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東京→仙台の旅情・車窓重視の青春18きっぷルートを紹介! たまには遠回りの汽車旅を楽しんでみませんか?

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青春18きっぷでの旅情・車窓重視の乗り継ぎルートを提案するシリーズ、今回は東京から東北方面、主に東京→仙台のルートをご紹介します。

※2018.04.06更新(大幅加筆・修正、別記事として新たに公開)

東北方面(東京 → 仙台)

青春18きっぷで東北方面へ向かう場合、最短・最速ルートは東北本線経由です。ただ、東北本線は、乗り継ぎが多く、繁忙期には混雑することが多いうえに、車窓は比較的単調です。

乗り継ぎの多い東北本線

東北本線の普通列車は、区間運転と言って、1本の列車はおおむね1時間程度の距離しか走りません。つまり、何度も乗り換えが必要になるわけです。

典型的な例では、

  • 東京 → 宇都宮 → 黒磯 → 新白河 → 郡山 → 福島 → 仙台

というように、東京から仙台まで5回もの乗り継ぎが必要です。

従来から乗り継ぎが多かったのですが、2017年10月のダイヤ改正で、黒磯と郡山の間の新白河でも列車が分断され、さらに乗り継ぎが増えてしまいました。

また、お盆休みや年末年始は、青春18きっぷで帰省をする乗客も多く、かなり混雑します。区間によっては2両編成の電車だったりしますので、ずっと立ちっぱなしということもあり得ます。

ということで、東北本線よりも時間はかかるものの、旅情があり、車窓もよいルートを3つほどご紹介します。私も、東北方面への乗り鉄の際にはよく利用するルートです。

常磐線・水郡線ルート(東京→水戸→郡山→仙台)

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まず、おすすめしたいのが、水戸~郡山を結ぶ水郡線を利用するルート です。このブログでも何度か水郡線を紹介していますが、久慈川という川に沿って走る川の景色が美しい路線です。

このルートでは、

  • 東京 → 水戸(常磐線:グリーン車あり)
  • 水戸 → 郡山(水郡線)
  • 郡山 → (福島) → 仙台(東北本線)

という3つの路線を乗り継いでいきます。

水郡線は久慈川に沿う「川の路線」

東京から水戸までは、常磐線の10両や15両の電車が直通します。青春18きっぷ+グリーン券で利用できるグリーン車(自由席)も連結されていますので、ゆったりと汽車旅ができます。

水戸からは、このルートのメインディッシュともいうべき水郡線に乗り換えです。

以下の記事でも紹介している通り、久慈川という清流に沿って進む、代表的な「川の路線」 です。

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久慈川と絡み合うように、何度も久慈川を渡って進んでいくのが印象的です。また、途中の袋田駅の近くには、日本三名瀑の一つ、「袋田の滝」があります。途中下車して訪ねてみるのもよいでしょう。

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水戸から郡山まで、全線を走破する列車が1日数本あります。乗車時間は3時間ほどと、かなり長時間の乗車になります ので、飲み物やおやつなどを用意しておくとよいでしょう。

水郡線の水戸近辺は、通勤通学客が多いうえに、袋田の滝などへの観光客も乗車するため、かなり混雑します。水戸から乗車するときには、早めにホームに並んでおくことをおすすめします

2017年8月のお盆休みに、水戸から水郡線に乗車したときの旅行記を投稿しています。車窓の紹介に加えて、混雑具合などについても触れていますので、よろしければご覧ください。

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所要時間は約8時間、車窓重視派におすすめ!

郡山からは東北本線で仙台を目指します。

東京から東北本線のみで仙台に行くと約6時間半かかるのに対して、水郡線を経由するルートでは8時間程度かかります

先を急ぐのであれば東北本線のほうがよいでしょうけれど、時間に余裕があるのであれば、水郡線経由で車窓を楽しみながら移動するのがおすすめです。

常磐線・磐越東線ルート(東京→いわき→郡山→仙台)

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先ほどと同じく、常磐線から郡山へ出るルートですが、水郡線ではなく、磐越東線を利用するルートです。

  • 東京 → 水戸 → いわき(常磐線)
  • いわき → 郡山(磐越東線)
  • 郡山 → (福島)→ 仙台(東北本線)

磐越東線は 福島県内の郡山~いわきを結ぶ路線 です。福島県内に閉じる路線なので、地元の方以外はあまりなじみのない路線ではないかと思います。

川と渓谷の路線、磐越東線

磐越東線も、水郡線と同じく川の路線です。阿武隈高地から太平洋に流れ出る「夏井川」という川に沿って進みます。途中、夏井川渓谷という景勝地を通ります。車窓からも夏井川の渓谷を眺めることができます。いわき~郡山の全線で約1時間半程度ですので、車窓を楽しんでいればあっという間です。

常磐線の水戸以北の列車は空いていることが多いですし、磐越東線も始発のいわきからの乗車になるので座席を確保できると思います。

東京から磐越東線経由で仙台までの所要時間は約8時間半。いわきでの常磐線と磐越東線の乗り継ぎが良くないため、かなり時間がかかってしまいます。いわきでの乗り換え時間をランチタイムに充てるなど工夫すればよいでしょう。

常磐線ルート(東京→代行バス区間→仙台)

最後にご紹介するのが常磐線ルートです。代行バス区間があり、かなり時間を要することから、単に東京から東北地方へ移動するルートとしては、現在はおすすめしません。それでも、福島の復興を応援する意味も込めて訪問するのであれば、あえてこのルートを選択してもよい と思います。

東日本大震災の影響で一部区間運休中

2018年4月現在、東日本大震災の津波と原発事故の影響で、途中の富岡~浪江間が不通になっています

この区間は、代行バスが運転されています。下り(富岡→浪江)は1日6便(うち1便は原ノ町まで直通)、上り(浪江→富岡)は5便が運転されています。日中時間帯は運転間隔が大きく空くので、あらかじめ時刻表を見て乗り継ぎを確かめておきましょう。

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代行バスは普通列車扱いですので、青春18きっぷだけで乗車可能です。ただ、列車に比べるとキャパシティはかなり少ないので、混雑している時期は避けたほうがよいでしょう。

2017年1月、竜田~小高が不通だったころに訪問した旅行記を投稿していますので、よろしければご覧ください。

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相馬~浜吉田間は内陸側へ付け替え

原ノ町から先、相馬~浜吉田間は、東日本大震災の津波の影響をもろに受けてしまい、壊滅的な被害が出た区間です。

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3年以上の年月をかけて、かなり内陸側に、高架の線路を敷設することで、2016年12月にようやく復旧しました。これまで、太平洋の海岸沿いに走っていた区間ですが、従来とは大きく雰囲気も変わっています。

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以上、首都圏(東京)から東北方面(仙台)へ青春18きっぷで向かうおすすめルートをご紹介しました。いずれも最短ルートの東北本線経由に比べると、1.5~2時間ほど余計にかかりますが、その分、車窓を楽しむことができるルートだと思います。今年の青春18きっぷでの汽車旅の参考にしてもらえればと思います。

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