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紀伊勝浦から那智山詣でへ! 日本三大名瀑の一つ「那智の滝」を訪れました ~紀伊半島一周 青春18きっぷの旅(7)~

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潮岬観光を終え、串本駅に戻ってきました。このあとは、今日二つ目の観光スポット、那智山・那智の滝へ向かいます。

105系の普通列車で紀伊勝浦へ

串本から、先ほど特急くろしお18号で通ってきた紀伊勝浦まで戻ります。串本町コミュニティバスと紀勢本線、これから乗る那智山へのバスの時刻表とにらめっこして、串本(潮岬)→紀伊勝浦(那智山)と回るのが効率的という結論になり、行ったり来たりすることになりました。

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JR西日本の105系電車

串本からは、14時48分発の新宮行きの普通列車に乗車します。車両は青色の105系電車。当然ロングシートです。

105系にはほとんど乗車した記憶がありません。調べてみると、ほとんどが西日本で走っていたようで、東日本では仙石線だけだったようですね。ということで、おそらく初乗車だと思います。

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美しい車窓を眺めながら紀伊勝浦へ

ロングシートなのは残念ですが、例によって空いているので、車窓を眺めるのにはちょうどよいです。午前中にくろしお18号から眺めた車窓をもう一度おさらいして、15時34分に紀伊勝浦に到着しました。

熊野交通バスで那智山へ!

紀伊勝浦駅のコインロッカーに荷物を預け、駅前のバス停からバスに乗車します。往復するなら1日乗車券(1000円)のほうがおトクなので、バスターミナルの窓口で購入します。

15時45分に勝浦駅前発の熊野交通バスに乗車します。私の他には観光客が1名のみ。もう夕方ですから、この時間から観光に行くような人は多くないのでしょうね。

当初の予定では、下記のサイトにある、大門坂から熊野那智大社まで登り、そこから那智の滝へと下るコースを散策しようと思っていたのですが…

大門坂~熊野那智大社・那智の滝ウォークコース|那智勝浦町観光協会

那智の滝の営業終了が16時30分だということがわかり、急遽、バスで那智の滝まで行くことにしました。滝に営業時間があるのか⁉と思いましたが、どうやら、滝つぼのすぐ近くの「御瀧拝所舞台」への入場が16時30分までということのようです。

勝浦駅前を出て、国道42号線(熊野街道)を北上、途中、紀伊本線の那智駅に寄ります。那智駅前から県道43号線・46号線を経由して那智山へ。最後のほうはヘアピンカーブが続く山道になり、16時09分に那智の滝前に到着しました。

日本三大名瀑の一つ、那智の滝へ

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那智の滝へ下る石段 木々に覆われて涼をとることができます

那智の滝前からは、この写真のような石段を下っていくと、5分ほどで那智の滝に到着します。那智の滝は、滝そのものをご神体とする「飛瀧神社(ひろうじんじゃ)」という神社になっています。

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飛瀧神社のご神体 那智の滝

ちゃんと鳥居があり、その奥にご神体の「那智の滝」が祀られて(?)います。落差133メートルもの大きな滝です。華厳の滝、袋田の滝と並ぶ「日本三大名瀑」の一つです。華厳の滝、袋田の滝は訪問済みですので、これで、日本三大名瀑をコンプリートしたことになります。

この鳥居のところまでは、営業時間に関係なく来ることができます。ここから先、滝つぼのすぐ近くへは入場料(拝観料)300円を払って進みますが、この部分の営業時間が16時30分までとなっています。

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御瀧拝所舞台から那智の滝を眺める

御瀧拝所舞台の少し手前から。その迫力もさることながら、上のほうからの3筋の流れが途中で合わさって、下のほうでは再び徐々に広がっていく、きれいな形をした滝ですね。

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迫力の中にも美しさを感じられる滝筋

御瀧拝所舞台の上から眺め。少しシャッタースピードを遅めにして、滝の流れを表現してみました。

華厳の滝は落差97メートル、袋田の滝は4段で高さ120メートルですので、日本三大名瀑の中では、那智の滝が最も落差が大きいのですね。華厳の滝のほうが水量が多く迫力はありますが、那智の滝は、水の流れが作る滝筋が美しいです。

熊野那智大社・那智山青岸渡寺を参拝

那智の滝を後にする頃には、御瀧拝所舞台への入口は締まっていました。当初の予定とは順番が変わってしまいましたが、このあとは熊野那智大社と那智山青岸渡寺を参拝します。

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熊野那智大社への長い石段

距離的にはすぐなのですが、473段もの長い石段が待ち構えていました。この写真はもうゴールに近いほうで、熊野那智大社の大鳥居が見えています。那智の滝で涼んだはずだったのに、また汗だくになってしまったのでした。

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熊野那智大社の本殿 朱色が鮮やかです

ようやく、那智熊野大社に到着です。那智の滝を、大国主命の御霊代として祀ったことが起源だそうです。上の写真は、那智大社の本殿で、熊野造りという建築様式で建てられています。石段を登り切ったところにある大鳥居とともに、朱色が鮮やかでした。

本殿で無事に参拝を済ませました。

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熊野那智大社の宝物殿

こちらは本殿の横にある宝物殿です。

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那智大社とは対照的な色合いの青岸渡寺

熊野那智大社のすぐ隣には、青岸渡寺(せいがんとじ)というお寺があります。仁徳天皇のころ、インドから渡来した裸形上人が開基したのが起源と言われています。御本尊は、裸形上人が那智の滝の滝つぼで見つけた如意輪観音だそうです。現在の本堂は、1590年に豊臣秀吉が再建したものです。

那智大社の鮮やかな朱色とは対照的に、古い木の色が渋いです。

明治時代の神仏分離令によって、熊野三山の他の2社(熊野本宮大社、熊野速玉大社)では廃仏されてしまったのですが、この那智山だけは廃仏を免れ、青岸渡寺として残ったんだそうです。確かに、神社とお寺がこんなに近くに隣接しているのは珍しいですよね。

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三重塔と那智の滝を望む

那智大社や青岸渡寺があるのは那智山の中腹です。石段をかなり上ったところにあるので、那智山全体を見渡すことができます。

中でも絶景なのは、青岸渡寺の三重塔の向こうに臨む那智の滝でしょう。落差が大きな滝だけに、ここからでもかなり目立ちますね。もう夕方で、谷になっている部分は陽が陰ってきているようでした。

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三重塔と那智の滝

三重塔の近くから。この三重塔の鮮やかな朱色と、那智の滝のモノトーンの背景が対照的でした。

これで那智山の散策は終了です。先ほど登った石段の下にあるバス停から、紀伊勝浦行きの最終バスに乗車して駅まで戻ったのでした(つづく)。

紀伊半島一周 青春18きっぷの旅