ひさの乗り鉄ブログ

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JR北海道の多目的特急車両「はまなす編成」が2020年10月にデビュー! 10~11月には定期特急列車としてのお披露目運転も!


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JR北海道の多目的特急車両「はまなす編成」(261系5000代)が、2020年10月にデビューします。デビューは日帰りツアーでの運転ですが、10月~11月に、各地の定期特急列車にも充当され、お披露目運転ということになりそうです。

JR北海道の多目的特急車両「はまなす編成」が2020年10月にデビュー!

JR北海道は、多目的特急車両「はまなす編成」(5両編成)が、2020年10月17日にデビューすると発表しました。デビューは専用ツアーでの運転となりますが、その後、10月~11月にかけて、北海道各地の定期特急列車としての運転も計画されています。

多目的特急車両「はまなす編成」の製造については、2019年10月に発表されていました。

www.kzlifelog.com

今回デビューする「はまなす編成」に加えて、2021年春にデビューする予定の「ラベンダー編成」の合計2編成が製造されます。

まずは、予定どおり、「はまなす編成」が先にデビューということになりそうです。

観光列車・増発列車・定期列車などに利用できる「多目的特急車両」

JR北海道の多目的特急車両「はまなす編成」(261系5000代)
JR北海道の多目的特急車両「はまなす編成」(261系5000代)

(出典)北海道鉄道140年の節目に「はまなす」編成がデビューします!(JR北海道ニュースリリース 2020年8月19日 PDF)

「はまなす編成」は261系5両編成です。261系はJR北海道の主力特急車両として活躍していますので、形式自体は新しいものではありません。実績のある形式を採用したのでしょう。

一方で、「多目的特急車両」という用途は、今回が初めてです。具体的には、以下のような用途で利用すると発表されています。

  • 特急「宗谷」などの定期列車
  • 年末年始の繁忙期や修学旅行の臨時列車
  • 「フラノラベンダーエクスプレス」(札幌~富良野、夏季に運転される臨時列車)などの観光地へのアクセス列車
  • 観光向けの団体貸切列車

(出典)観光列車に活用できる特急車両を製作します!(JR北海道ニュースリリース 2019年10月17日 PDF)

「はまなす編成」、はまなすラウンジ・多目的室・販売カウンターがある1号車

今回デビューする「はまなす編成」の1号車は、他の車両とは異なり、ラウンジや多目的室(個室)、販売カウンターなどがあります。

「はまなす編成」1号車のフリースペース「はまなすラウンジ」
「はまなす編成」1号車のフリースペース「はまなすラウンジ」

「はまなすラウンジ」と名付けられたスペースは、イベント等で利用するほか、お弁当等の食事付きのツアーでは、このスペースで食事をいただくことができます。

「はまなす編成」1号車の「多目的室兼個室」
「はまなす編成」1号車の「多目的室兼個室」

多目的室と、2名用の個室として利用できるスペースです。2名用の個室として利用する場合には、掘りごたつ式になるようです。ただ、1号車に1室しかないようです。

「はまなす編成」1号車の「販売カウンター」
「はまなす編成」1号車の「販売カウンター」

地域の特産品などを販売するカウンターです。いまや、特急列車でも車内販売はほとんどありませんので、車内で食べ物や飲み物を購入できるのはうれしいですね。

販売カウンターで購入して、「はまなすラウンジ」で飲食することができそうです。

「はまなす編成」2~5号車の普通車
「はまなす編成」2~5号車の普通車

(上記の画像の出典)北海道鉄道140年の節目に「はまなす」編成がデビューします!(JR北海道ニュースリリース 2020年8月19日 PDF)

2~5号車はいわゆる「普通車」です。各席にコンセントが設置されているほか、公衆無線LANサービスもあります。

また、前席の背面にあるテーブルのほかに、インアームテーブルも設置され、座席を向かい合わせにしたときには、インアームテーブルを広げると、大きなテーブルになるようです。

1号車をフル活用すれば、観光列車としての運転も可能ですし、フリースペースとして開放すれば、通常の特急列車としての運転もできます。

観光列車専用の車両を製造するのが経営的に困難なJR北海道ですが、実績のある形式をベースに、1号車のみを特別なスペースとすることで、観光列車・通常の特急列車のどちらとしても利用できるようにしたのでしょう。

「はまなす編成」デビューは2020年10月17日、18日の日帰りツアー

待望の「はまなす編成」ですが、デビュー日は2020年10月17日に決まりました。

  • ツアー名: 北海道鉄道140年記念号で行く「炭鉄港」を巡る旅
  • ツアー実施日・コース
    • 10月17日(土): 小樽発 → 岩見沢(下車観光) → 追分 → 室蘭(下車観光) → 札幌着
    • 10月18日(日): 札幌発 → 室蘭(下車観光) → 追分 → 岩見沢(下車観光) → 小樽着
  • 主な見どころ
    • 小樽駅本屋(準鉄道記念物)
    • 岩見沢レールセンター(準鉄道記念物)
    • 岩見沢駅舎(古レールを使用した駅舎の見学)
    • 旧室蘭駅舎(準鉄道記念物)

なお、このツアーでは、「ダイニングカープラン」が用意されます。1号車のはまなすラウンジをダイニングカーとして利用して、ランチに特製のお弁当をいただけるというプランです。この「はまなす編成」を活用した、このようなツアーがどんどん出てくるといいですね。

ツアーの詳しい内容については、JR北海道のツアーWebサイトをご覧ください。

www.jrhokkaido.co.jp

「はまなす編成」、10月下旬~11月に北海道各地の定期特急列車としてお披露目!

「はまなす編成」の通常の特急列車としてのデビューは、以下のようになります。

運転日 列車名 運転時刻
10月24日(土)
10月25日(日)
オホーツク1号
大雪4号
札幌 06:56発 → 網走 12:17着
網走 12:35発 → 旭川 16:19着
10月31日(土)
11月1日(日)
おおぞら3号
おおぞら8号
札幌 08:51発 → 釧路 13:20着
釧路 13:42発 → 札幌 18:03着
11月7日(土)
11月8日(日)
北斗6号
北斗19号
札幌 08:32発 → 函館 12:23着
函館 17:51発 → 札幌 21:36着
11月14日(土)
11月15日(日)
宗谷
サロベツ4号
札幌 07:30発 → 稚内 12:40着
稚内 13:01発 → 旭川 16:48着


10月下旬から11月中旬の週末に、JR北海道の定期特急列車として「はまなす編成」が走ります。通常の特急列車としての運転ですので、乗車券(きっぷ)と特急券を購入すれば乗車できます。指定席だけでなく、自由席も設置されるそうです。

お手軽に「はまなす編成」の初乗りを試したい方は、こちらの特急列車に乗車するのがよさそうですね。


以上、『JR北海道の多目的特急車両「はまなす編成」が2020年10月にデビュー! 10~11月には定期特急列車としてのお披露目運転も!』でした。JR北海道待望の観光列車・イベント列車としても使える新型車両。気軽に乗れる臨時列車や観光列車が増えてくれるといいですね。