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身延山久遠寺へ! ロープウェイに乗って山頂からの絶景も堪能できました! ~冬の身延線 青春18きっぷ日帰り旅(3)~

旅行記
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身延線を身延駅で下車して、身延山久遠寺を訪れることに。身延山ロープウェイで山頂まで行き、富士山や南アルプスの絶景を堪能することができました。

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路線バスで身延山へ

身延駅からは、山梨交通の路線バスに乗って身延山へ向かいます。

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山梨交通の路線バス 国際興業バスに似ている!?

11時15分発の身延山行きの路線バスに乗車。このバスのデザイン、都内や埼玉県でよく見かける国際興業バスにそっくりですね。

身延線のこのあたりはICカードが使えないのに、路線バスではPASMOが利用可能でした。身延駅の窓口で両替をしてもらっていたのですが、不要でした…。

バスの乗客は私を含めて6名。3名は地元の方のようで、途中で下車していきました。

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駅を出るとすぐに富士川を渡ります

バスは富士川を渡って、市街地を進みます。しばらく行くと、身延山久遠寺の総門を抜けて、門前町へ。門前町の中ほどにあるバスターミナルが終点です。

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心臓破りの菩提梯!

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人が少なく静かな門前町

人気がなく閑散とした門前町の緩い坂を登っていきます。お正月になると初詣客で賑わうのでしょうけれど、年末のしかも平日ですので、とても空いていました。

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久遠寺の見どころの一つ「三門」 日本三大門の一つに数えられる立派な三門です

5分ほど歩くと、立派な門が見えてきます。久遠寺の三門です。日本三大門の一つに数えられるそうです。久遠寺の建築物の中でも、一番の見どころではないかと思います。

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三門の先にある石畳 静かでいい雰囲気です

三門を抜けると石畳の道が続きます。石段のわきに並ぶ木々の間から差す日の光が暖かで、なかなかいい雰囲気です。が…

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石畳の先には壁のようにそびえる石段「菩提梯」が待ち受けます…

目の前に、まるで壁のような急角度の石段が現れました! 「菩提梯」という石段ですが、287段もあります。しかも、1段1段がかなり高く、それでいて幅が狭いので、ものすごく急なのです。

身延山久遠寺のWebサイトのアクセスのページに、

身延山バス停留所(門前町)からロープウェイまで徒歩約15分。
(出典)アクセス | 身延山ロープウェイ

とあったので、徒歩でも余裕だと思っていたのですが、こんな石段があることは聞いてない!

と思いつつも、せっかくここまで来たのだから、と石段に挑戦することにしました。

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心臓破りの「菩提梯」!

この「菩提梯」、石段が7つの区画に分かれているのですが、最初の2区画くらいを登ったところでだいぶ疲れてきて、4区画くらいを登ると、かなり足にきて、登り始めたことを後悔したのでした。それでも何とか、手すりにつかまりながら登りきりましたが…。

年配のご夫婦も挑戦されていたのですが、大丈夫かな、と思って、ときおり振り返って見てみると、ゆっくりながらもしっかりとした足取りで登っておられました。御朱印目当てで境内まで登っているようでしたので、こういう石段にも慣れているのかも? たまにしか歩かない運動不足のサラリーマン(=私)よりも、よほど健康的ですね…。

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久遠寺の本堂で参拝

何とか菩提梯を登りきると、そこが久遠寺の境内です。大きな落ち着いた色合いの本堂に、それとは対照的な色鮮やかな祖師堂、それに赤が印象的な五重塔など、見どころがたくさんあります。

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徒歩15分のはずだったのに、既にバスを降りてから30分近く経っています。身延駅からの列車の時間もあるので、あまりゆっくりとしてはいられません。本堂で参拝を済ませると、境内の裏手のほうにあるロープウェイ乗り場へ急ぎます。

身延山久遠寺の見どころについては、下記の記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。

www.kzlifelog.com

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身延山ロープウェイで山頂へ!

菩提梯を登りきるのに時間がかかってしまったこともあって、予定していたよりも1本あとのロープウェイに乗ることになってしまいました。

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身延山ロープウェイの小さめのゴンドラ

比較的小さめのゴンドラに乗車したのはわずか5名。それでも同乗するガイドさんは、丁寧にロープウェイや身延山久遠寺についての説明をしてくださいます。

わずか7分の空中散歩ですが、おすすめはロープウェイの後ろ側から山麓の久遠寺境内や門前町、さらにその向こうに広がる富士川の流れを眺めることでしょうか。途中からは、富士山も見えるようになってきます。

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身延山山頂から富士山を望む

ロープウェイを降りると、すぐに展望台があります。標高1,153メートルと、それほど高い山ではないのですが、360度景色が見渡せるので、絶景を眺めたい方には本当におすすめです。どの方角を眺めても、ここまで眺望がきく山はあまりないでしょう。

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富士山と富士川の絶景! 伊豆半島までうっすらと見えます!

東側と南側の展望台からは、富士山と富士川、その向こうに駿河湾と伊豆半島までを望むことができます。個人的には、山の谷間を縫って流れる富士川の風景がお気に入り。日本三大急流の一つに数えられる富士川ですが、その流れがこの地形を作ったんだろうなぁと思うと、感慨深い(?)ですね。

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北側からは南アルプスと甲府盆地を眺められます!

北側の展望台からは、南アルプスと甲府盆地、よく見ると八ヶ岳までも見ることができます。南アルプスは3000メートル級の山が多いので、山頂は雪で真っ白ですね。それに対して、手前の低山には雪は全くありません。

この身延山山頂からの眺めは最高ですので、身延山を訪れた際には、ぜひ山頂まで足を延ばしてほしいと思います。歩いて登ると2時間半かかるそうですが、ロープウェイなら7分ですので。

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展望食堂「身延庵」でランチ

もう少し時間があれば、山麓の門前町でおいしいお蕎麦でも食べようかと思っていたのですが、そんな時間はなさそうなので、山頂にある食堂「身延庵」でランチにすることにしました。

いただいたのは、おすすめメニューの「身延ゆばカレーデミチーズバーグ丼」(950円)です。

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身延庵のおすすめメニュー「身延ゆばカレーデミチーズバーグ丼」

なんの変哲もないハンバーグカレーに見えますが、カレーの中にゆばが入っています。ゆばの味はカレーに負けてほとんどわかりませんが、特徴的な食感はしっかりとわかりました。

カレー自体は普通ですが、ゆばの食感は新鮮でしたので、これはこれでアリでしょう。ゆばは身延の名物ですし。

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菩提梯を恐る恐る下る…

売店でお土産を購入して、13時ちょうどのロープウェイに乗車して山麓に戻ります。

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恐る恐る菩提梯の急な石段を下ります…

ロープウェイを降りてから、駅まで戻るバスの時間まで20分ほどしかありません。仕方がないので、最短距離になりそうな「菩提梯」の石段を、今度は下っていきます。

下りのほうが体力的には楽ですが、ものすごく怖いです。石段の幅が狭くて足を踏み外しやすいですし、枯れ葉が落ちていて滑りやすくなっています。登ってきた時よりも慎重に手すりにつかまりながら降りていきました。

ということで、思ったよりも慌ただしい参拝+観光になってしまいましたが、人が少なかったせいで、身延山久遠寺の歴史を十分に感じることができました。それに、山頂からの絶景を堪能できたのはよかったですね。少し寒いですが、真冬のこの時期であれば晴天率は高いでしょうし、霧や雲が出ることも少ないので、山頂からの絶景を眺めたければ、冬がおすすめです。(つづく)

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この記事を書いた人
乗り鉄歴25年!
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乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、青春18きっぷ活用のノウハウ、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

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