2017年夏の青春18きっぷシーズンが近づいてきました。「え? 青春18きっぷが使えるのは7月20日からじゃないの?」と思われるかもしれませんが、戦いは1か月前から始まっているのです。
2017年夏の「青春18きっぷ」「北海道&東日本パス」の概要
2017年夏の「青春18きっぷ」「北海道&東日本パス」の概要をまとめておきます。
青春18きっぷ | 北海道&東日本パス | |
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利用期間 | 7月20日(木)~9月10日(日) | 7月1日(土)~9月30日(土) |
発売期間 | 7月1日(土)~8月31日(木) | 6月20日(火)~9月24日(日) |
フリーエリア | 全国のJR線 | JR北海道・JR東日本 青い森鉄道 IGRいわて銀河鉄道 北越急行 |
有効期間 | 5日分 | 連続する7日間 |
値段 | 11,850円 | 大人10.850円 小児5,420円 |
2017年の青春18きっぷについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
青春18きっぷと北海道&東日本パスの比較は、以下の記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。
指定席券の発売は1か月前の午前10時!
JRの列車の指定席券の発売は、その列車が運転されるちょうど1か月前の午前10時からと決まっています。
青春18きっぷの利用期間は7月20日からですので、その1か月前の6月20日から、青春18きっぷ期間の列車の指定席券が発売されるわけです。
一方、北海道&東日本パスの利用期間は7月1日からですので、すでに1か月を切っています。海の日の三連休(7月15日~17日)の指定席券はもう発売が始まります。
特に、青春18きっぷの利用期間に運転される夜行快速列車(ムーンライトながら・ムーンライト信州)や、各地の観光列車は人気列車ですので、指定席券は早々に売り切れてしまうことがあります。狙っている方は早めに確保したほうがよさそうですよ。
「青春18きっぷ」「北海道&東日本パス」で乗車できる人気列車・注目の列車
「青春18きっぷ」「北海道&東日本パス」で乗車できる、全車指定席の人気列車と今年の注目列車を紹介します。
列車名 | 運転区間 | 運転日 |
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ムーンライトながら | 東京~大垣 | 東京発 7/21~8/19 大垣発 7/22~8/20 |
ムーンライト信州81号 | 新宿→白馬 | 7/14,15,21,22,28,29 8/1-5,10,11,18,19 9/1,8 |
HIGH RAIL | 小淵沢~小諸 | 7~9月の金・土・日中心 8月は火曜以外毎日運転 |
飯田線リレー号 | 辰野~駒ヶ根 | 辰野発 7/1, 8/26, 9/9 駒ヶ根発 7/2, 8/27, 9/10 |
レトロ大糸線号 | 松本~南小谷 | 9/23(1往復運転) |
レトロ中央線号 | 松本~富士見 | 9/24(1往復運転) |
リゾートしらかみ | 秋田~青森・弘前 | 7~9月は毎日運転 運転日により2~3往復 |
注目は、7月1日にデビューする小海線の観光列車「HIGH RAIL 1375」でしょう。えきねっとで指定席券を購入できますが、すでに7月上旬は空席が少ないようでした。これから、7月中旬以降の指定席券も順次発売されていきますので、夏休みも汽車旅で乗車しようと考えている方は、早めに手配しましょう。
また、今年は「信州デスティネーションキャンペーン」(信州DC)が開催されますが、それに伴って、中央本線や飯田線、大糸線で臨時列車の運転が企画されています。旧型客車で運転される「レトロ大糸線号」「レトロ中央線号」や、飯田線の北側を走る「飯田線リレー号」などは、快速として運転されますので、青春18きっぷや北海道&東日本パスで乗車可能です。
他にも、各地で全車指定席の観光列車・リゾート列車が運転されます。また、SL列車も快速として運転されるので、青春18きっぷで乗車できます。
この夏の注目の臨時列車については、以下の記事にまとめていますので、ご覧ください。
以上、2017年夏の青春18きっぷシーズン間近という話題をお届けしました。個人的には、HIGH RAILに乗りに行きたいなーと思っていますが、休みがとれる日の指定席券が確保できるか、今からそわそわしています(笑)