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夏の青春18きっぷ旅で活用したいJR東日本の観光列車4選! (2018年夏)

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2018年夏の臨時列車が発表されました。最近は各地で観光列車が多く運転されていて、鉄道旅行の楽しみの一つになっています。そんな観光列車ですが、青春18きっぷでの乗り鉄にも便利な列車がたくさんあります。この記事では、運転日数が多く、青春18きっぷの旅でも利用しやすいJR東日本の観光列車を紹介します。

青春18きっぷの旅で活用したい観光列車

ご存知の通り、青春18きっぷでは新幹線や特急列車に乗車できません。そのため、普通列車や快速列車を乗り継いでいくわけですが、中には区間運転の列車が多く何回も乗り換えを強いられる路線や、列車の本数が少なくて乗り継ぎがうまくいかない路線もあります。

そんなときに活用したいのが、観光シーズンを中心に運転される観光列車です。

観光列車を活用するメリットとしては、

  • 比較的長距離を運転する列車が多く、乗り換え回数が減る
  • 快速列車として運転されるため、普通列車よりも所要時間が短い
  • 特急列車並みの座席を備えた列車が多く、青春18きっぷで乗車できる列車としては最高レベルの快適性を誇る

といったところでしょうか。

以下では、このようなメリットがあり、青春18きっぷの乗り鉄旅にも活用できる観光列車を紹介していきます。

特急並みの速達性を誇る羽越本線「きらきらうえつ」

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羽越本線 新潟~酒田で運転される観光列車「きらきらうえつ」

まず紹介するのは、週末を中心に、通年を通してコンスタントに運転されている「きらきらうえつ」です。

「きらきらうえつ」は新潟~酒田間を1日1往復運転されていますが、その特徴は、何といっても特急並みの速達性にあります。同区間を走る特急「いなほ」とほとんど変わらない所要時間で運転されるにもかかわらず、全車指定の快速列車として運転されるため、青春18きっぷ+指定席券(520円)で乗車できます。

日本海側を旅する時には、ぜひ旅程に組み入れたい列車です。

【きらきらうえつ(通常ダイヤ)】
  • 運転日: 7月1日・6~8日・20~22日,8月10~20日・22~26日・31日,9月1~2日・7~9日・21~24日・28~30日
  • 運転区間・時刻
    • 下り: 新潟 10:11発 → 酒田 12:51着
    • 上り: 酒田 16:10発 → 新潟 18:31着
【きらきらうえつ(延長ダイヤ)】
  • 運転日: 7月13~16日,9月14~17日
  • 運転区間・時刻
    • 下り: 新潟 09:32発 → 秋田 13:47着
    • 上り: 秋田 14:07発 → 新潟 18:31着
【きらきらうえつ(マリンダイヤ)】
  • 運転日: 7月27~30日,8月1~6日・8~9日
  • 運転区間・時刻
    • 下り: 新潟 09:32発 → 酒田 13:14着
    • 上り: 酒田 16:10発 → 新潟 18:31着


ご覧のとおり、夏休みを中心にかなりの日数で運転されていますので、旅程に組み込みやすい列車です。

運転日は少ないですが、延長ダイヤでは秋田まで運転されます。「きらきらうえつ」で酒田に到着したあとの秋田方面への乗り継ぎがよくないので、秋田までの延長運転は重宝します。

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日本海の車窓が美しい羽越本線

速達性が目立つ「きらきらうえつ」ですが、本来は車窓を楽しむ観光列車です。その車窓の見どころは、桑川駅付近の「笹川流れ」と呼ばれる区間です。日本海に奇岩が並ぶ景色を、大きな窓から眺めることができます。

青春18きっぷで利用したい長距離列車をまとめた記事です。「きらきらうえつ」も紹介しています。

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「きらきらうえつ」の紹介と乗車レポートの記事です。

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日本海の絶景を眺めながら秋田~青森を走破!「リゾートしらかみ」

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気動車の「くまげら」編成で運転されるリゾートしらかみ

次に紹介するのは、五能線を走る観光列車の草分け「リゾートしらかみ」です。

五能線(東能代~川部)を全線走破する普通・快速列車は1日に1.5往復(下り2本、上り1本)しかありませんが、「リゾートしらかみ」は1日2~3往復運転されていて、しかも秋田や青森(一部弘前発着)まで直通します。

7~9月は毎日2往復、週末や繁忙期を中心に3往復運転されます。運転本数が多いため、五能線の鉄道旅行にはなくてはならない列車です。

【リゾートしらかみ】
  • 運転日: 7月1日~9月30日
    • リゾートしらかみ1号: 秋田 08:20発 → 青森 13:29着
    • リゾートしらかみ3号: 秋田 10:51発 → 弘前 15:49着(※1)
    • リゾートしらかみ5号: 秋田 13:53発 → 青森 19:40着
    • リゾートしらかみ2号: 青森 08:10発 → 秋田 13:27着
    • リゾートしらかみ4号: 青森 13:51発 → 秋田 18:56着
    • リゾートしらかみ6号: 弘前 16:06発 → 秋田 20:45着(※2)
  • ※運転日注意(リゾートしらかみ3号・6号)
    • ※1: 7月1~4日・6~18日・20~25日・27~29日,8月1日・3~15日・17~20日・25~26日・29日・31日,9月1~5日・7~12日・14~19日・21~26日・28~30日
    • ※2: 7月1~3日・6~17日・20~24日・27~29日・8月3~14日・25~26日・31日,9月1~4日・7~11日・14~18日・21~25日・28~30日


「リゾートしらかみ」を乗り鉄の旅に活用するとしたら、

  • 普通列車の本数が極めて少ない五能線を一気に走破する
  • 秋田~青森間を快適に移動する

といった感じでしょうか。

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日本海に沈む夕陽も眺められます

秋田~青森間を普通列車で移動するなら、奥羽本線経由のほうが所要時間は短いです。ただし、秋田~青森を走破直通する普通列車は少なく、そのうえ、ロングシートの電車が多く、旅情には欠けます。時間に余裕があれば、抜群に車窓が良く、ゆったりとしたリクライニングシートに座れる五能線経由「リゾートしらかみ」がおすすめです。

「リゾートしらかみ」の乗車レポートです。

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北陸新幹線から大糸線への乗り鉄に最適な「リゾートビューふるさと」

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穂高駅に停車中の「リゾートビューふるさと」

次に紹介するのは、長野~松本~南小谷を篠ノ井線・大糸線経由で結ぶ「リゾートビューふるさと」です。

【リゾートビューふるさと】
  • 運転日: 7月1~2日・6日・8~9日・14~16日,20~31日,8月1~14日・16~23日・26~31日,9月1~3日・7日・9~10日・14~17日・21日・23~24日・29~30日
  • 運転区間・時刻
    • 下り: 長野 09:04発 → 姨捨 09:28着/09:45発 → 松本 10:27着/10:41発 → 穂高 10:59着/11:26発 → 南小谷 12:47着
    • 上り: 南小谷 15:16発 → 松本 17:14着/17:23発 → 長野 18:28着
    • 途中停車駅: 篠ノ井・姨捨・明科・松本・穂高・信濃松川・信濃大町・白馬


篠ノ井線や大糸線では、普通列車が1時間に1本くらいは運転されています。それでも、長野から大糸線に直通する列車はないため、長野~大糸線(信濃大町・白馬方面)を乗り継ぐ場合には、「リゾートビューふるさと」は便利な列車です。

下り列車は姨捨・松本・穂高で長時間停車があります。

  • 姨捨では、ホームから日本三大車窓の一つ、善光寺平の絶景を眺めることができます
  • 松本では「スーパーあずさ5号」(新宿 08:00発 → 松本 10:38着)から「リゾートビューふるさと」に乗り継ぐことができます
  • 穂高では、駅近くの「穂高神社」を参拝するイベントがあります

このような感じで、観光列車ならではのイベントが用意されています。

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姨捨駅からは日本三大車窓の一つ、善光寺平の風景を眺められます

なお、「リゾートビューふるさと」の南小谷での乗り継ぎは、あまりよくありません。

  • 下り: 長野 09:04発 → 南小谷 12:47着/14:43発 → 糸魚川 15:46着
  • 上り: 糸魚川 13:13発 → 南小谷 14:15着/15:16発 → 長野 18:28着

下りは、南小谷で2時間近くの待ち時間が発生してしまいます。1本後の普通列車でも、南小谷14:43発の普通列車に間に合いますので、

  • 下り: 長野 09:04発 → 白馬 12:23着/13:06発 → 南小谷 13:24着/14:43発 → 糸魚川 15:46着

のように、白馬などの大きな駅で途中下車してランチタイムに充てるのがおすすめです。

夏休みの観光シーズンを中心に、大糸線の松本~信濃大町間は、それなりに混雑します。先を急ぐのでなければ、ゆったりとした座席と大きな窓を備えて、車窓を楽しむことができる「リゾートビューふるさと」で旅するのがおすすめです。

「リゾートビューふるさと」の乗車レポートは、以下の記事をご覧ください。

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仙台~新庄を直通する「リゾートみのり」、「きらきらうえつ」との乗り継ぎにも便利!

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鳴子温泉に停車中の「リゾートビューふるさと」新庄行き

仙台から小牛田経由で陸羽東線を走る観光列車が「リゾートみのり」です。

【リゾートみのり】
  • 運転日: 7月1日・7~8日・14~16日,21~22日,28~29日,8月4~5日・11~12日・14~19日・24~26日,9月1~2日・8~9日・15~17日・22~24日・29~30日
  • 運転区間・時刻
    • 下り: 仙台 09:13発 → 鳴子温泉 11:00着/11:23発 → 新庄 12:26着
    • 上り: 新庄 15:01発 → 鳴子温泉 16:00着/16:02発 → 仙台 17:39着
    • 途中停車駅: 松島・小牛田・古川・岩出山・有備館・川渡温泉・鳴子御殿湯・鳴子温泉・中山平温泉・赤倉温泉・最上・瀬見温泉・新庄


仙台~新庄を直通する貴重な列車です。キハ48系を改造した3両編成(一部の日は2両編成)で運転されます。

「リゾートみのり」を乗り鉄の旅に活用するメリットは、以下の通りです。

  • 東北本線~陸羽東線を乗り換えなしで直通する
  • 新庄からの乗り継ぎが便利
    • 陸羽西線に乗り換えて酒田に出れば、前述の「きらきらうえつ」に乗り継いで新潟まで出られる
    • 足湯のある新幹線「とれいゆつばさ」に乗り継いで、山形・福島方面へ出られる(青春18きっぷでは乗車できません)

仙台から新庄まで、乗り換えなしで、しかもリクライニングシートに座って移動できるだけでもメリットがありますが、新庄から先の乗り継ぎにも便利な列車です。

  • 仙台 09:13発 →(リゾートみのり)→ 新庄 12:26着/14:14発 →(陸羽西線)→ 酒田 15:22着/16:10発 →(きらきらうえつ)→ 新潟 18:31着
  • 新潟 10:11発 →(きらきらうえつ)→ 酒田 12:51着/14:00発 →(陸羽西線 快速最上川)→ 新庄 14:52着 →(リゾートみのり)→ 仙台 17:39着

この乗り継ぎは、仙台~新潟を、青春18きっぷ1枚+指定席券(520円×2枚)で移動できる黄金パターンです。陸羽西線の1時間ほどは普通列車ですが、リゾートみのりときらきらうえつは、指定席さえ確保できれば、特急列車並みの座席で移動できるので、疲れることはないでしょう。なお、リゾートみのりときらきらうえつの運転日にはご注意ください。


以上、夏の青春18きっぷ旅で活用したい観光列車をご紹介しました。JR東日本の観光列車は、快速列車として運転されるものがほとんどなので、青春18きっぷ+指定席券で乗車できます。乗り継ぎが減ったり、快適な座席で移動できたりと、うまく活用すれば快適な青春18きっぷ旅ができますよ。