ひさの乗り鉄ブログ

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東武線・東京メトロ日比谷線直通の座席指定列車「THライナー」、2020年6月にデビュー! ダイヤと料金を発表、春日部~霞ヶ関は680円!

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東武スカイツリーライン・伊勢崎線、東京メトロ日比谷線直通の座席指定列車「THライナー」が、2020年6月6日に運転開始されます。運転区間は久喜~恵比寿、朝時間帯に上り2本、夕夜間帯に下り5本、座席指定料金は580円~680円となりました。

※2020.02.26更新(ダイヤ・料金を追記)

東武線・東京メトロ日比谷線直通の座席指定列車「THライナー」、2020年6月6日に運転開始!

東武鉄道と東京メトロは、東武スカイツリーラインと、東京メトロ日比谷線を直通する座席指定列車「THライナー」を、2020年6月6日に運転開始すると発表しました。

主な概要は以下の通りです。

  • 列車愛称名: 「THライナー」
  • 運行開始日: 2020年6月6日(土)
  • 使用車両: 70090型(ロング・クロスシート転換車両)
  • 運転区間: 東武伊勢崎線 久喜駅 ~ 東京メトロ日比谷線 恵比寿駅
  • 停車駅: 久喜,東武動物公園,春日部,せんげん台,新越谷,上野,秋葉原,茅場町,銀座,霞ヶ関,虎ノ門ヒルズ,神谷町,六本木,広尾,恵比寿
  • 運行時間帯・運行本数
    • 平日
      • 上り(久喜→恵比寿): 久喜駅発 6時台,8時台 各1本(計2本)
      • 下り(霞ヶ関→久喜): 霞ヶ関駅 18時台~22時台 毎時1本(計5本)
    • 土休日
      • 上り(久喜→恵比寿): 久喜駅発 8時台,9時台 各1本(計2本)
      • 下り(霞ヶ関→久喜): 霞ヶ関駅 16時台~20時台 毎時1本(計5本)
  • 座席指定料金
    • 東武線 久喜~春日部 ⇔ 日比谷線内: 大人 680円、小児 350円
    • 東武線 せんげん台・新越谷 ⇔ 日比谷線内: 大人 580円、小児 300円


詳しくは、東武鉄道、東京メトロのニュースリリースをご覧ください。

「THライナー」のダイヤを発表!

(2020.02.26追記)

「THライナー」のダイヤは以下のようになっています。

※ダイヤは横にもスクロールできます。

「THライナー」 久喜 → 恵比寿(上り)

- 平日 土休日
停車駅 2号 4号 2号 4号
久喜 06:12発 08:13発 08:13発 09:23発
東武動物公園 06:20発 08:21発 08:21発 09:31発
春日部 06:26発 08:28発 08:28発 09:38発
せんげん台 06:32発 08:34発 08:34発 09:44発
新越谷 06:40発 08:43発 08:41発 09:51発
上野 07:07着 09:08着 09:07着 10:17着
秋葉原 07:11着 09:13着 09:11着 10:21着
茅場町 07:18着 09:19着 09:17着 10:27着
銀座 07:27着 09:28着 09:26着 10:36着
霞ヶ関 07:31着 09:32着 09:30着 10:40着
虎ノ門ヒルズ 07:33着 09:35着 09:32着 10:42着
神谷町 07:35着 09:36着 09:34着 10:44着
六本木 07:38着 09:39着 09:37着 10:47着
広尾 07:41着 09:43着 09:40着 10:50着
恵比寿 07:44着 09:46着 09:43着 10:53着

「THライナー」 霞ヶ関 → 久喜(下り)

- 平日 土休日
停車駅 1号 3号 5号 7号 9号 1号 3号 5号 7号 9号
霞ヶ関 18:02発 19:02発 20:02発 21:02発 22:02発 16:02発 17:02発 18:02発 19:02発 20:02発
銀座 18:07発 19:07発 20:07発 21:07発 22:07発 16:06発 17:07発 18:07発 19:07発 20:07発
茅場町 18:15発 19:15発 20:15発 22:15発 22:15発 16:14発 17:14発 18:14発 19:14発 20:14発
秋葉原 18:21発 19:21発 20:21発 21:21発 22:21発 16:21発 17:21発 18:21発 19:21発 20:21発
上野 18:25発 19:25発 20:25発 21:25発 22:25発 16:25発 17:25発 18:25発 19:25発 20:25発
新越谷 18:53着 19:53着 20:53着 21:53着 22:53着 16:52着 17:53着 18:53着 19:53着 20:53着
せんげん台 19:00着 20:00着 21:00着 22:00着 23:00着 16:58着 18:00着 19:00着 20:00着 21:00着
春日部 19:06着 20:06着 21:06着 22:06着 23:06着 17:04着 18:06着 19:06着 20:06着 21:06着
東武動物公園 19:11着 20:11着 21:11着 22:11着 23:11着 17:10着 18:11着 19:11着 20:11着 21:11着
久喜 19:19着 20:19着 21:19着 22:19着 23:19着 17:17着 18:19着 19:19着 20:19着 21:19着

「THライナー」の座席指定料金は580円~680円とやや高め

「THライナー」の座席指定料金は以下のようになっています。

区間 大人 小児
東武線 久喜~春日部
⇔ 日比谷線各駅
680円 350円
東武線 せんげん台・新越谷
⇔ 日比谷線各駅
580円 300円


「THライナー」に乗車するには、乗車券(運賃)以外に、上記の座席指定料金が必要になります。

「THライナー」は、東武線内のみ、日比谷線内のみの利用はできません。そのため、座席指定料金も、東武線と日比谷線(東京メトロ)の合算料金となっています。

580円~680円という料金は、首都圏の通勤ライナーと比べると安いのでしょうか、高いのでしょうか?

鉄道会社
列車名
区間 距離 料金
東武鉄道
THライナー
久喜~恵比寿 59.9km 680円
久喜~霞ヶ関 53.9km 680円
新越谷~霞ヶ関 29.1km 580円
東武鉄道
TJライナー
池袋~川越 30.5km 470円
※1
池袋~小川町 64.1km 470円
※1
西武鉄道
東京メトロ
S-TRAIN
所沢~豊洲 38.2km 510円

※1: 上り(池袋行き)は470円、下り(池袋発)は370円

「THライナー」は、東武と東京メトロの2社にまたがるため、座席指定料金はやや高めです。

同じ東武の「TJライナー」は、池袋~小川町で利用すれば、「THライナー」(久喜~恵比寿)よりも距離が長くなりますが、料金は470円と「THライナー」よりも200円以上も安くなっています。

2社にまたがるライナーとしては、西武と東京メトロの「S-TRAIN」があります。豊洲~所沢間の38.2kmで510円です。「THライナー」は、「S-TRAIN」よりも距離は長いですが、やはり料金は高めです。

「THライナー」の停車駅発表! 上野~新越谷間無停車で北千住も通過!

東武線と東京メトロ日比谷線を直通する座席指定列車が運転されることは、2019年3月に発表されていました。

www.kzlifelog.com

今回は、列車愛称名の「THライナー」と、停車駅、運行区間、運行本数が発表されました。

上りは恵比寿行き、下りは霞ヶ関発

運行区間は、朝時間帯に運転される上り列車が久喜駅から恵比寿駅まで、夕夜間帯に運転される下り列車が霞ヶ関駅から久喜駅までとなります。

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「THライナー」の運行区間と停車駅

(出典)2020年6月6日(土) 東武鉄道・東京メトロダイヤ改正 東武線・日比谷線相互直通列車に初の座席指定制列車「THライナー」が誕生! (東武鉄道ニュースリリース 2019年12月19日 PDF:680KB)

運行区間が、上りと下りで異なるのは面白いですね。

東武線側の発着駅は上り、下りともに久喜駅ですが、日比谷線側は、上りが恵比寿駅行き、下りは霞ヶ関駅発となります。

下り列車が霞ヶ関発なのは、

  • 夕夜間帯の毎時1本の運転を少ない車両で捌くため、朝時間帯よりも運行区間を短くしている
  • 霞ヶ関駅には引き上げ線がある

という理由ではないかと思います。

一方、上りは恵比寿行きとなりますが、なぜ一駅先の中目黒行きにしなかったのかは気になります。恵比寿が終点だとしても、おそらく中目黒にある引き上げ線まで回送されるのではないかと思いますが、それなら中目黒行きにすればよかったのでは、と。

上野~新越谷間無停車! 北千住も通過!

今回の発表で驚いたのは、東武線側の停車駅です。

久喜,東武動物公園,春日部,せんげん台,新越谷の5駅は、越谷を除く急行の停車駅ですので、妥当なところかと思いますが、北千住、西新井、草加には停車しません。上野~新越谷間を無停車で走るのです。

特に、特急列車も含めてすべての列車が停車する北千住を通過するのには驚きました。

「THライナー」のターゲットを、新越谷~久喜から日比谷線方面への通勤客に絞ったためでしょう。

確かに、北千住からであれば、朝時間帯は日比谷線の始発列車が多くありますし、夕夜間帯であれば特急やライナーがたくさんあります。

東武スカイツリーラインと日比谷線を直通する列車は、東武線内は各駅停車しかありません。そこに「THライナー」を投入して、着席需要だけでなく、東武線新越谷以北~日比谷線の直通需要、速達需要も取り込もうということでしょう。

「THライナー」、東武線内 北千住~西新井は緩行線を走行?

東武スカイツリーラインの北千住~北越谷間は複々線になっています。両側に急行線(特急や急行、準急などが走る線路)が、その間に緩行線(各駅停車が走る線路)があります。

ところが、北千住駅では、日比谷線は緩行線としか接続していません。緩行線と急行線の渡り線があるのは北越谷駅ですので、現在のままですと、北千住~北越谷間は緩行線を走る必要があります。

緩行線には各駅停車が走っていますので、「THライナー」のような停車駅の少ない列車は、すぐに各駅停車に追い付いてしまい、ノロノロ運転になってしまうでしょう。

ただ、西新井駅の近くに、緩行線と急行線の渡り線を設置する工事をしているという情報もあり、これが完成するとすれば、

  • 北千住~西新井: 緩行線を走行
  • 西新井~北越谷: 急行線を走行

ということになりそうです。

西新井駅は北千住駅から4駅目ですので、これくらいであれば、前を走る各駅停車に追い付いてしまうこともなさそうです。

「THライナー」はロング・クロスシート転換の新型車両「70090型」で運転!

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「THライナー」に使われるロング・クロスシート転換車両「70090型」

(出典)2020年6月6日(土) 東武鉄道・東京メトロダイヤ改正 東武線・日比谷線相互直通列車に初の座席指定制列車「THライナー」が誕生! (東武鉄道ニュースリリース 2019年12月19日 PDF:680KB)

「THライナー」に利用される車両は、通勤型車両の「70090型」です。日比谷線直通用に投入している「70000型」の電車を、ロング・クロスシート転換仕様に変更したものです。

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「THライナー」に使われる70090型電車の車内イメージ

(出典)2020年6月6日(土) 東武鉄道・東京メトロダイヤ改正 東武線・日比谷線相互直通列車に初の座席指定制列車「THライナー」が誕生! (東武鉄道ニュースリリース 2019年12月19日 PDF:680KB)

ロング・クロスシート転換は、東武東上線の「TJライナー」(東武50090型)や、西武線~有楽町線直通の「S-TRAIN」(西武40000系)などで採用されているシステムで、通常時はロングシートで、「THライナー」として運転するときはクロスシートで運転できる便利な車両です。

最新の列車らしく、WiFiや各座席のコンセントも装備されています。所要時間が70~80分にもなるとすると、これらの設備はありがたいですね。


以上、『東武線・東京メトロ日比谷線直通の座席指定列車「THライナー」、2020年6月にデビュー! ダイヤと料金を発表、春日部~霞ヶ関は680円!』でした。関東の大手私鉄各社で導入が進んでいる、ロング・クロスシート転換車両を用いた通勤ライナーですが、乗り換えなしで着席して通勤できるとなれば、需要はかなりありそうですね。