川治温泉の登隆館に宿泊した翌日は、川治温泉の周辺を散策してみます。温泉街としてはそれほど大きくないためか、ゴールデンウィークでも静かで落ち着いた雰囲気でした。
川治ふれあい公園の足湯で休憩
昨晩は登隆館に宿泊しましたが、その登隆館のすぐ横には、「川治ふれあい公園」という公園があります。観光案内所やトイレ、足湯まで整備されていて、ちょっと散歩するにはちょうどよいところです。
登隆館の様子は、以下の記事をご覧ください。
川治ふれあい公園の奥には足湯が2つありました。
広場に近い方にあるのが「むすびの湯」。開放感のある円形の小さな足湯です。川治ふれあい公園の足湯は、登隆館に引いている源泉と同じお湯なのだそうです。


こちらは「かわじいの湯」。結構大きく、横には更衣室も用意されていました。
ここで足湯に入ってみましたが、かなり熱く感じました。しばらく足を浸けていると、体全体が温まってくるほどです。
川湯温泉は、鬼怒川の支流の男鹿川(おじかがわ)に沿って温泉宿が立ち並んでいます。川治ふれあい公園から男鹿川の方向を眺めてみると、川の向こうに「元湯」「不動の湯」と書かれた小屋のような建物が見えます。
男鹿川の対岸に源泉があって、温泉宿のほうに引いているのでしょう。ところどころに、写真の左上に写っているようなパイプが渡されていました。
男鹿川のほとりを散策
男鹿川に沿って、遊歩道が整備されています。バスが通る国道121号線に沿って温泉宿が立ち並んでいますが、その裏側と男鹿川の間に遊歩道があります。
上の写真は前日の夕方に撮影したものですが、暖色系の灯りがレトロな雰囲気を醸し出していました。右側に写っている登隆館の建物がボロいのが気になりますが…。
男鹿川の下流方向を見てみると、対岸に渡る橋があります。その橋のすぐ近くには露天風呂があります。かなり開放的なお風呂で、外からも見えてしまいますが…
遊歩道からの階段が数箇所にあり、男鹿川の河原に下りられるようになっています。ちょうど、川治ふれあい公園のあたりには、歩きやすい岩場が整備されていて、水遊びもできるようになっていました。
男鹿川の真ん中から。釣りをしている方を、ちらほらと見かけました。川の水がとてもきれいなので、川魚が釣れるのでしょうね。
お土産でも買おうと思い、川治ふれあい公園の前にある「大黒屋」さんへ。手作りの温泉まんじゅうを売っています。つぶし餡の素朴なおまんじゅうで、帰宅後においしくいただきました。賞味期限が3日程度と短いので、お土産に購入される方はご注意を。
路線バスで鬼怒川温泉駅へ
さて、しばらく男鹿川の遊歩道を散策していると、バスの時間が近づいてきました。
登隆館前のバス停から、10時16分のバスに乗車します。少し遅れてやってきたバスは、すでに半分以上席が埋まっています。湯西川温泉に宿泊した人たちでしょう。
川治温泉駅、龍王峡駅、鬼怒川公園駅などを通り、20分弱で終点の鬼怒川温泉駅に到着しました。(つづく)
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