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特急「リバティ」新設に伴い、浅草発着の快速・区間快速を廃止、新たな東武鉄道~会津方面の乗り継ぎは?(乗り継ぎパターン追記)

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【2017.04.09追記】 4/21ダイヤ改正に対応した、浅草~会津方面の乗り継ぎパターンを追加しました。


東武鉄道は、4月21日に実施するダイヤ改正の詳細を発表しました。一番のポイントは、浅草発着の快速・区間快速の廃止と、その代替として南栗橋発着の急行の新設です。東武鉄道から会津若松に抜けるルートに特急リバティが新設されたことで、同ルートの料金不要列車の体系が大きく変わります。

東武鉄道のダイヤ改正概要

東武鉄道が、4月21日に実施するダイヤ改正内の詳細を発表しました。

4月21日(金) ダイヤ改正を実施!東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・鬼怒川線など【特急列車以外の一般列車】(PDF:1149KB) 東武鉄道ニュースリリース 2017年3月1日

概要を簡単にまとめてみます。

  • 平日朝ラッシュ時の東京メトロ・東急直通列車を増発・区間延長
  • 平日夜の久喜行き・新栃木行きの終電の繰り下げ
  • 東武日光~鬼怒川温泉間の直通列車の増発
  • 浅草発着の快速・区間快速の廃止、南栗橋~東武日光(一部新藤原)の急行・区間急行を新設

乗り鉄にとって気になるのは、太字で示した2つです。

浅草発着の快速・区間快速の廃止

これまで、東武鉄道から会津方面へ抜けるルートを格安に旅行できる快速・区間快速が廃止されてしまうことは残念です。浅草発着の快速列車は、ボックスシートの車両で運転され、浅草~会津田島間を乗り換えなしで3時間半ほどで結んでいました。観光シーズンの浅草発の列車は満席になり、立ち客も出るほどの人気列車でした。

一方、東武日光・会津田島へは、特急「リバティけごん」「リバティ会津」が新設されることが発表されています。特に、これまで特急列車の設定がなかった野岩鉄道~会津鉄道方面に「リバティ会津」が設定されたことから、この方面へは特急利用が基本となりそうです。

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東武日光~鬼怒川温泉間の直通列車の増発

下今市を経由して、東武日光と鬼怒川温泉という二つの観光地を結ぶ列車が増発されます。

  • 東武日光→下今市→鬼怒川温泉(2本増発で3本/日に)
  • 鬼怒川温泉→下今市→東武日光(6本増発で7本/日に)

これまで、AIZUマウントエクスプレスの1往復のみの運転だった東武日光~鬼怒川温泉を結ぶ列車が大幅に増えます。これは、日光と鬼怒川温泉の周遊しやすくする目的以外に、浅草からの快速・区間快速の廃止で、下今市から野岩鉄道・会津鉄道に直通する列車本数がかなり減ってしまうのを補う目的もあるものと思います。

浅草~会津方面の料金不要列車の乗り継ぎはどうなる?

浅草発着の快速・区間快速が廃止されたあとの、浅草から会津方面への料金不要列車での乗り継ぎはどうなるのか、4月21日改正ダイヤから考えてみます。なお、土休日ダイヤでの乗り継ぎで、会津若松まで接続できるパターンだけを抜粋しています。

  • 浅草 05:58発(区間急行)→ 07:01着 南栗橋 07:02発(急行)→ 08:07着 下今市 08:15発(リバティ会津101号)→ 09:45着 会津田島 09:52発(普通)→ 11:04着 会津若松
  • 浅草 06:44発(区間急行) → 07:53着 南栗橋 08:00発(急行)→ 09:07着 下今市 09:26発(普通)09:48着 鬼怒川温泉 10:01発(AIZUマウントエクスプレス)→ 12:02着 会津若松
  • 半蔵門線 → 北千住 08:28発(急行)→ 09:19着 南栗橋 09:27発(急行)→ 10:35着 下今市 10:46発(リバティ会津111号)→ 12:24着 会津田島 12:34発(普通)→ 13:41着 会津若松
  • 半蔵門線 → 北千住 09:55発 → 東武動物公園 10:31発 → 10:42着 南栗橋 10:47発(急行) → 11:53着 下今市 11:57発(AIZUマウントエクスプレス)→ 14:38着 会津若松
  • 半蔵門線 → 北千住 10:17発 → 南栗橋 11:03発 → 新栃木 11:42発 → 12:33着 下今市 12:43発(リバティ会津117号)→ 14:20着 会津田島 14:25発(普通) → 15:31着 会津若松
  • 半蔵門線 → 北千住 12:15発 → 南栗橋 13:03発 → 15:06着 新藤原 15:07発(普通)→ 16:04着 会津田島 16:29発(普通)→ 17:55着 会津若松
  • 半蔵門線 → 北千住 13:15発 → 南栗橋 14:03発 → 新藤原 14:45発(普通)→ 16:59着 会津田島 17:42発(普通)→ 18:51着 会津若松
  • 半蔵門線 → 北千住 14:15発 → 南栗橋 15:03発 → 16:37着 下今市 16:47発(AIZUマウントエクスプレス) 19:55着 会津若松
  • 半蔵門線 → 北千住 16:15発 → 南栗橋 17:04発 → 新栃木 17:53発 → 18:37着 下今市 18:51発(普通)→ 20:26着 会津田島 20:32発(普通) → 21:38着 会津若松

浅草または北千住を起点で考えると、だいたい3回の乗り換えで会津若松に到着します。最も乗り換えが少なくて済むのが、下今市でAIZUマウントエクスプレスに接続する 北千住 14:15発 → 会津若松 19:55着の2回乗り換えです。

会津若松まで乗りとおすのであれば、AIZUマウントエクスプレスに接続するパターンが比較的楽かもしれません。下今市や鬼怒川温泉から会津若松まで、野岩鉄道~会津鉄道を乗り換えなしで結んでくれます。

下今市からリバティ会津に乗り継ぐパターンでは、会津田島で会津鉄道の普通列車に乗り継ぐ必要があります。下今市~会津田島間は、リバティ会津にも特急券なしで乗車できます。満席だったとしても、鬼怒川温泉で下車する乗客がいれば座れる可能性があります。

なお、上記の乗り継ぎで北千住からとなっているものは、半蔵門線からの直通列車です。これらの列車は、東急田園都市線の中央林間が始発のものが多いと思いますので、神奈川県大和市の中央林間駅から、福島県会津若松市の会津若松駅まで、南栗橋、下今市の最低2回の乗り換えで到着します。7時間半~8時間ほどかかりますが…。

東武鉄道から、野岩鉄道、会津鉄道への乗り継ぎは、野岩鉄道の時刻表がわかりやすいです。上記の乗り継ぎパターンも、下記の野岩鉄道の時刻表から抜粋しました。

野岩鉄道の旅(H29.4.21)(野岩鉄道Webサイト, PDFファイルが開きます)

ということで、これまでの快速・区間快速から、会津田島駅で1回乗り換えるだけで会津若松に到着できたのに比べると、乗り継ぎが面倒になりそうです。

ボックスシートの快速・区間快速列車は、通勤車両とも特急車両とも違う独特な雰囲気があったので、それがなくなってしまうのは非常に残念です。