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大阪から名古屋までは近鉄特急アーバンライナーに初乗車! デラックスシートで名古屋までの2時間をゆったりと過ごしました ~紀伊半島一周 青春18きっぷの旅(11)~

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難波までやってきて、あとは東京に帰るだけです。といっても、このまま新幹線で帰るのもつまらないので、乗ったことのない近鉄の特急で名古屋まで行くことします。

大阪難波の近鉄ホームへ

JR難波駅に到着後、徒歩で大阪難波駅に向かいます。徒歩で5分ほどですが、違う駅名なのですね。

青春18きっぷの旅なので、当初は関西本線の普通列車を乗り継いで名古屋まで戻ることも考えたのですが、あまりに時間がかかりすぎるうえに、和歌山電鐵への寄り道の時間もなくなってしまうので諦めました。とはいえ、新大阪から新幹線でそのまま帰るのも「乗り鉄」の旅としてはつまらないので、近鉄特急に乗ることにしたわけです。

特急券はチケットレスサービスで購入済みですので、券売機で名古屋までの乗車券(2,360円)を購入します。特急料金は1,900円、DX料金が510円で、合計で4,770円。明らかに、素直に新幹線で帰ったほうが安いのですが、近鉄の特急には一度乗ってみたかったですし、この記事のようにブログネタにもなるので、まあいいかと…(笑)。

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近鉄の大阪難波駅のホーム 地下鉄の駅のようです

改札を入って階段を降りると、地下ホームになっています。大阪難波駅には近鉄と阪神が乗り入れているので、一大ターミナルなのかと思っていたら、地下鉄の駅のような狭い駅だったのでびっくり! ホームは3本しかないのに、名古屋方面行きだけで1時間に20本もの列車をさばいています。次から次へと列車がやってくる様は、見ていても壮観ですね。

アーバンライナーのデラックスカーに乗車!

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近鉄特急アーバンライナー

16時50分過ぎに、アーバンライナー 近鉄名古屋行きが入線してきました。6両編成の特急列車ですが、今回は奮発して「デラックスカー」に乗車することにしました。特急料金のほかに510円のDX料金がかかりますが、関東在住の私が近鉄の特急に乗車する機会はほとんどないでしょうから、せっかくなのでということで乗車したわけです。

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アーバンライナーのデラックスカー ゆったりシートが並びます

デラックスカーの車内は、ゆったりとした一人掛けのシートが横3列並んでいます。間に通路があるので2+1列の配置に近いですが、座席は一つずつ独立していますので、隣の人が気になることはないと思います。

インターネットでの予約時に座席が選べたので、通路を挟んで一列のみの窓側の席を選びました。

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2列の座席もそれぞれ独立しています

2列並びの座席も、一つずつ独立しています。

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デラックスカーの座席にあるフットレスト

実際に座席に座ってみると、これはいいですね! 横幅もそうですが、前後の座席との間隔も広くとられているので、かなりゆったりと感じられます。足元にはフットレストがあり、長時間の乗車でも足が疲れることはありません。ちなみに、フットレストの前面に足を乗せるときには靴を脱ぐようにとの注意書きがありました。

車両自体が古いので、最近の特急列車にあるようなコンセントやWiFiのサービスはありません。まあ、これは仕方がないですね。新幹線でも古い車両にはついていませんから。その点を除けば、かなりグレードの高い車両だと思います。

なお、残念ながら車内販売は土休日しかないようです。長距離を乗車する場合には、事前に飲み物などを購入しておいたほうが良いですね。

大阪の市街地を抜けて住宅街へ

17時ちょうどに大阪難波を発車。しばらく地下を走行して、大阪上本町、鶴橋と停車します。この二駅から乗車してくる方も結構いました。近鉄の大阪の中心駅ですからね。

鶴橋を出ると、ようやく特急らしい走りになります。途中、近鉄奈良線と分かれて、アーバンライナー近鉄名古屋行きは、近鉄大阪線を走行します。近鉄奈良線は真東に進むのに対して、近鉄大阪線は南東方向に進む感じですね。

大和川を渡ったあたりから、車窓に低山が目立ってきます。北側が大阪と奈良を隔てる生駒山地、南側が金剛山地です。これら二つの山地の間にある切れ目を抜けるように、東の方向へと進んでいきます。奈良県に入り、再び住宅地になると、間もなく大和八木駅に停車します。ここまで30分ほど無停車、しかもかなり快調に飛ばしてきています。特急の名に恥じない走りですね。

大和八木駅は、近鉄大阪線と近鉄橿原線の乗り換え駅です。橿原線は南北に走っていて、南へ行けば吉野線に入って吉野山へ。北に行けば、奈良・京都へ、といった感じで、近鉄にとっては要衝となる駅のようです。

紀伊半島の付け根の山地を縫って東進

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奈良盆地の端は田園風景が広がります

大和八木を出ると、田園風景が増えてきます。奈良盆地を抜けて、いよいよ紀伊半島の付け根にある笠置(かさぎ)山地と高見山地の間を抜けていきます。

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山に囲まれた集落がところどころに見られます

山地の合間を縫うように進み、少し開けたところには集落と田畑が広がる、という感じのところを走っていきます。ところどころでスピードが落ちるものの、全体的には快調に飛ばしていきます。気が付くと三重県に入っていました。

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山間部はすでに陽が陰って夕暮れ時でした

陽がだいぶ傾き、山間部はすでに夕暮れの時間です。名張を過ぎ、伊賀〇〇という駅をいくつか通過すると、次第に山地を抜けて田畑が広がる平地が目立つようになってきました。

近鉄名古屋線に入ってラストスパート!

近鉄大阪線の終点、伊勢中川駅の手前で、近鉄名古屋線へショートカットします。これまでずっと東のほうに進んできましたが、ここからは北寄りに進路を変えて名古屋を目指します。

津には定刻より4分ほど遅れて18時27分頃に到着。大和八木から1時間近くも無停車で走ってきたことになります。このあたりで下車する人が多いのかと思いきや、乗車する人のほうが多いのですね。津~名古屋でも特急で45分ほどかかりますので、特急利用がそれなりに多いのでしょう。

少し遅れていたこともあってか、ここからさらに本領発揮と言わんばかりに飛ばしていきます。

今回の青春18きっぷ旅の初日に、名古屋から快速みえで津を経由して伊勢市まで行きましたが、JRは気動車、近鉄は電車ということもあり、所要時間はかなり異なります。

  • 近鉄特急 津 → 近鉄名古屋:約45分, 1,910円(乗車券1,010円+特急券900円)
  • 快速みえ 津 → 名古屋:約57分, 1,210円(乗車券のみ, 指定席は+510円)
  • 近鉄急行 津 → 近鉄名古屋:約66分, 1,010円(乗車券のみ)

こう見ると、近鉄特急は、速いもののかなり高いですね。座席が保証されているというのがメリットでしょうか。JRの「快速みえ」は、所要時間ではかなり劣りますが、乗車券のみでよいので、ある程度はすみ分けができているのでしょうね。

とはいえ、乗車している感覚からすると、近鉄特急のほうが圧倒的に速く感じます。津から名古屋まで無停車というのもありますが、かなり飛ばすので爽快でもあります。

というようなことを考えていると、ほぼ定刻通りの19時10分頃に、終点の近鉄名古屋駅に到着しました。

大阪難波から近鉄名古屋まで約2時間10分。新幹線なら、のぞみで約50分、こだまでも1時間強ですが、近鉄特急を大阪から名古屋まで乗りとおす乗客が結構多かったのには驚きました。

  • 近鉄特急 大阪難波~近鉄名古屋:約2時間10分, 4,260円(乗車券2,360円 + 特急券1,900円)
  • 東海道新幹線 新大阪~名古屋:約50分, 5,830円(乗車券3,350円 +自由席特急券2,480円)

値段は近鉄特急のほうがだいぶ安いですが、所要時間は倍以上。ただ、近鉄は難波から出ているので、難波近辺から利用する場合は、所要時間の差は縮まりそうですね。

個人的には、初めて乗る近鉄特急のほうが、新幹線よりも何倍も楽しめましたね。デラックスカーのゆったりしたシートも堪能できました。

ということで、無事に名古屋まで戻ってきまして、19時59分発のこだま682号に乗車しました。「こだま☆楽旅IC早特」(現在は、EXこだまグリーン早得)で購入したグリーン車で優雅に(?)帰京しました。このときの様子は、以下の記事で紹介していますので、興味がありましたらご覧ください。

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以上、11回にもなってしまった旅行記をご覧いただきありがとうございました!(おわり)

紀伊半島一周 青春18きっぷの旅