ただ、「C11 325号機」の営業運転開始は2020年12月となっているため、それまでは、現在「SL大樹」を牽引する「C11 207号機」の1機のみでの運転となります。

週末を中心に運転されていて、すでにおなじみとなっている「SL大樹」の運行を止めるわけにはいきませんから、SL大樹「ふたら」の運転は月1回程度、ということなのでしょう。

SL大樹「ふたら」、2021年夏以降は運転回数が増えるかも?

2021年の夏以降は、SL大樹「ふたら」の運転回数が増えることが期待されます。

前述の真岡鉄道から譲受した「C11 325号機」の営業運転が開始されますし、2021年冬には、静態保存されていた「C111」の復元が完成予定となっています。

東武鉄道のニュースリリースには、今後の予定が以下のように記載されています。

●2021年
1月 207号機が中間検査入場(2021年夏頃まで)
夏 207号機、325号機による下今市~鬼怒川温泉駅間毎日運転開始
冬 日本鉄道保存協会から譲受した蒸気機関車の復元完成予定

(出典)東武日光駅を発着する列車名称をSL大樹「ふたら」に決定!2020年10月以降、毎月1回程度の営業運転を実施します!(東武鉄道ニュースリリース 2020年8月5日 PDF)

2021年1月から夏まで、現在「SL大樹」の蒸気機関車として活躍している「C11 207号機」が中間検査に入ります。この間は、真岡鉄道から譲受した「C11 325号機」1機のみで「SL大樹」とSL大樹「ふたら」を運行するものと思われます。

2021年夏に「C11 207号機」の検査が終了次第、SL2機体制が常態化しますので、このころから、SL大樹「ふたら」の運転日・運転回数が増えるのではないかと期待できます。

SL大樹「ふたら」、下今市行きはDL牽引か?

鬼怒川温泉駅の転車台で回転する「C11 207号機」
鬼怒川温泉駅の転車台で回転する「C11 207号機」

鬼怒川線を走る「SL大樹」は、鬼怒川温泉行き、下今市行きともに、蒸気機関車が先頭に立って運転されます。両駅には、蒸気機関車の向きを変える転車台があります。終点に到着後、次の列車の運転のために、蒸気機関車を客車から切り離し、転車台で回転させてから、客車の先頭に連結するという作業を実施します。

一方、東武日光駅には、転車台がありません。

(←東武日光) SL+車掌者+客車3両+DL (下今市→)

という編成で運転されるということは、東武日光行きはSL牽引ですが、下今市行きはDL牽引ということになるのでしょう。

前述のように、SL2機体制になって、SL大樹「ふたら」の運転回数が増えてきたらどうするのでしょうね? 往路SL牽引、復路DL牽引という運行形態はふつうに行われているので、このままかもしれませんが、あるいは……

将来は会津地方への「SL大樹」運転も実現!?

ニュースリリース等では触れられていませんでしたが、2020年8月5日に実施された東武日光駅でのお披露目では、東武鉄道の吉野利哉取締役常務執行役員・鉄道事業本部長が、「ゆくゆくは会津地方までSL運行を実現できれば」と述べたそうです。

(出典)東武日光線に「SL大樹ふたら」、10月3日デビュー 「ゆくゆくは会津地方までSLを」 - TRAICY(トライシー)

会津地方まで、ということは、現在の「SL大樹」の終点、鬼怒川温泉からさらに先へ、野岩鉄道、会津鉄道まで直通するのでしょう。「会津」というくらいですから、少なくとも、現在の「リバティ会津」の終点、会津田島までは想定しているのではないでしょうか。

実際には技術的な課題も含めて、多くのハードルがありそうですが、これまでの東武鉄道のSLへの取り組みを見ていると、夢ではないのかも、と思わせてくれますね。


以上、『東武鉄道、SL大樹「ふたら」を2020年10月から運転開始! 当面は月1回程度の臨時列車として下今市~東武日光間で運転!』でした。鬼怒川線に続き、日光線にもSL列車が運転されるようになれば、日光・鬼怒川エリアは賑わうこと間違いなしですね。東武鉄道の動向からは目が離せません。

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