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もう乗れないかも!? 2018年春の青春18きっぷでぜひ乗っておきたい列車3選!

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2018年春季の青春18きっぷシーズンが3月1日(木)から始まります。この青春18きっぷ期間中を逃すと、もう乗れない路線や乗れない車両がいくつかあります。この記事では、今回の青春18きっぷシーズンに、ぜひ乗っておきたい路線と車両を3つご紹介します。

2018.02.26追記(189系M51,M52編成の引退について追記)

3月末で廃止! 三江線(JR西日本: 三次~江津)

この3月末で、JR西日本の三江線(広島県 三次駅~島根県 江津駅)が廃止されます。全線で108kmにも及ぶ路線の廃止は、本州では初とのことです。

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例年にない豪雪で、今年1月上旬から一部区間で運休となっていました。このまま廃止になってしまうのでは、という懸念もありましたが、2月24日に全線で運転を再開しています。

すでに乗り納めの鉄道ファンで混雑する様子が伝えられている三江線ですが、青春18きっぷシーズンに入れば、その混雑はさらに激しくなることは必至です。それに、全線を乗り通せる列車は、1日にたった3往復。乗車を計画されている方は、三次や江津を午前5時台に出る列車に乗るなど、少しでも乗客が少ないと思われる列車を狙ったほうがよいでしょう。もっとも、現地宿泊しないと乗車するのは困難なのですが。

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その三江線ですが、3月17日のダイヤ改正から、廃止前日の3月31日まで、途中の口羽~浜原間に上下とも1本の列車が増発されます。この増発列車は、前後の三次~口羽と、浜原~江津の区間列車の間をつなぐ形で増発されますので、結果的に、全線を乗り通せる列車が1往復増えることになります。

それでも大混雑するとは思いますが、早めに始発駅で並ぶなどして乗車するようにしましょう。

残存3編成のうち2編成が引退! 国鉄型特急車両189系電車

JR東日本が保有する国鉄型特急車両189系のうち2編成が、4月にも引退するとのことです。残りの1編成も時期未定ながら、近く引退する予定とのことで、まもなく189系は姿を消すことになりそうです。

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189系は、183系をベースに、横川~軽井沢間の碓氷峠を超える際に連結される電気機関車と連結・協調運転できるように開発された車両で、信越本線の特急「あさま」や、中央本線の特急「あずさ」として活躍しました。

ここ数年は、中央本線の臨時列車「ホリデー快速富士山」や「快速富士山」、臨時の特急「あずさ」、夜行快速「ムーンライト信州」などに使われています。

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信越本線長野~直江津を走っていた189系妙高号(2007年1月撮影)

主に中央本線の臨時列車として活躍している189系2編成(M51編成、M52編成)が、3月17日のダイヤ改正を機に、臨時列車の運用から外れるようです。この2編成のうちの一つは、「国鉄色」と言われるクリーム色と赤色の塗装の車両で、「国鉄の特急といえばこれ!」と誰もが思い浮かべる車両です。似たような顔をした交直流型の国鉄型車両485系は、一部の観光列車に改造された編成を除いて昨年中に引退していますので、今回の189系の引退で、国鉄色の特急型車両は姿を消すことになりそうです。

引退までに運転される列車は、以下のとおりです。

  • 快速「ホリデー快速 富士山 1号・2号」:新宿~河口湖 1往復
    • 189系での運転日: 3月3日(土),4日(日),10日(土),11日(日) ※自由席車あり
    • 3月17日以降はE257系5両編成で運転
  • 快速「富士山」:新宿~河口湖 1往復
    • 189系での運転日: 3月2日(金),9日(金),16日(金) ※全車指定席
    • 3月23日以降はE257系5両編成で運転

いずれも、ダイヤ改正後はE257系に置き換わることになります。臨時列車とは言え、「ホリデー快速 富士山」は土休日に、快速「富士山」は金曜日にコンスタントに運転されています。これらの列車から189系が引退してしまうことで、中央本線で189系を見かける機会は激減してしまうでしょう。

「ホリデー快速 富士山」のほうには自由席車両もありますので、青春18きっぷで乗り納めをしてみてはいかがでしょうか。

(追記)2月26日に、JR東日本八王子支社から、2018年4月をもって、M51編成とM52編成が引退することが正式に発表されました。4月22日と4月27日にラストランのツアーを催行することが発表されました。

「さよなら 189 系M51 編成・M52 編成ラストラン」びゅう旅行商品の発売について(JR東日本八王子支社 プレスリリース 2018年2月26日 PDFファイル)

この3月で引退! JR東日本高崎支社の湘南色115系電車

JR東日本の高崎支社が保有する115系電車が、この3月で引退します。高崎支社が正式に発表しています。

【プレス発表】高崎支社管内を走る115系電車が本年3月に定期運行を終了します! (JR東日本 高崎支社 2018年1月15日 PDFファイル)

115系電車は、113系電車をベースに、寒冷地区や急勾配路線での運用を目的に改良された近郊型車両です。

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桐生駅に停車中の115系電車 まもなく高崎エリアでは見られなくなります

高崎支社が保有する115系電車は、その中でも「湘南色」と呼ばれる緑とオレンジの塗装の車両で、首都圏近郊の方には馴染みの深い車両ですね。この塗装の車両が見られなくなってしまうのは寂しい限りです。

これまで、両毛線や上越線、信越線などで運用されていましたが、老朽化が進み、高崎支社からは引退することになったようです。

「3月に定期運行を終了」とだけアナウンスされていて、正確な日にちまではわからないのですが、上記リリースで「ありがとう 115系」のシールを掲出する期間が3月中旬までとされていますので、おそらく3月17日のダイヤ改正前後で定期運用から外れる可能性が高いと思います。

また、3月21日に、旅行商品専用列車として、「ありがとう115系」のヘッドマークを掲出して、信越線(高崎~横川)、上越線(高崎~水上)をそれぞれ1往復運転されることが発表されています。この列車がラストランとは書かれてはいないものの、ヘッドマークをつけて運行するということから、事実上のラストランになるのかもしれませんね。

なお、115系電車自体は、JR東日本の新潟地区での運行は続けられるようですが、こちらも、以下のリリースのように、「115系の思い出・エピソードを募集」という企画がアナウンスされています。

115系の思い出・エピソードを募集します!(JR東日本新潟支社 プレスリリース 2018年2月22日 PDFファイル)

思い出のある車両デザインを一つ選び、最も応募の多かったものを今後の車両デザインに反映させるという企画も実施されるそうです。このデザイン変更が最後の検査入場となるのであれば、引退も間近ということになりそうです。

ということで、この春の青春18きっぷシーズン中、3月17日のダイヤ改正までに、高崎エリアの115系に乗車しておくのもよいと思います。


以上、2018年春の青春18きっぷで乗っておきたい列車3選をお届けしました。115系や189系は国鉄を代表する車両ですので、これらが引退することで、また時代が一つ進むのかな、という感傷に浸ってしまいますね。首都圏で活躍していたころの思い出に浸りながら、青春18きっぷを利用して、これらの列車の乗り納めをしてみてはいかがでしょうか。