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【2021年秋の臨時列車】JR各社が発表! 各地で紅葉シーズンにあわせた臨時列車を運転、JR四国は四国DCにあわせて観光列車を増発!

ノウハウ
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JR各社は、2021年秋(10月~11月)の臨時列車の運転計画を発表しました。定番の観光列車に加え、紅葉の時期を中心に各地で臨時列車が多数運転されます。JR四国では、2021年10月~12月に開催される「四国デスティネーションキャンペーン」にあわせて、観光列車が増発されます。

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JR各社の2021年秋の臨時列車の運転計画・指定席の発売状況まとめ(8月20日時点)

JR各社は、2021年秋の臨時列車について発表しました。8月20日時点での運転計画の発表状況は以下のとおりです。

※一部を除きPDFファイルが開きます。

なお、定番の観光列車(JR東日本の「のってたのしい列車」、JR九州の「D&S列車」など)については、各社のWebサイトにて運転計画が公表されています。

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四国デスティネーションキャンペーンにあわせてJR四国の観光列車を増発!

2021年10月~12月に「四国デスティネーションキャンペーン」(四国DC)が開催されます。四国DCにあわせて、JR四国は、通常、週末のみの運転となっている観光列車を、平日(主に月曜日と金曜日)にも運行するなどの増発を実施します。また、「四国DC満喫きっぷ」をはじめ、四国DCにあわせて、お得なきっぷも多数発売されます。

平日の運転も実施!「四国まんなか千年ものがたり」

JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」

JR四国の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」

特急「四国まんなか千年ものがたり」は、大歩危・小歩危の渓谷美などを楽しめる観光列車です。全車グリーン車での運転で、車内はレストランのような座席配置。事前予約のお食事をいただきながら、素晴らしい車窓を満喫できる観光列車です。

「四国まんなか千年ものがたり」は、通常、土休日のみの運転(観光シーズンは金曜日の運転もあり)ですが、四国DC期間中は月曜日・金曜日の運転も予定されています。

特急「四国まんなか千年ものがたり」については、以下の乗車記もご覧ください。

【四国まんなか千年ものがたり】大歩危・小歩危峡の絶景、スイッチバックの坪尻駅、そして、食事も楽しめる観光列車! 予約方法、おすすめの座席やきっぷも紹介!
「四国まんなか千年ものがたり」は土讃線で観光列車。大歩危・小歩危峡の絶景、スイッチバックの秘境駅、坪尻駅での長時間停車などを楽しめます。【ひさの乗り鉄ブログ】では、「四国まんなか千年ものがたり」の乗車記や車窓の見どころに加えて、おすすめの座席、グリーン券・お食事の予約方法、おすすめのきっぷについても紹介します。

四国DC期間中は金曜日も運転! 「藍よしのがわトロッコ」

  • 「藍よしのがわトロッコ」
    • 運転区間: 徳島~阿波池田
    • DC期間中の運転日
      • 10月1日(金)~3日(日),8日(金)~10日(日),15日(金)~17日(日),22日(金)~24日(日),29日(金)~31日(日)
      • 11月3日(水),5日(金)~7日(日),12日(金)~14日(日),19日(金)~21日(日),23日(火),26日(金)~28日(日)
      • 12月4日(土),5日(日),11日(土),12日(日),18日(土),19日(日),25日(土),26日(日)
    • Webサイト: JR四国 藍よしのがわトロッコ

「藍よしのがわトロッコ」は、吉野川沿いの徳島線を走るトロッコ列車です。ふだんは週末(土休日)のみの運行ですが、四国DC期間中の10月~11月は、金曜日も運行されます。

前述の特急「四国まんなか千年ものがたり」との乗り継ぎも可能です。

12月末のラストランに向けて月・金曜も運転!「伊予灘ものがたり」

瀬戸内海の絶景を眺められる下灘駅

瀬戸内海の絶景を眺められる下灘駅

  • 「伊予灘ものがたり」
    • 運転区間: 松山〜伊予大洲,松山〜八幡浜
    • DC期間中の運転日
      • 10月2日(土)~4日(月),8日(金)~10日(日),15日(金)~18日(月),22日(金)~25日(月),29日(金)~31日(日)
      • 11月1日(月),3日(水),5日(金)~7日(日),12日(金)~15日(月),19日(金)~23日(火),26日(金)~29日(月)
      • 12月10日(金)~13日(月),17日(金)~20日(月),24日(金)~27日(月)
    • Webサイト: JR四国 伊予灘ものがたり

「伊予灘ものがたり」は、予讃線の瀬戸内海沿いの区間を走る観光列車です。下灘駅の絶景は有名ですが、それ以外の区間でも、車窓いっぱいに瀬戸内海の景色が広がります。四国DC期間中は、土休日に加えて、月曜日、金曜日の運行も予定されています。

現在の「伊予灘ものがたり」は、2021年12月27日でラストランとなります。2022年春以降は、車両を一新して運転する予定になっています。現在の「伊予灘ものがたり」に乗っておきたいという方は、このチャンスを逃さないようにしましょう。

四国DCにあわせてお得なフリーきっぷを発売!

JR四国では、四国DC開催に合わせて、お得なフリーきっぷを発売します。

JR四国・土佐くろしお鉄道全線の特急列車(自由席)に3日間乗車できて9,000円という破格なきっぷ「四国DC満喫きっぷ」は、四国全体を鉄道で周遊する旅におすすめです。

404 NOT FOUND | ひさの乗り鉄ブログ
お得なきっぷで乗り鉄を楽しむブログ

香川・徳島エリアのJR四国の特急列車(自由席)に3日間乗り放題で、「四国まんなか千年ものがたり」「藍よしのがわトロッコ」にも1回ずつ乗車できる「香川・徳島フリーきっぷ」も発売されます。旅行するエリアが香川・徳島両県に限定される場合には、非常にお得なフリーきっぷです。

【香川・徳島フリーきっぷ】「四国まんなか千年ものがたり」「藍よしのがわトロッコ」に1回ずつ乗車可能! 特急自由席に3日間乗り放題で6,000円のフリーきっぷ!
JR四国は、期間限定で、香川県・徳島県のフリーエリア内の特急自由席に3日間乗り放題の「香川・徳島フリーきっぷ」を発売します。追加料金不要で「四国まんなか千年ものがたり」「藍よしのがわトロッコ」に1回ずつ乗車できる珍しいきっぷで、これらの観光...

これらのきっぷを活用して、JR四国の観光列車に乗りまくる旅が楽しそうですね。

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観光列車「海里」が秋田延長運転! 新潟~弥彦の「紅葉海里」も!

この秋も秋田延長運転が実施される観光列車「海里」

この秋も秋田延長運転が実施される観光列車「海里」

ふだんは新潟~酒田間を走る観光列車「海里」が、秋田までの延長運転を行います。

  • 快速「海里」(秋田延長運転)
    • 運転日: 10月15日(金),16日(土)
    • 運転時刻
      • 下り: 新潟 09:14発 → 秋田 13:38着
      • 上り: 秋田 17:15発 → 新潟 21:59着
    • 停車駅: 新潟・新発田・中条・坂町・村上・桑川・あつみ温泉・鶴岡・余目・酒田・遊佐・象潟・仁賀保・羽後本荘・秋田

2021年夏季に実施された延長運転に続いて、同一日に新潟~秋田を往復するダイヤになっています。

下り「海里」は、秋田に13時38分に到着しますが、13時57分発の青森行きの快速「リゾートしらかみ5号」に乗り継ぐことができます。

  • 海里 新潟 09:14発 → 秋田 13:38着
  • リゾートしらかみ5号 秋田 13:57発 → 青森 19:38着

新潟から青森まで、12時間以上にも及ぶ旅になりますが、「海里」「リゾートしらかみ」ともに日本海の車窓が美しい観光列車ですし、いずれもゆったりとしたリクライニングシートの列車ですので、楽しい旅になりそうです。

なお、秋田延長運転時の上り「海里」(新潟 21:59着)からは、東京までの上越新幹線の最終列車(とき350号 21:36発)に乗り継ぐことはできませんので、ご注意ください。

弥彦駅

弥彦駅

紅葉の名所、弥彦に向けて、快速「紅葉海里」が運転されます。

  • 快速「紅葉海里」
    • 運転日: 11月10日(水),17日(水)
    • 運転時刻
      • 下り: 新潟 10:11発 → 弥彦 13:06着(白新線~羽越本線~信越本線~弥彦線経由)
      • 上り: 弥彦 16:49発 → 新潟 18:19着(弥彦線~越後線経由)

「紅葉海里」は、往路と復路で運転経路が異なります。

往路は新発田・新津経由でぐるっとまわって弥彦へ向かうため、約3時間を要しています。一方、復路は弥彦線~越後線の最短ルートで新潟へ戻るため、所要時間は1時間半ほどとなっています。

弥彦神社は紅葉の名所。例年、10月下旬~11月中旬にかけて見ごろになります。見ごろの時期にあわせて、ライトアップも実施されます。「紅葉海里」は、弥彦神社の紅葉が見ごろの時期に運転されるのです。詳しくは、弥彦観光協会のWebサイト「弥彦浪漫」で最新情報をご確認ください。

弥彦観光協会公式サイト/やひ恋
弥彦観光協会公式サイト、「やひ恋」。新潟県随一のパワースポット弥彦の観光名所や温泉旅館をはじめとする施設、旬のイベント情報を詳しく紹介します。またお祭り歳時記など旬のイベント情報も満載。
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紅葉を満喫! 只見線で紅葉狩りの臨時列車を運転、乗り継ぎも可能に!

只見線 会津川口駅

只見線 会津川口駅

小出~会津若松を結ぶ只見線は、2011年の豪雨被害により、只見~会津川口間が不通となっています。この秋の紅葉の時期には、小出側と会津若松側の両方で臨時列車が運転されます。代行バスを介して、両方の列車に乗り継ぐこともできます。

  • 快速「只見紅葉満喫号」
    • 運転日: 10月23日(土),24日(日)
    • 運転時刻
      • 新潟 07:11発 → 只見 10:41着
      • 只見 13:18発 → 新潟 16:10着
    • 停車駅: 新潟・新津・加茂・東三条・見附・長岡・小出・越後須原・入広瀬・大白川・只見
    • 使用車両: GV-E400系(2両、全車指定席)

小出側では、新潟~只見を結ぶ「只見紅葉満喫号」が運転されます。新潟~只見間で約4時間という長距離を走る臨時列車です。

  • 快速「風っこ只見線紅葉号」
    • 運転日: 10月23日(土),24日(日),30日(土),31日(日)
    • 運転時刻
      • 会津若松 10:15発 → 会津川口 12:18着
      • 会津川口 13:55発 → 会津若松 16:03着
    • 使用車両: 風っこ(2両、全車指定席)

会津若松側では、トロッコ型車両「風っこ」による「風っこ只見線紅葉号」が運転されます。会津若松~会津川口間は、会津盆地の田園風景、山間部に入ると南会津の里山風景、そして、只見川に沿う川の車窓を楽しむことができますので、トロッコ列車での旅にぴったりです。

そして、10月23日・24日の二日間は、「只見紅葉満喫号」と「風っこ只見線紅葉号」が運転されますので、代行バスを介して、2つの列車を乗り継ぐことができます。乗り継ぐことができるのは、新潟→会津若松の方向のみです。

  • 新潟 07:11発 → 只見 10:41着(只見紅葉満喫号)
  • 只見 11:25発 → 会津川口 12:15着(代行バス)
  • 会津川口 13:55発 → 会津若松 16:03着(風っこ只見線紅葉号)

只見、会津川口で待ち時間が発生しますが、新潟から会津若松まで、只見線経由で、臨時列車乗り継ぎの旅を楽しむことができそうです。

いずれも、全車指定席での運転となりますので、早めに指定席券を確保しておくようにしましょう。

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秋の行楽シーズンに臨時列車を多数運転! 奥多摩への列車は一部特急化も!

奥多摩駅

奥多摩駅

秋の観光シーズンには、各地で臨時列車が多数運転されますが、東京近郊では奥多摩への臨時列車が運転されます。

  • 特急「おうめ93号・94号」
    • 運転日: 10月23日(土)
    • 運転時刻
      • おうめ93号: 新宿 08:45発 → 奥多摩 10:42着
      • おうめ94号: 奥多摩 17:30発 → 新宿 19:12着
    • 使用車両: E257系5両(全車指定席)
  • 快速「お座敷 青梅奥多摩号」
    • 運転日: 10月9日(土),10日(日),30日(土),31日(日)
    • 運転時刻
      • 下り: 川崎 08:57発 → 奥多摩 11:16着
      • 上り: 奥多摩 17:38発 → 川崎 19:55着
    • 使用車両: 「華」485系6両(全車グリーン車指定席)
  • 快速「アドベンチャーライン」
    • 運転日: 10月16日(土)
    • 運転時刻
      • 下り: 三鷹 08:56発 → 奥多摩 10:42着
      • 上り: 奥多摩 17:30発 → 三鷹 18:56着
    • 使用車両: 「リゾートやまどり」485系6両(全車指定席)
  • 快速「武蔵野・青梅奥多摩号」
    • 運転日: 10月2日(土),3日(日)
    • 運転時刻
      • 下り: 吉川美南 08:15発 → 奥多摩 10:42着
      • 上り: 奥多摩 17:38発 → 吉川美南 19:57着
    • 使用車両: E257系5両(全車指定席)

このように、10月の週末には、奥多摩行きの臨時列車が何かしら運転される予定になっています。

奥多摩へは、土休日に運転される「ホリデー快速おくたま号」が3往復運転されています。秋の観光シーズンともなれば、始発の新宿駅でも座れないほどの混雑になります。上記の臨時列車は、「ホリデー快速おくたま号」を補完する意味合いも強いのでしょう。

特急「おうめ」と同系のE257系車両

特急「おうめ」と同系のE257系車両(写真はホリデー快速鎌倉号)

注目は、特急「おうめ93号」「おうめ94号」です。特急「おうめ」は、2019年3月のダイヤ改正で誕生した特急列車で、それまで運転されていた「青梅ライナー」を特急に格上げしたものです。平日の通勤特急として運転される「おうめ」は、その列車名のとおり青梅駅発着ですが、今回、臨時列車として設定された特急「おうめ93号」「おうめ94号」は奥多摩行きです。

ホリデー快速おくたま号は、新宿から奥多摩までを約1時間半で結びますが、特急として運転される「おうめ93号」は約2時間。特急のほうが遅いのです。速さではなく、全車指定席で確実に着席できること、座席がリクライニングシートで快適であることをウリにした列車でしょう。

今シーズンは1日のみの運転ですが、需要があるのであれば、今後もコンスタントに運転されるかもしれません。特急料金がかかるとはいえ、ロングシートのE233系で運転される「ホリデー快速おくたま号」に比べれば、はるかに快適でしょう。


以上、『【2021年秋の臨時列車】JR各社が発表! 各地で紅葉シーズンにあわせた臨時列車を運転、JR四国は観光列車を増発!』でした。定番の観光列車に加え、紅葉の時期に多数の臨時列車が運転されます。これらの列車を利用して、紅葉狩りに出かけてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
乗り鉄歴25年!
ひさ

乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、青春18きっぷ活用のノウハウ、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

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