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JR札沼線 北海道医療大学~新十津川間、2020年5月7日廃止へ!

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沿線4町が廃止容認に合意していたJR札沼線の北海道医療大学~新十津川間ですが、2020年5月6日が最終運行、翌5月7日に廃止となることが決まりました。JR北海道が、2018年12月21日付けで廃止届を国土交通省に提出しました。いよいよ廃止へ向けてのカウントダウンが始まりました。

※2019.01.01更新(JR北海道が廃止届を提出)

札沼線 北海道医療大学~新十津川間 2020年5月に廃止へ!

札沼線沿線の当別、月形、浦臼、新十津川の4町は、北海道医療大学~新十津川間の廃止の受け入れを合意していました。

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このときの報道では、2018年内にもJR北海道から廃止届が出される見込みとのことでした。今回、廃止日は2020年5月7日(最終運行日は5月6日)に決まり、JR北海道と沿線4町が廃止合意文書に調印後、廃止届を提出する方針だということが報道されました。

www.hokkaido-np.co.jp

沿線の4町が廃止容認を合意した時点で、廃止・バス転換は決定的ではありましたが、廃止日が決まり、廃止届が提出されると、いよいよカウントダウンが始まったな、という感じがしますね。

(2019.01.01追記)

JR北海道は、2018年12月21日付けで、2020年5月7日(木)に札沼線の一部(北海道医療大学~新十津川間)を廃止することを、国土交通省に届け出ました。

これで、廃止日は確定したことになります。

鉄道ファンの乗り納め・廃止イベントを考慮しGW後の廃止に

現在のローカル線の主要顧客は、高校生とお年寄りです。そのため、路線を廃止するときには、廃止日を年度末である3月末に設定することが多いように思います。実際、来年の廃止が決まっている石勝線夕張支線(新夕張~夕張)は、2019年3月31日が最終運行(4月1日付けで廃止)となっています。

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また、北海道特有の事情として、厳冬期の廃止をなるべく避けたいということもあります。廃止間際に大雪などで運休すると混乱を招きますし、代替バスの運行開始は天候リスクの少ない時期にしたいということもあるのでしょう。留萌本線の留萌~増毛間の廃止は、本格的な冬が訪れる前の2016年12月4日(最終運行日)でした。

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それに対して、札沼線 北海道医療大学~新十津川間の廃止は、2020年のゴールデンウィーク後の5月7日。この理由として、

ただ、廃止直前に全国の鉄道ファンらが詰めかけることが想定され、雪による運休の心配がなく、廃止関連イベントにも人が訪れやすい5月の大型連休に合わせた日程が浮上。連休最終日の5月6日に最終列車を運行させ、翌7日に廃止とする方向となった。

(出典)札沼線・北海道医療大学―新十津川 20年5月7日に廃止:どうしん電子版(北海道新聞)

と報道されています。

廃止直前の鉄道ファンの乗り納めや、沿線での廃止イベントへの集客を考慮して、というのは、これまであまり聞いたことがありません。

札沼線は、札幌から近いこともあり、多くの人が詰めかけることが想定されるためでしょう。また、沿線自治体としても、廃止イベントに、多くの観光客が訪れてくれることを期待しているのかもしれません。

一方で、通学に利用する高校生への配慮も忘れてほしくないですね。代替となる路線バスを新学期の4月から運行するなど、混乱が生じないようにしてほしいところです。

毎年1線区が廃止に?

2019年3月には石勝線夕張支線(新夕張~夕張)が、2020年5月には札沼線(北海道医療大学~新十津川)が廃止されることになりました。

これら以外にも、JR北海道が「単独で維持困難」とした線区のうち、別の交通機関への転換を求めている路線として、日高本線(鵡川~様似)、留萌本線(深川~留萌)、根室本線(富良野~新得)の3線区があります。

路線 線区 交渉状況
石勝線
夕張支線
新夕張~夕張 2019年3月末で廃止決定
札沼線 北海道医療大学
~新十津川
2020年5月7日に廃止予定
日高本線 鵡川~様似 日高門別~様似の廃止容認を合意へ
鵡川~日高門別は鉄道存続を要望
留萌本線 深川~留萌 具体的な交渉の進展はなし
根室本線 富良野~新得 具体的な交渉の進展はなし


残りの3線区のうち、最も交渉が進んでいるのが、日高本線の鵡川~様似間です。

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JR北海道が廃止を求めている鵡川~様似のうち、2015年の高波被害の影響が大きい日高門別~様似間の廃止を容認する方向との報道がありました。

日高本線に加えて、残りの2線区も含めると、これから数年は、毎年1線区ずつ廃止されていく可能性もありそうです。

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JR北海道に対しては、2019~2020年度の2年間で400億円規模の支援を決めています。

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ところが、「単独で維持困難な線区」のうち、存続を目指す8線区に対する、国と自治体の負担割合の調整がつかず、一部報道では2019年度の支援を見送るという話も出てきています。

一方、国土交通大臣はその報道を否定しています。なんだかゴタゴタが続いているように見えますが、JR北海道がしっかりとした再建計画を立てて実行できるよう、国や北海道、沿線自治体も必要な支援を着実に実施してほしいところです。


以上、「JR札沼線 北海道医療大学~新十津川間、2020年5月6日に廃止へ」でお届けしました。廃止日が決まると、乗り納めの鉄道ファンで混雑が激しくなることが予想されます。もう一度乗りたいと考えている方は、早めの乗車をおすすめします。

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