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ビューカードのポイントでもらえる「VIEWカード・グリーン車利用券」で新幹線・特急列車のグリーン車に乗ろう! 使い方・えきねっとでの購入方法・お得な利用方法を紹介します!

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JR東日本が発行するクレジットカード「ビューカード」。そのポイントをためるとさまざまなプレゼントがもらえますが、乗り鉄として注目したいのは、指定席特急料金で、新幹線や特急列車のグリーン車に乗車できる「VIEWカード・グリーン車利用券」です。この記事では、「VIEWカード・グリーン車利用券」のおトクな使い方について解説します。

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「VIEWカード・グリーン車利用券」とは?

「VIEWカード・グリーン車利用券」は、JR東日本が発行するクレジットカード「ビューカード」のポイントでもらえるプレゼントの一つです。

どうやってもらうの?

ビューカードを利用すると、以下のポイントがたまります。

  • 通常の利用(お買い物・お食事・公共料金の支払い等): 1,000円で2ポイント(5円相当)
  • JR東日本での利用(きっぷ、定期券、回数券の購入、Suicaへのオートチャージ、JR東日本の国内ツアー購入等): 1,000円で6ポイント(15円相当)

このようにしてポイントをため、ビューカードのWebサイトから手続きをすることで、「VIEWカード・グリーン車利用券」をもらうことができます

何ポイントでもらえるの?

「VIEWカード・グリーン車利用券」は、800ポイントで1枚 もらうことができます。

ちなみに、800ポイントは、

  • 通常の利用: ビューカードで 40万円の利用で800ポイント たまる
  • JR東日本での利用: ビューカードで 13万4千円の利用で800ポイント たまる

となります。

かなりビューカードを利用しないといけないように思いますが、注目は「Suicaへのオートチャージ」です。ビューカードのポイントは、Suicaへのオートチャージでも、通常利用の3倍のポイント(1,000円で6ポイント)がもらえます。

Suicaにチャージさえしてしまえば、スーパーやコンビニ、自販機、本屋など、駅や街中のあらゆるところで利用できます。普段から、現金の代わりに、ビューカードでオートチャージしたSuicaを利用するようにすれば、あっという間にポイントが貯まりますよ。

「VIEWカード・グリーン車利用券」の効力と使い方

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「VIEWカード・グリーン車利用券」の効力と使い方について解説します。

「VIEWカード・グリーン車利用券」の効力

「VIEWカード・グリーン車利用券」は、普通車指定席の特急料金で、JR東日本の新幹線・特急列車のグリーン車に乗車できる クーポン券です。

つまり、普通車指定席とグリーン席の差額分を、「VIEWカード・グリーン車利用券」が補てんしてくれる というわけです。

詳しくは、以下のような効力・制限があります。

  • JR東日本エリア内の新幹線(東北・上越・山形・秋田・北陸新幹線)、特急列車、快速列車、普通列車のグリーン車を、普通車指定席の料金(乗車券+普通車指定席の料金券)で利用できる
    • 北陸新幹線は東京~上越妙高間のみ利用可能、北海道新幹線は利用不可
  • 「VIEWカード・グリーン車利用券」1枚につき、1列車に1回利用できる
  • ただし、以下の場合は1列車1回の利用とカウントする
    • JR東日本の新幹線を、改札を出ずに同一方向に乗り継ぐ場合(はやぶさとやまびこの乗り継ぎなど)
    • 首都圏の普通列車グリーン車を連結している区間で、改札を出ずに同一方向に乗り継ぐ場合
  • 以下の期間は利用できない
    • 4月27日~5月6日、8月11日~20日、12月28日~1月6日
  • 有効期限は6か月

「VIEWカード・グリーン車利用券」の使い方

「VIEWカード・グリーン車利用券」は、普通車指定席をグリーン席へアップグレードしてくれる券ですので、単体では使用できません。

具体的には、JR東日本の駅のみどりの窓口で、「VIEWカード・グリーン車利用券」を渡し、乗車券+指定席特急料金を支払うことで、乗車券+特急券+グリーン券を受け取る ことができます。

「えきねっと」での使い方

JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」を利用する場合は、以下のようにします。

  • えきねっとで、乗車したい新幹線や特急列車のグリーン席を予約
  • えきねっとで予約したきっぷを受け取る際は、必ずJR東日本の駅の「みどりの窓口」へ行き、「VIEWカード・グリーン車利用券」と予約したクレジットカードを渡す
  • 指定席券売機では「VIEWカード・グリーン車利用券」は利用できません

えきねっとでは、インターネットでの予約を進めると、最後に「購入」というステップがあるのですが、実際にはこの時点では決済されていません1。駅の窓口できっぷを受け取ったときに決済され、その金額は、乗車券+普通車指定席料金になります。

どこまで乗ればおトクなの?

「VIEWカード・グリーン車利用券」は、実際にはどれくらいおトクなのでしょうか?

ここから先はちょっとややこしいので、結論を先に書いてしまいます。

【結論】 JR東日本の新幹線・特急列車で、201キロ以上を乗車する場合に「VIEWカード・グリーン車利用券」を利用すると、おトクにグリーン車に乗車できます。

以下、その理由を説明します。興味がありましたらお付き合いください(笑)

電子マネーSuicaへのチャージとの比較

ビューカードのポイントを利用して、Suica(電子マネー)に直接チャージができるのですが、そのレートは

  • 400ポイントで1,000円分のチャージ

となっていますので、1ポイントあたり2.5円と換算できます。

「VIEWカード・グリーン車利用券」は800ポイントでもらえますので、800ポイント × 2.5円/ポイント = 2,000円相当 ということになります。

つまり、普通車指定席の料金とグリーン席の料金差が2,000円以上 の区間に利用するのであれば、「VIEWカード・グリーン車利用券」はおトクと言えそうです。

何km乗ればおトクなの?

では、JR東日本のグリーン料金はどうなっているのでしょうか? JR東日本のWebサイトから抜粋してみます。

営業キロ グリーン料金 普通車指定席特急料金と
グリーン料金の差額
~100キロ 1,030円 510円(140円)
101~200キロ 2,060円 1,540円(1,170円)
201~300キロ 3,090円 2,570円(2,200円)
301~700キロ 4,110円 3,590円(3,220円)
701キロ~ 5,140円 4,620円(4,250円)

※カッコ内は、東北新幹線~山形新幹線・秋田新幹線を直通(改札を出ないで乗り継ぐ場合含む)で利用した場合

(出典)きっぷあれこれ > グリーン券:JR東日本

グリーン料金は、上の表のようになっています。ただ、グリーン料金が2,000円を超えれば「VIEWカード・グリーン車利用券」を利用するのがおトクかというと、そう単純ではない点に注意が必要です。

なぜかというと、

  • 「VIEWカード・グリーン車利用券」は、普通車指定席の特急料金 でグリーン席に乗車できる券
  • ふつうにきっぷを購入する場合は、普通車自由席の特急料金2+グリーン料金 でグリーン席に乗車可能

となっているためです。

「VIEWカード・グリーン車利用券」を利用する際には、普通車指定席の特急料金を支払いますから、上の表の「普通車指定席特急料金とグリーン料金の差額」が、2,000円を超える区間で利用する場合に、「VIEWカード・グリーン車利用券」がおトクになる ということになります。

営業キロでみれば、201キロ以上の区間 ということになります。

結局、どこまで乗ればおトクなの?

営業キロで201キロ以上というのは、具体的にはどれくらいでしょうか?

東京駅を起点とすると、以下のようになります。

  • 東北新幹線: 郡山以遠 新青森まで(北海道新幹線ではVIEWカード・グリーン車利用券 利用不可)
  • 山形新幹線: 全線(東北新幹線との分岐駅の福島までで201キロを超えるため)
  • 秋田新幹線: 全線(東北新幹線との分岐駅の盛岡までで201キロを超えるため)
  • 上越新幹線: 浦佐以遠
  • 北陸新幹線: 長野以遠 上越妙高まで(上越妙高から先はVIEWカード・グリーン車利用券 利用不可)

首都圏の普通列車に連結されているグリーン車なら「VIEWカード・普通列車グリーン車利用券」がおすすめ!

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「VIEWカード・グリーン車利用券」は、快速列車や普通列車のグリーン車も利用できるので、首都圏の普通列車に連結されている2階建てのグリーン車(自由席)への乗車にも利用できます。

ただし、普通列車に連結されているグリーン車の料金は、最も高い平日・51キロ以上の利用でも980円ですので、実質2,000円相当の「VIEWカード・グリーン車利用券」を利用するのはもったいないです。

おすすめは、同じく ビューカードのポイントでもらえる「VIEWカード・普通列車グリーン車利用券」 です。400ポイントで2枚もらえます。つまり、1,000円相当のポイントで2枚、1枚当たり500円ということです。首都圏の普通列車のグリーン料金は、もっとも安い土休日・50キロまでの利用でも570円ですので、どの区間で利用してもおトクになります。

以下の記事に詳しく解説していますので、興味のある方はご覧ください。

www.kzlifelog.com


以上、ビューカードのポイントでもらえる「ビューカード・グリーン車利用券」のおトクな使い方の紹介でした。グリーン料金の計算ルールがややこしいので難しく感じられたかもしれませんが、結論としては、201キロ以上を新幹線や特急列車で乗車する場合に、「VIEWカード・グリーン車利用券」でグリーン車を利用するとおトクになります

どこかへ遠出をするときに、「VIEWカード・グリーン車利用券」を利用して、グリーン車で優雅に移動してみてはいかがでしょうか?


  1. 受け取り期限を過ぎてしまうと決済されてしまうので要注意です!

  2. 厳密には、通常期の指定席特急料金から520円を引いた額(東北新幹線~山形・秋田新幹線の直通利用の場合は、890円を引いた額)となっています。