謎のきっぷ「北陸周遊乗車券」
和倉温泉からは、昨日金沢で購入した「北陸周遊乗車券」で汽車旅を続けます。このきっぷ、購入するための条件がかなり限定されていて、
北陸新幹線の東京~上越妙高間を発駅とし、糸魚川~金沢間を着駅とする「えきねっとトクだ値」・「モバイルSuica 特急券(スーパーモバイルSuica 特急券を含む)」のいずれかをご利用のお客さま
となっています。今回は、大宮から金沢まで「えきねっとトクだ値」を利用しましたので、購入する権利がありました。 金沢駅のみどりの窓口で、スマホのえきねっとトクだ値の購入履歴の画面を見せて購入しました。
なお、今年(2016年)も発売されているようです。
「北陸周遊乗車券」発売のお知らせ [PDFファイル]
なぜこのきっぷにしたかというと、値段のわりに、フリーエリアが広かたっためです。西側は長浜、青郷から、九頭竜湖、和倉温泉、氷見、城端、猪谷、谷浜まで、JR西日本、のと鉄道、えちごトキめき鐵道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道まで、フリーエリアが5社に渡っています。これで、2日間有効、おとな2500円なので、かなりお得なきっぷです。上記リンクの2016年の案内を見ると、東側が直江津まで延長になっているようです。
特急サンダーバードでワープ
和倉温泉からは、始発のサンダーバード20号に乗ります。いったん改札を出て、自動券売機で850円の自由席特急券を購入。北陸周遊乗車券は、別途特急券を購入すれば、特急にも乗れるのです。
ホームへ戻ると、すでに長い列ができています。和倉温泉で宿泊した観光客でしょうか、年配の旅行客が多いようです。自由席の列に並び、無事に座席を確保することができました。
ほぼ満席になって、10:14に和倉温泉を出発、単線のJR七尾線を南下します。このサンダーバード、大阪行きの長距離特急列車です。この1本を除いて、七尾線の他の特急列車は、北陸新幹線金沢開業時に、金沢~和倉温泉間のシャトル便になってしまったようです。サンダーバードは金沢から西側の列車なので、北陸新幹線は関係ないような…。
単線なのでさほどスピードは上がりませんが、七尾線内の停車駅は羽咋のみ。11:04着の津幡で下車します。
新しい三セクに初乗車
津幡からは、IRいしかわ鉄道~あいの風とやま鉄道直通の泊行きの普通列車に乗車します。3月の開業直後は、短編成化やワンマン化などで混雑して遅延が目立ったそうですが、今日は平日の昼間ということもあって、平穏そのものです。
11:19に津幡を出ると、どんどんスピードを上げます。普通列車ですが、旧北陸本線の高規格な線路ですので、乗り心地も問題ありません。この区間は、北陸本線時代に特急はくたかで何度か乗ったこともあるため、特に新鮮味はありません。30分弱で高岡に到着。ここで下車します。
ちょうどお昼時なので、高岡駅の駅ビル内のGOZZOというお店でランチにします。氷見の新鮮な魚を漬けにした「海鮮漬け丼」をいただきました。とても新鮮で美味した!
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