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身延山山頂の絶景と富士山本宮浅間大社へ ~温泉と身延線の旅 2018秋(2)~

旅行記
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下部温泉の「湯元ホテル」をチェックアウトしたあとは、身延線沿線を観光しながら帰宅します。まずは定番の身延山久遠寺へ。その後、富士宮にも立ち寄りました。

前回の記事は以下のリンクから。

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特急「ワイドビューふじかわ」の1駅利用で身延へ

下部温泉「湯元ホテル」をチェックアウト。良い天気なので駅まで歩いていってもよかったのですが、送迎してもらえるとのこと。送迎してもらえれば、予定よりも1本早い列車に間に合いそうだったので、お言葉に甘えて駅まで送迎していただいたのでした。

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下部温泉駅と紅葉の山々

今日は見事な秋晴れ! 昨日、夕方に下部温泉に到着したときよりも、紅葉が鮮やかに見えました。青空のせいでしょうか。

下部温泉駅9時26分発の特急「ワイドビューふじかわ2号」に乗車します。身延までは特急で一駅、わずか10分の乗車です。

乗車してみてビックリ! なんと満席ではありませんか。三連休の初日とはいえ、昨日のガラガラの特急列車を見ているので、こんなに混雑しているとは思いませんでした。

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下部温泉駅は無人駅 特急券は列車の中で購入します

特急券を買わないで乗る人が多いのか、たった3両の特急列車に車掌が2名。かくいう私たちも、下部温泉は無人駅なので、特急券を持っていません。乗車したところに、ちょうど車掌さんが通りかかったので、320円の特急券を購入。

同じく、下部温泉から乗車した外国からの観光客の女性が、車掌から京都までのきっぷを購入していましたが、車掌氏は英語がNGの模様。ちょうど横にいたので、流暢なカタコトの(?)中学レベル英語でヘルプしたのでした。三連休の初日、静岡からの「ひかり」は座れないだろうなぁ、と余計な心配までしてしまいました。

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秋晴れの身延山久遠寺へ! 紅葉はイマイチ?

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満員盛況の路線バスで身延山へ

身延駅からは山梨交通の路線バスで身延山へ。1年前に来たばかりですが、今回は奥さんも一緒なのと、あまりに空が青かったので、また行くことにしました。

1年前は年末の閑散期だったのでバスはガラガラでしたが、今回はさすがに三連休ということもあってか、立ち客がたくさん出るほどの盛況ぶりです。

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身延山久遠寺の立派な三門 写真を撮る人が絶えません

いつ見ても立派な久遠寺の三門。この三門だけでも見にくる価値はありそうです。

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三門 with ゆるキャン

三門前の観光案内所で、ゆるキャンの立て看板を貸し出していて、聖地巡り?のお兄さんが並べて写真を撮っていたので、ついでに一緒に撮らせてもらいました。そう、身延線、身延駅といえば、ゆるキャンの聖地の一つなのでした。

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唯一の?鮮やかな紅葉はココ! 三門と紅葉が美しい!

紅葉を期待していたのですが、鮮やかな赤い紅葉が見られたのは、三門の裏にあったこの場所だけでした。身延山の上のほうでは紅葉が終わってしまったのか、そもそも紅葉する木が多くないのか、イマイチでした。

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287段の菩提梯を登って境内へ

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昨年も登った菩提梯 休み休み登ります

久遠寺の境内は、この287段もの石段を登った上にあります。「菩提梯」と呼ばれています。一段一段が高いので、287段登るのはかなり大変です。

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久遠寺の境内にあるシックな本堂と鮮やかな祖師堂

広い境内には、本堂や祖師堂、五重塔などみどころがたくさん。

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11月下旬の桜

祖師堂の近くでは、桜?が咲いていました。この日は晩秋らしい寒さでしたが、これまで異常なほどに暖かかったので、春がやってきたと勘違いしてしまったのでしょうね。

さて、三連休でこの晴天。ロープウェイが混雑しないうちに、山頂へ向かうことにします。

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駐車場と境内を結ぶ斜行エレベータ

境内までは、先ほどの絶望的な石段を登ってくるほかに、身延山のバスターミナルから出ている乗り合いタクシーを使って、ロープウェイ駅の下にある駐車場まで行く方法があります。さらに、この斜行ゴンドラに乗ると、階段や坂道をほとんど登らなくても、境内やロープウェイ乗り場にたどり着けます。

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身延山山頂からの絶景!

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身延山山頂の展望台から 富士川・天子山地の向こうに富士山を望む

ロープウェイにはすぐに乗車できましたが、満員電車並みの混雑。まあ、数分で頂上に到着するので我慢です。

山頂駅を出てすぐ左側に展望台があります。この展望台からは、富士川に天子山地、そしてその向こうにそびえる富士山を一望できます。ついてに、ロープウェイも一緒にパチリ。

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富士川の蛇行がよくわかります

昨年訪れたときは持っていなかった超広角レンズで。富士川が蛇行している様子がよくわかりますね。

しかし、超広角レンズ、意外と使いこなすのが難しいです。広い範囲を写せるのはよいのですが、余計なものまで入ってしまうのですよね。標準レンズに比べて、撮影する場所や構図をよく考えないといけないようです。

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南アルプスに甲府盆地、八ヶ岳も少し

北側の展望台からは、南アルプスと甲府盆地、その向こうの八ヶ岳までを見ることができます。南アルプスには、富士山に次ぐ第二位の標高をもつ北岳も見えます。

ちょうどお昼時でしたので、山頂駅にあるレストラン「身延庵」へ。

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身延山山頂「身延庵」でランチ! またワインを飲んでみたり…

前回訪れたときと同じ「身延ゆばカレーデミチーズバーグ丼」(950円)をいただきます。妻は「身延ゆば丼」(800円)。ゆばをしっかり味わいたいなら、ゆば丼のほうがいいですね。身延ゆばカレーデミチーズバーグ丼は、カレーの辛さでゆばの味はあまりわかりませんが、食感はしっかりと感じられました。

山梨ヌーボー解禁ということで、「甲州にごりワイン」(450円)もつけてみました。発酵したワインを濾過しないで瓶詰めしたワインだそうです。とてもフレッシュな味わいで食事によく合いました。

ということで、ロープウェイで山麓駅に戻り、菩提梯を下り、路線バスに乗って身延駅に戻りました。

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ガラガラの普通列車で富士宮へ

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朝の賑わいが嘘のように静かな身延駅

身延駅14時10分発の普通列車に乗車。2両編成のボックスシートの電車です。

今朝乗車した満席のワイドビューふじかわとは対象的に、この時間の普通列車はガラガラです。車内には乗客は数名のみ。午後のローカル線の旅をのんびりと楽しみましょう。

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鈍行列車でのんびり汽車旅 車窓の友は富士川

進行方向右手には富士川が見えます。身延線は、ぐにゃぐにゃと蛇行する富士川に沿って進みます。

対岸に見える高架の道路は、中部横断自動車道でしょうか。来年度中に、新清水JCT~佐久小諸JCTの全線が開通する予定です。身延線とは対象的に高規格な高架で、山をトンネルで貫く直線的な道路です。

これが完成したら、身延線はどうなってしまうのでしょうか。当然、高速バスが運転されるでしょうから、主要駅周辺のローカル輸送はともかく、特急「ワイドビューふじかわ」は大きな影響を受けそうです。減便にならなければよいのですが。

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天子山地を回り込んで富士宮へ 残念ながら富士山は雲の中

そんなことを考えていると、富士川と別れて、富士山が見えるエリアへ。午前中、身延山からはよく見えた富士山ですが、雲が多くなってきて、残念ながらすそ野の部分しか見えませんでした。

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残念ながら富士山は雲の向こう? 富士山本宮浅間大社

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富士山本宮浅間大社の大きな鳥居 富士山はやっぱり雲の中

15時10分、身延からちょうど1時間で富士宮に到着です。駅から徒歩10分ちょっとのところにある「富士山本宮浅間大社」を訪ねます。

赤い大きな鳥居が特徴的ですが、本来なら、鳥居の右側に、どーんと富士山が見えるはずでした。が、やはり雲の中。

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赤が鮮やかな桜門

鳥居をくぐって少し歩くと、こちらも赤が鮮やかな「桜門」があります。11月の三連休ということもあってか、七五三の親子連れを多く見かけました。

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浅間大社の拝殿 参拝しましょう

拝殿に到着しましたので、参拝を済ませてきました。桧皮葺の立派な屋根が印象的です。

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富士山の伏流水が湧き出る湧玉池

帰りは東脇門を出て、湧玉池を眺めながら戻ります。なかなか風情がありますが、紅葉は既に終りに近いようで、あまり鮮やかではありませんでした。

この湧玉池、富士山の伏流水が湧き出ている池です。湧き水だからなのか、水温は一年中変わらず13℃なんだとか。カモがたくさん住んでいて、なかなか賑やかでした。

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夕暮れの浅間大社 富士山の頂上がわずかに見えました

鳥居まで戻ってみると、富士山の頂上がわずかに雲間から覗いていました。拡大してみないとよくわからないですが…。

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定番の富士宮やきそばとみそ田楽

最後は、定番の富士宮やきそばをみそ田楽とともに。鳥居のすぐ横にある「ここずらよ」という販売所でいただきました。閉店直前、ギリギリ滑り込みセーフでした。

粉状の鰹節?魚粉?がもちもちの麺に絡んで美味でした。

このあとは、富士宮から身延線で富士へ、富士から東海道線で熱海へ、熱海から東京上野ラインのグリーン車で帰宅したのでした(おわり)。


昨年12月には日帰りで訪れた身延線ですが、今年は下部温泉に宿泊。晩秋の温泉旅を楽しむことができました。観光したのは定番どころばかりですが、駅からアクセスもよいのでおすすめです。

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青春18きっぷでの身延線の乗車記です。観光スポットも紹介しています。

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「ワイドビューふじかわ」の乗車レポートです。

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身延山・久遠寺の紹介です。

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旅行記汽車旅汽車旅-JR東海
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この記事を書いた人
乗り鉄歴25年!
ひさ

乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、青春18きっぷ活用のノウハウ、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

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