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青函トンネル開通30周年を記念して、個人的な思い出を振り返ってみる

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先日、3月13日は、青函トンネルが開通してから30周年だったそうです。ということで、個人的な青函トンネルの思い出を振り返ってみたいと思います。

青函トンネル初乗車は北斗星6号、ただし途中で運転打ち切りに…

青函トンネルを初めて列車で通ったのは、1998年の夏休みでした。

当時、まだ学生だったのですが、学会で北海道に行ったときに、夏休みを利用して1週間ほど鉄道の旅を楽しんだのでした。

北海道に上陸したのも初めてだったので、北海道内の特急乗り放題の「北海道フリーきっぷ」を使って、大雪山・層雲峡、網走、美瑛、札幌、洞爺湖、大沼公園、函館の観光を楽しんだのでした。

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当時訪れた美瑛の丘

函館観光のあと、寝台特急「北斗星6号」上野行きに乗車。そう、この時代は、上野~札幌の北斗星だけでも1日に3往復も運転されていたのですね。他にも、寝台特急日本海、急行はまなすなどの夜行列車が青函トンネルを走っていました。

北斗星6号の函館発車時刻は0時近かったと思います。豪華寝台特急として名を馳せた北斗星に乗車したのですが、B寝台で寝るだけの乗車に。それでも寝台特急に初めて乗車したこのときのことは、よく覚えています。青函トンネルに入ったところまでは覚えていたのですが、そのあとは寝てしまったはず…。

翌朝、ダイヤの上では仙台あたりまで来ているはずの午前6時過ぎ、目が覚めるとまだ盛岡に停車していました。函館出発時に大雨で遅れているというアナウンスがあったので、そのせいだろうと思っていたら、この北斗星6号は盛岡で運転打ち切りに! 当時、まだ盛岡までしか到達していなかった東北新幹線「やまびこ」(もちろん200系)に振替乗車となり、一気に上野まで運ばれていったのでした。

結局、上野には、北斗星6号の定刻よりも早く到着してしまうという不思議な状況に。さらに、特急料金+寝台料金の合わせて1万円近くが払い戻しになるという、嬉しいんだか悲しいんだか分からないまま、初めての青函トンネル&寝台特急の乗車は終わったのでした。

冬の北海道へ! 今はなき客車列車「快速海峡」に乗車

北海道の魅力にハマった私は、その翌年、1999年3月に、今度は冬の北海道へ。東京から北海道への往復に東北新幹線や特急列車、寝台特急のB寝台が使えて、北海道内は特急に乗り放題。それで5日間33,500円という破格の「ぐるり北海道フリーきっぷ」を利用。

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快速海峡7号 当時はドラえもんとコラボしていたのでヘッドマークもドラえもん仕様

東京から東北新幹線やまびこ5号(盛岡行き)、盛岡から特急はつかり7号(青森行き)で青森へ。青森~函館間には、快速「海峡」という列車が走っていました。一部、特急はつかりが函館まで直通していましたが、あえて快速「海峡」に乗車しました。

というのも、この快速「海峡」、当時でもほとんど絶滅していた客車列車だったのですね。このとき乗車した海峡7号は、青函トンネル用の電気機関車ED79形に、50系客車が5両という編成でした。

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快速「海峡」のカーペットカー

たしか、転換式のクロスシートの座席で、全車自由席だったと思います。中には、こんなカーペットカーもあり、靴を脱いでゆったりと過ごせる車両もありました。

今どき、座席が並ぶ客車に乗車できるのはSL列車くらいなものですので、この快速「海峡」の客車列車に乗車できたのは、貴重な経験だったなぁと思います。

このときは、当時、札幌から道内各都市へ毎日運転されていた夜行列車も利用しました。札幌から急行「利尻」に乗車して稚内へ行ったのも良い思い出です。

この翌年2000年8月にも北海道旅行に出かけていますが、そのときは、北海道から東京への帰路に快速「海峡」を利用しました。快速「海峡」は、2002年12月の東北新幹線八戸開業時に廃止されてしまったので、乗車したのはこの2回だけですね。

北海道乗り鉄の旅の帰路は北斗星が定番に!

その後、北海道へ何度か乗り鉄に行きましたが、帰路に北斗星のB寝台を利用することが多かったです。

帰路にばかり利用していたため、結局、北斗星には何度も乗車したのに、全て上野行きの上り列車でした。

帰路に利用する理由の一つが、前述の「ぐるり北海道フリーきっぷ」のルールでした。5日間利用なのですが、最終日に乗車した列車は、日付をまたいでも下車するまで有効というルールでしたので、5日目に札幌や函館を出る北斗星に乗車し、6日目に上野に到着するという使い方をすると、北海道で旅行する時間が長く取れたのですね。

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2005年に乗車した北斗星2号のB寝台券

ほとんど一人旅でしたので、食堂車でのディナーコースは避け、午後9時からの「パブタイム」で、お酒を飲みながら夜景を眺めるのが定番でした。

北斗星2号(札幌発17:12)に札幌から乗車し、ラウンジカーでコーヒーを飲みながら日が沈むのを眺めて、パブタイムが始まると同時に食堂車へ。サッポロクラシックとつまみや軽い食事を取る、というのが好きでした。北斗星2号に乗ると、パブタイムの間に大沼公園から函館への坂を下るところで、函館の夜景が見えてきて、それは感動的だったのをよく覚えています。

その後は、自分の寝台に戻ってすぐに寝てしまうか、夜中にラウンジで開かれていた、車掌さんによる青函トンネル説明会に参加してから寝るか、どちらかだったですね。

2005年に北斗星2号に乗車した北海道旅行の旅行記です。

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北海道新幹線「はやぶさ」で函館へ!

そして、2016年3月に、ようやく北海道新幹線が開通します。もともと新幹線規格で作られていた青函トンネルですが、開通してから新幹線が走るまで28年もかかってしまったのですね。

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開業から半年後、2016年11月に、函館へ旅行に行くのに、新函館北斗行きの「はやぶさ5号」に乗車しました。そのときの乗車記は以下の記事で公開しています。

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青函トンネル自体は、北斗星や快速海峡で通ったときと変わりはないのですが、新幹線で通過するのは、また違った感覚ですね。

北海道新幹線開通前に走っていた在来線特急「白鳥」「スーパー白鳥」と最高速度は同じ140kmなのですが、車両性能に余裕があるためなのか、かえって遅く感じてしまうのですよね。揺れや騒音が少ないことも影響しているかもしれませんが。

東京から4時間で新函館北斗に到着できるのは、さすがに新幹線ですが、旅情という点では、夜行列車や客車列車には及ばないのが残念なところですね。


ということで、ちょっと30周年には遅れてしまいましたが、青函トンネルの思い出を書いてみました。一番多く乗ったのは、ダントツで北斗星です。豪華寝台特急と言われていましたが、B寝台もありますし、「ぐるり北海道フリーきっぷ」でも追加出費なしで乗車できたので、北海道旅行の強い味方でしたね。それでいて、食堂車やラウンジを利用することもできるので、お気に入りでした。