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磐越西線で会津へ! 天気が回復して磐梯山の雄姿を堪能できました! ~2017夏 只見線周遊の旅(3)~

旅行記
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水郡線を乗りとおして郡山に到着したら、次は磐越西線で会津地方を目指します。天気もだいぶ回復してきて、磐梯山の美しい山容も楽しめました。

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会津若松行きの快速は4両もお盆休みで大盛況

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郡山からは、15分ほどの乗り継ぎで、磐越西線の快速会津若松行きに乗り換えです。改札に最も近い1番線に移動すると、既に電車が入線していました。ボックスシートは大半が既に埋まっていましたが、ドア横の二人掛けの席をなんとか確保。E721系の4両編成の電車でしたが、出発までには立ち客も出るほどの混雑になりました。

郡山駅は、改札口に近い1番線が磐越西線のホームなのですよね。県庁所在地の福島や、東北の中心都市仙台に接続する東北本線のほうが乗降客が多いのではないかと思いますが、磐越西線のほうが優遇されている感じです。もっとも、列車の本数がそれほど多くなく、ホームが一つで済むからかもしれませんが。

郡山から会津若松へは、1時間に1本程度の列車が運転されています。そのうち半数程度が快速列車としての運転です。

乗車した電車は、12時52分に郡山を出発すると、車両基地のわきを抜け、東北本線と分かれて北西へ進路をとります。4分ほどで、2017年4月に開業したばかりの郡山富田駅に到着です。ホームが一つだけの無人駅ですが、郡山の市街地に近いこともあって、それなりに利用者も多いようです。

次の喜久田駅にも停車すると、そのあとは快速運転となります。郡山から15分ほどで、温泉地として有名な磐梯熱海駅に到着。お昼過ぎという時間帯のためか、乗降はあまりなく発車していきます。

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雲に覆われた磐梯山

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磐梯熱海を出ると、次第に山地に入っていきます。とはいっても、それほど勾配があるわけでもないようで、快速列車は快調に飛ばしていきます。視界が開けて平地に出ると、猪苗代湖の湖畔をかすめていきます。ただ、上の写真のように、防風林?のような木々が並んでいて、すぐ近くのはずの湖面を車窓から眺めることはできませんでした。

磐梯熱海から20分ほど無停車で走り続け、猪苗代駅に到着。ここでかなりの下車がありました。猪苗代湖への観光客でしょうか。車内は空いてきたので、空いたボックス席に移動します。

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このあたりに来ると、車窓の右側に磐梯山の姿を眺めることができます。磐梯山は標高1816メートルの活火山で、「会津富士」と呼ばれるほどに山容の美しい山です。登山やスキー、五色沼などのハイキングが楽しめる山として親しまれています。

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磐越西線の猪苗代あたりからは、磐梯山を南側から眺める形となります。磐梯山の南側を「表磐梯」呼び、富士山のようなきれいな山体を眺めることができます。一方、北側を「裏磐梯」といいますが、山体が崩壊していて荒々しい姿を眺めることができます。

天気は回復傾向も、磐梯山の中腹から上は分厚い雲の中。磐梯山の全景を望むことはできませんでしたが、それでもなだらかな裾野が富士山を彷彿とさせることはわかります。

郡山から1時間ちょっと、会津若松には13時58分に到着です。

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磐越西線をさらに西へ! 会津若松はキハ40系の天国でした

会津若松からは、さらに列車を乗り継いで磐越西線を西へ進みます。

磐越西線は、郡山~新津の路線ですが、会津若松を境に東西でかなり様相が異なります。東側の郡山~会津若松は、最新の電車が1時間に1本程度走る路線ですが、西側の会津若松~新津は、2両程度の気動車が行き交うローカル線です。ラーメンで有名な喜多方から新津までは非電化のままです。

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会津若松から乗車した列車は、キハ47形の2両編成。1両は朱色の塗装です。先ほどまで乗車してきた新しい電車とは打って変わって、古~い気動車ですね。

会津若松にやってくる気動車は、キハ40系ばかりのようですね。磐越西線の西側の非電化区間を走る列車もそうですし、只見線の列車もキハ40系です。会津鉄道の気動車が一番新しいですね。JR東日本は、電気式気動車の導入を発表していますので、キハ40系もそろそろ見納め、乗り収めです。たくさん乗車したい方は会津若松へどうぞ(笑)。

というのはさておき、各ボックスに1~2名の乗客を乗せて、14時33分に新津行きの普通列車は発車しました。

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青い稲穂の向こうに磐梯山を臨む

磐越西線は、おおまかには西のほうへ進むのですが、会津若松~喜多方間では、ほぼ真っすぐ北上します。

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天気がさらに回復してきて、車窓の右側には磐梯山の全景が見えるようになってきました。青々とした稲穂の向こうに、優麗な磐梯山の全景を見ることができました。

平べったいように見えますが、前述の通り、標高は1816メートルもあります。磐梯山を西側から眺めていることになりますが、こちら側からのほうが裾野が広く見えますね。

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塩川駅に到着する直前に川を渡りました。川の向こうに磐梯山が見えています。

この川は、日橋川(にっぱしがわ)という川で、猪苗代湖から流れ出る唯一の川だそうです。この先で阿賀川に合流し、最終的には阿賀野川となって新潟市街の近くで日本海に注いでいます。

この列車は普通列車ですが、途中、何駅かを通過していきます。会津若松から喜多方までの間に5つの駅があるのですが、停車するのは塩川だけです。同じ普通列車でも、各駅に停車する列車もあるので、注意が必要ですね。

会津若松から25分ほどで喜多方に到着です。この先はぐっと本数が少なくなるのですが、今回はさらに先を目指します。(つづく)

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乗り鉄歴25年!
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乗り鉄歴25年! 青春18きっぷやフリーきっぷを利用して、関東甲信越、北海道、東北によく乗り鉄に出かけます。このブログでは、これまでの乗り鉄経験を活かして、おすすめの列車や路線、青春18きっぷ活用のノウハウ、お得なきっぷの情報などを掲載しています。

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