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特急オホーツクの旅と留萌本線の乗り鉄へ ~北海道・道東周遊の旅 2018夏(3)~

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3日目は早朝の網走駅からスタート。列車の大幅遅延や、サイクリング直前に雨に降られるなど、トラブルの多い一日でしたが、留萌本線の乗車を楽しむことができました。

いきなり大幅遅延! 特急オホーツク2号

昨日は釧網本線沿線を乗り歩きしてきました。

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ということで、この旅も早くも3日目です。

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早朝の網走駅 どんよりとした曇り空でした

3日目も、例によって早起きして網走駅へ。おそらく10年以上ぶりとなる石北本線。5時56分に網走駅を出発する「特急オホーツク2号」に乗車します。

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これが本来の発車案内 このあと何度も変更になります…

網走駅は列車毎改札なのですが、出発時刻近くになっても、なかなか改札が始まらない! なぜだろうと思っていると、車庫での車両点検に時間を要しているので、遅れる見込みとのアナウンスがありました。

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大雪2号は運休、代わりに臨時の普通列車に

結局、出発時刻を1時間くらい過ぎたところで、車両を交換して運転することになったとのアナウンス。どうやら、8時6分発の旭川行き「特急大雪2号」の車両を「特急オホーツク2号」にまわし、大雪2号は運休。臨時の普通列車を旭川まで走らせることになったようです。

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本来は「大雪2号」の車両が「オホーツク2号」に、1時間20分遅れで出発

ともあれ、ようやくオホーツク2号に乗車。1時間20分ほど遅れて、網走駅を発車しました。

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比較的新しいシートが並ぶオホーツク2号の車内 でもガラガラ…

5両編成のうち、2.5両が自由席ですが、ご覧のとおりガラガラ。遅延したからかと思っていましたが、そもそも、所定の時刻に待合室や改札前にいた人数が20人に満たない状況でしたので、普段からこんなものなのでしょう。都市間輸送でも苦戦するJR北海道の状況を垣間見たのでした。

天候は回復傾向? オホーツク2号で石北本線の車窓を楽しむ

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車窓からは網走湖を一望できます

網走駅を出ると、すぐに右側に網走湖が広がります。次の停車駅、女満別(めまんべつ)まで網走湖を眺めることができました。網走湖といえば、冬になると凍結し、ワカサギ釣りの釣り人で賑わうことで有名ですね。海に近いので、満ち潮になると海水が逆流してくるのだとか。

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北見あたりの車窓 沿線には畑が広がります

美幌に停車し、市街地が見えてくると、このエリアの中心都市、北見に到着です。網走から北見あたりまでは、比較的平坦な地形で、沿線には田畑や牧場が広がっていました。

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北海道らしい風景が続く石北本線 青空も覗いてきました

網走ではどんよりとした曇り空で、時折、小雨がぱらつく天気でしたが、だんだん雲間から青空が覗いてきました。こんな北海道らしい景色が延々と続いていきます。

9時過ぎに遠軽(えんがる)に到着。所定では7時41分に到着することになっているため、1時間20分ほどの遅延を引きずっているようです。

遠軽では、列車の進行方向が変わります。3分ほどの停車時間の間に、座席を回転させました。車掌さんがやってきて、空席の座席を回転させていきました。といっても、ほとんど空席なのですが。

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遠軽を出ると次第に山間部へ 天候も再び怪しくなってきました

遠軽を出ると、徐々に山間部へと入っていきます。丸瀬布(まるせっぷ)、白滝と停車。白滝駅の前後には、下白滝、旧白滝、上白滝と、白滝とつく駅名が4駅連続していたのですが、白滝駅以外は数年前に廃止されてしまいました。

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狭い土地にも畑があります

わずかに開けた平地に畑が広がります。白滝駅を出ると、次の上川駅までは40分。これ、特急で停車駅が少ないからではありません。白滝駅と上川駅は隣駅。次の駅まで、特急列車で40分、普通列車では50分~1時間もかかります。もともと人口希薄地帯で駅が少ないのですが、前述の通り、廃止になってしまった駅もあるため、さらに駅間距離が長くなってしまったのですね。

ちなみに、駅間距離は37.3km。両駅の間には、列車の行き違いをするための信号場が3つもあります。

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牛朱別川を渡ると間もなく旭川に到着です

大雪山と層雲峡の玄関口、上川駅を出ると、山間部を抜け、視界が開けてきます。列車の速度も上がり、どんどん駅を通過していきます。牛朱別川(うしゅつべつがわ)を渡って、市街地が見えてくると、旭川に到着です。ここで下車します。

結局、網走発車時点から、数分ほど遅延を縮めたようです。単線の路線では、一般には遅延は拡大する傾向にあるのですが、特急列車だったからなのか、そもそも行き違う列車もないのか、少しとはいえ、遅延が縮小しました。

しかし、オホーツク2号のガラガラ度合いが半端ではなかったのが気になります。1両でも全員着席できるくらい。網走から札幌へ直通する2本しかない特急列車のうちの一つなのですが、本気で廃止されないか心配になるほどでした。

富良野線で雨の美馬牛駅へ

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富良野線 富良野行きの列車はキハ150形の2両編成

旭川で富良野線に乗り換えです。当初は、10時39分の美瑛行きに乗る予定でしたが、オホーツク2号の遅れで乗り継げず。次の11時33分発の富良野行きに乗車します。もっとも、美瑛からはこの列車に乗り継ぐ予定だったので、結果的に、オホーツク2号の遅れのダメージはそんなにありませんでした。

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富良野線沿線には田畑が広がります

旭川の市街地を抜けると、北海道では最大の盆地、上川盆地に、田畑が広がります。晴れ間も見えますが、所々で雨が降っているようです。

2両編成の富良野行きの列車は、日本人よりも外国人のほうが多いようです。美瑛や富良野は、中国人などアジアからの観光客に人気のようですね。

美瑛を過ぎると、ついにポツポツと雨が。このあとは自転車を借りて観光する予定なのですが、大丈夫でしょうか。

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美馬牛駅を出発する富良野行き普通列車

12時15分に美馬牛(びばうし)駅に到着。乗車してきた列車をパチリ。キハ150形という気動車で、JR東日本のキハ110形の北海道バージョンです。車内までそっくりです。

美馬牛駅ではそれなりに下車がありましたが、大半が外国人(中国人?)のようでした。相変わらずポツポツと雨が落ちてくる天候です。

急な土砂降りでレンタサイクルは中止に!

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美馬牛駅で1軒だけのレンタサイクル「ガイドの山小屋」さん

駅から徒歩1分のところにあるレンタサイクル「ガイドの山小屋」さんへ。電動自転車を借りて、この周囲に広がる美瑛の丘を観光しようという魂胆です。

予約をしてあったので、手続きと支払いはすぐに終わり、電動自転車の使い方を教えてもらっていると、急に土砂降りに! 10分ほど待たせてもらいましたが、雨はやまないどころか、余計に激しくなるばかり。

ガイドの山小屋さんのご厚意で、一旦、キャンセル(返金)したうえで、少し様子をみさせていただくことにしました。

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小さなカフェ「リッカ ロッカ」でランチ&雨宿り

すぐ近くにあるカフェを紹介してもらって、そこでランチ&雨宿りに。可愛らしい小さなパン屋さんですが、パンはなかなか美味しかったです。

スマホで雨雲レーダーを確認すると、どうやら雨雲の通り道になってしまっているようです。1時間ほど粘りましたが、このあとも天候の回復は望めそうもないので、今日は諦めることして、明日の午前中にリベンジすることにしたのでした。

留萌本線の乗り鉄に予定を変更!

今日は旭川に宿を予約していますが、まだ時刻は13時半。宿にチェックインするには早すぎます。そこで、翌日に予定していた留萌本線の乗り鉄を、このあと実行することに! 明日の午前中の予定と、今日の午後の予定を入れ替えることにしたわけです。

幸い、次の旭川行きの列車に乗れば、旭川で20分ほどの接続で、留萌本線に直通する留萌行き普通列車に乗車できそうです。

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留萌本線に直通する普通列車留萌行きに乗車

旭川では、一旦改札を出て、青春18きっぷに日付印を入れてもらってから、再び改札を入ります。留萌本線は、今回の旅で利用してきた「ひがし北海道フリーパス」のエリア外なので、余っていた青春18きっぷを利用することにしたのでした。

15時14分に留萌行きの普通列車は旭川を出発。キハ54形には冷房が付いていないので、窓を開けて、天井についている扇風機をまわします。

このあと、深川から留萌本線に入り、留萌駅まで往復してきました。その様子は、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

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内陸と日本海を結ぶ、味のあるローカル線だと思いましたが、いかんせん、乗客が少なすぎます。深川から数名乗車してきた高校生のほとんどが、石狩沼田までの間で下車してしまうと、残りは数名。帰りの深川行きの列車は、高校生の乗車がないため、さらにガラガラでした。平日18時過ぎの列車だというのに…。

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広い留萌駅構内にポツンと停車しているキハ54形気動車

立派な駅舎や広い構内の留萌駅、以前は活気があったのでしょうけれど、現在は、夕方以降は駅員がいない無人駅になってしまいました。

並行する国道や高速道路を走るクルマにバンバン抜かれていく状況も合わせて考えると、JR北海道の「単独で維持困難な線区」の中でも廃止の筆頭候補にあげられてしまうのは仕方がないかな、という感想を持ちました。


特急の大幅遅延から始まった3日目ですが、何かとトラブルがありつつも、留萌本線の乗車を果たせてよかったです。もっとも、留萌本線の状況を目の当たりにして、複雑な思いを抱いてしまいましたが…。

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