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観光列車で秋を楽しもう! 紅葉シーズンに乗りたいおすすめ列車・路線(2018年版)

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2018年も紅葉シーズンがやってきました。紅葉の名所へでかけるのも良いですが、どこへ行っても渋滞で大変です。そんなときには列車に乗って紅葉狩りにでかけてみましょう。この記事では、紅葉シーズンに乗りたい観光列車や路線を紹介します。

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紅葉の名所「鳴子峡」を走る「リゾートみのり」(陸羽東線)

まずご紹介するのは、宮城県の小牛田駅と山形県の新庄駅を結ぶ陸羽東線です。陸羽東線の沿線でも最大の温泉地、鳴子温泉の周辺は紅葉の名所です。中でも、鳴子温泉駅の近くにある「鳴子峡」が有名です。

紅葉の見頃は10月下旬~11月上旬です。温泉と紅葉の両方を楽しめますね。

さて、陸羽東線の紅葉を楽しむなら、観光列車「リゾートみのり」がおすすめです。

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仙台と新庄を結ぶ観光列車「リゾートみのり」

仙台と新庄を、小牛田・陸羽東線経由で結んでいます。午前中に仙台→新庄、午後に新庄→仙台が運転されます。

仙台から鳴子温泉へは、普通列車で行くと小牛田で乗り換えになるのですが、「リゾートみのり」なら直通しますから楽ですね。それに、窓がとても大きいので、紅葉を眺めるのにもピッタリです。

2018年秋の運転日・運転時刻は以下のとおりです。

  • 快速「リゾートみのり」
    • 運転日
      • 10月6日(土)~8日(月)・18日(木)~21日(日)・25日(木)~30日(火)
      • 11月2日(金)~4日(日)・9日(金)~11日(日)・17日(土)・18日(日)・23日(金)~25日(日)
    • 運転時刻
      • 下り: 仙台 09:13発 → 新庄 12:26着
      • 上り: 新庄 15:01発 → 仙台 17:39着

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トロッコ型の車両「風っこ」 窓がない開放的な車両です

なお、10月25日(木)~30日(火)、11月2日(金)~4日(日)、9日(金)~11日(日)は、トロッコ型車両の「風っこ湯けむり紅葉号」が連結されます。天気が良い日であれば、窓のない開放的なトロッコ車両から紅葉を眺めるのも良さそうですね。

いずれも、全車指定席の列車として運転されますので、乗車券の他に座席指定券が必要になります。早めに確保しておきましょう。

「リゾートみのり」に乗車するなら、「小さな旅 ホリデー・パス」がおすすめです。南東北の広い範囲がフリーエリアとなるフリーきっぷです。土休日に利用できます。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

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新潟・会津の両側で運転!「只見紅葉満喫号」「風っこ只見線紅葉号」(只見線)

首都圏に比較的近い只見線も、紅葉が美しい路線です。紅葉した山々に只見川、そこに掛かる鉄橋を列車が通過していく様子は、撮り鉄の方にも人気です。紅葉の見頃は10月下旬~11月中旬です。

只見線は、ふだんは普通列車しか走っていませんが、この紅葉シーズンには、臨時列車が運転されます。

国鉄型気動車で運転される「只見紅葉満喫号」

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只見線を走るキハ47形気動車 国鉄時代の古い車両です

  • 快速「只見紅葉満喫号」
    • 運転日: 10月27日(土)・28日(日)
    • 運転時刻
      • 新潟 07:11発 → 只見 10:41着
      • 只見 13:18発 → 新潟 16:09着
    • 使用車両: キハ47形2両(全車指定席)

新潟から信越本線~上越線~只見線経由で運転される臨時列車です。只見線を走るキハ47という国鉄型の気動車で運転されます。

只見線の只見~会津川口間は長期運休中ですが、代行バスが運転されています。新潟→只見の「只見紅葉満喫号」からは、会津若松まで、以下のような乗り継ぎが可能です。

  • 新潟 07:11発 → 只見 10:41着(快速「只見紅葉満喫号」)
  • 只見 11:25発 → 会津川口 12:15着(代行バス)
  • 会津川口 12:32発 → 会津若松 14:25着(只見線 普通列車)

さらに、あとで紹介する快速「紅葉ハロウィントレイン」(会津若松→新津,10/27-28運転)にも乗り継げます。

  • 会津若松 15:25発 → 新津 18:40着(快速「紅葉ハロウィントレイン」)

トロッコ型車両で運転される「風っこ只見紅葉号」

  • 快速「風っこ只見線紅葉号」
    • 運転日: 10月20日(土)・21日(日)
    • 運転時刻
      • 会津若松 10:15発 → 会津川口 12:26着
      • 会津川口 13:58発 → 会津若松 16:12着
    • 使用車両: トロッコ型車両「風っこ」(キハ48形2両,全車指定席)

只見線の北側、会津方面では、トロッコ型の車両を利用した「風っこ只見紅葉号」が運転されます。

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会津川口駅は只見川のすぐそばにあります

只見線のこの区間は、会津盆地の田園風景、南会津の里山の風景、それに、只見川が造る川の風景と、変化に飛んだ車窓を眺めることができます。

里山や只見川の両岸に広がる紅葉を眺めることができるでしょう。

なお、只見線の代行バス区間も含めた乗車レポートは、以下の記事をご覧ください(紅葉シーズンではなく、夏場の乗車ですが)。

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SLじゃなくてDLですが「紅葉ハロウィントレイン」「紅葉ばんえつ物語」(磐越西線)

「SLばんえつ物語号」が走る磐越西線の会津若松~新津間は、阿賀野川沿いの山々の紅葉が美しい路線です。今年は蒸気機関車の不具合で、残念ながらSLではなくDL(ディーゼル機関車牽引)になりますが、客車列車で紅葉を楽しめることには違いはありません。

  • 快速「紅葉ハロウィントレイン」(10月27日(土)・28日(日))
  • 快速「紅葉ばんえつ物語」(11月3日(土)・4日(日))
    • 運転時刻
      • 新津 11:05発 → 会津若松 13:35着
      • 会津若松 15:25発 → 新津 18:40着
    • 使用車両: DL(DE10)+ばんえつ物語客車7両(全車指定席)

紅葉の見頃は、これらの列車が運転される10月下旬~11月上旬です。

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磐越西線の車内から眺めた阿賀野川(2017年8月に撮影)

阿賀野川沿いに走る区間は、山都(やまと)駅~馬下(まおろし)駅の間です。「紅葉ハロウィントレイン」「紅葉ばんえつ物語」では2時間以上をかけてこの区間を走りますので、川と紅葉の景色を存分に楽しむことができます。

奥大井の渓谷を走る「大井川鉄道井川線」

静岡県の金谷駅~井川駅を結ぶ大井川鉄道。SLで有名な鉄道ですね。その大井川鉄道の千頭~井川間を走るのが井川線です。大井川水系のダム建設のためにつくられた路線ですが、現在は観光路線として使われています。

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井川線の車両 とても小さいです

井川線の車両はミニサイズ。可愛らしい小さな車両が連なって、大井川に沿った険しい地形を走っていきます。途中、アプトいちしろ駅~長島ダム駅間は、日本で唯一の「アプト式」という方式で急勾配を登っていきます。レールとレールの間に設けられたラックレールと、機関車の歯車を噛み合わせて急坂を上り下りする方式です。

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大井川と紅葉が美しい井川線の車窓

途中、大井ダムや長島ダムなど、大井川水系に設けられたダムの近くを通過していきますが、普通の鉄道ではなかなか見られないダイナミックな風景を眺めることができます。

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寸又峡温泉は紅葉の名所 吊橋もあって散策がおすすめ!

大井川鉄道の沿線にある寸又峡温泉も紅葉の名所です。寸又峡温泉に泊まって、翌日は井川線の旅を楽しむのもよさそうですね。

北アルプスの紅葉を眺める「リゾートビューふるさと」(大糸線)

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穂高駅に停車中の「リゾートビューふるさと」

松本~糸魚川を結ぶ大糸線。沿線からは北アルプスを望むことができる絶景路線です。そんな北アルプスの紅葉を楽しむのにちょうどよいのが、大糸線でコンスタントに運転されている「リゾートビューふるさと」 です。

  • 快速「リゾートビューふるさと」
    • 運転日
      • 10月5日(金)~8日(月)・12日(金)~14日(日)・26日(金)~28日(日)
      • 11月2日(金)~4日(日)・16日(金)~18日(日)・22日(木)~25日(日)・30日(金)
    • 運転時刻
      • 長野 09:04発 → 南小谷 12:47着
      • 南小谷 15:16発 → 長野 18:28着
    • 使用車両: リゾートビューふるさと(HB-E300系2両,全車指定席)

長野から松本を経由して、大糸線の穂高、信濃大町、白馬といった主要駅に停車します。北陸新幹線で長野駅にアクセスして乗車するのもよいですし、特急スーパーあずさや特急ワイドビューしなのから松本駅で乗り換えるのもありですね。

大糸線沿線の紅葉の見頃は、10月中旬~11月上旬。車窓の西側には北アルプスを望むことができますが、山頂付近は雪があるかもしれませんね。

なお、「リゾートビューふるさと」の乗車レポートを公開していますので、よろしければご覧ください。真夏に乗車したときのレポートですので、紅葉の情報はありませんが、どんな車両なのか、どんな景色が見られるのかなどはわかります。

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秘境駅訪問とセットで!? 天竜峡の紅葉が美しい「飯田線」

最後は、愛知県の豊橋と長野県の辰野を結ぶ飯田線を紹介します。この秋は、観光客向けの臨時列車の運転は予定されていないようですが、ちょっと遅めの紅葉を楽しむには最適の路線です。

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車窓からも素晴らしい景色を眺めることができます

一番の見どころは、天竜川に沿って進む大嵐(おおぞれ)~天竜峡間です。飯田線の秘境駅がひしめく区間で、天竜川がつくる渓谷に沿って走るため、川の向こうの山々の紅葉を眺めることができます。

時間があれば、秘境駅の訪問と合わせて紅葉を楽しむのも良さそうです。ただし、列車の本数が少ないですので、しっかりと予定を立ててから望んだほうが良いでしょう。

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ちなみに、代表的な6つの秘境駅を訪問する乗り継ぎプランを公開しています。この秋には、記事中で記載している急行「飯田線秘境駅号」の運転はなさそうですが、普通列車での乗り継ぎを参考にしてみてください。

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天竜峡駅のすぐ近くの橋から撮影 こんな紅葉を眺めることができます!

さらに、天竜峡駅で途中下車しての散策もおすすめです。深い渓谷の両岸の木々が紅葉している様子を眺めることができるでしょう。駅からすぐのところに散策路もあるので、天気の良い日に散策するのがよさそうですね。


以上、東北・信州を中心に、紅葉シーズンに乗車したい観光列車や路線をご紹介しました。山ばかりの日本ですので、山間部の路線に乗れば、どこでも紅葉を眺めることはできるでしょうけれど、その中でもおすすめの路線を紹介してみました。