K'z Lifelog ~青春18きっぷと乗り鉄のブログ~

青春18きっぷの話題をはじめ、汽車旅のノウハウや鉄道関連のニュースなどを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

JR西日本が新幹線・特急列車に1日乗り放題の「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」を発売! 秋の観光や三江線の乗りおさめにどうぞ!

おすすめ記事Pick Up! 【トップページ】 まずはこちらから!青春18きっぷ・おすすめ路線など当ブログおすすめ記事の目次です
【ダイヤ改正】 JR東日本が10月14日にダイヤ改正! 黒磯~新白河の輸送体系変更!
【おトクなきっぷ】 おすすめのフリーきっぷ紹介記事まとめ

f:id:kzlife:20170828235603j:plain

JR西日本の発足30周年を記念して、新幹線や特急列車を含むJR西日本全線に1日乗り放題となる「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」が発売されます。秋の観光や汽車旅にはもちろんのこと、来年3月で廃止が決まっている三江線の乗りおさめにも使えそうです。

「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」の概要

「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」の概要は以下の通りです。

  • 利用期間:2017年10月1日(日)~10月29日(日)の土休日
  • 有効期間:1日
  • 発売期間:2017年9月1日(金)~10月15日(日)
    • 利用日の1か月前から14日前の23:30まで
  • フリーエリア:
    • JR西日本全線(山陽新幹線、北陸新幹線(上越妙高~金沢)、特急列車、普通・快速列車)
    • 智頭急行線全線、IRいしかわ鉄道線(金沢~倶利伽羅)、あいの風とやま鉄道線(倶利伽羅~市振)、えちごトキめき鉄道線(市振~糸魚川)
    • 上記列車の「普通車自由席」に乗車可能
    • 全車指定席の列車(SLやまぐち号、北陸新幹線かがやき等)には乗車できない
  • 発売箇所:JR西日本のインターネット予約サービス「e5489」限定
    • 駅の窓口や旅行会社での発売なし
  • 発売枚数:1日あたり3000枚
  • おねだん: おとな10,000円,こども1,000円(こども用だけの発売なし)

JR西日本の30周年記念きっぷです。春にはJR九州が「30周年記念!ネット九州パス」を、7月にはJR東日本が「JR東日本30周年記念パス」を発売していますが、フリーエリアの範囲と値段を考慮すると、JR西日本の「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」はおトク感が高いと思います。

詳しくはJR西日本のサイトをご覧ください。

「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」の注意点

注意点は以下の3点です。

  1. 利用日の14日前までに購入する必要がある
  2. 1日につき3000枚の枚数限定
  3. 全車指定席の列車には乗車できない

1.と2.については、早めに予定を立てて予約してしまうのが良いでしょう。

3.は要注意です。「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」のチラシの注意書きには、以下のような記述があります。

新幹線・特急列車のグランクラス・グリーン車・寝台車・普通車指定席及び普通列車(快速・新快速列車含む)のグリーン車・普通車指定席に乗車する場合、必要な料金券のほか、乗車券を別にお求めください。

この「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」では、普通車自由席にしか乗車できませんので、全車指定席の列車、例えば北陸新幹線のかがやき号や、各地を走る全車指定の観光列車には乗車できません。上記のとおり、乗車券としての効力もない(指定席券を別に購入しても乗車できない)ようなので注意してください。

先日発表された2017年秋の臨時列車の中で、「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」では乗車できない全車指定席の観光列車は以下の通りです。

  • 〇〇のはなし(山陰本線)
  • SLやまぐち号(山口線)
  • 花嫁のれん(七尾線)
  • ベル・モンターニュ・エ・メール(城端線・氷見線)
  • ラ・マル せとうち・しまなみ(瀬戸大橋線・山陽本線等)
  • 瀬戸大橋アンパンマントロッコ(瀬戸大橋線等)
  • 奥出雲おろち(木次線等)

※他にも「全車指定席」となっている列車には「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」では乗車できません。

「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」のおすすめ利用法

さて、この「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」ですが、活用法はいろいろと考えられます。ここでは、観光向け、乗り鉄向けに分けておすすめの利用法をご紹介します。

家族での秋の観光旅行に利用

利用できるのが10月の土休日ですので、秋の旅行に使うのが最も自然な使い方でしょう。

エリアが広いですし、山陽新幹線・北陸新幹線(金沢~上越妙高)をはじめ、西日本各地を走る特急列車(自由席)に乗車できますので、少し遠出すればあっという間に元が取れます。

こども用が1000円というのも魅力的です。家族での旅行に利用すれば、劇的に安くなります。例えば、おとな2名+こども2名の4人家族で利用した場合、以下のようになります。

区間 利用列車 通常料金(自由席) JR西日本30周年記念
乗り放題きっぷ
大阪 → 博多 山陽新幹線 43,440円 22,000円(-50%)
大阪 → 広島 山陽新幹線 29,120円 22,000円(-25%)
大阪 → 金沢 特急サンダーバード 21,380円 22,000円(+3%)


大阪から山陽新幹線に乗車する場合、博多まで行けばもちろんのこと、広島までの片道でもかなりおトクです。「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」の有効期間は1日のみですが、片道でもおトクということは、往路分、復路分をそれぞれ別に購入しても得になるということです。

一方、大阪から金沢へ特急サンダーバードに乗車するだけでは安くはなりません。大阪より西側(神戸や岡山など)からであれば安くなりますし、大阪からであっても和倉温泉あたりまで足を延ばすのであれば、おトクになると思います。もちろん、日帰りであれば通常料金の半額くらいになるということです。

ということで、西日本エリアでの家族旅行に利用するというのが正しい使い方でしょう。

ただし、1点だけ注意が必要です。このきっぷは自由席にしか乗車できませんので、座席が確保されていません。このようなフリーきっぷが利用できる期間は、自由席はかなり混雑します。家族連れ、特にお子様連れの場合は、座席が確保できないと大変だと思いますので、始発駅から乗車するようにするといった工夫が必要だと思います。

乗り鉄は三江線の乗りおさめに!

乗り鉄としては、このきっぷを活用して、三江線の乗りおさめに行くのはいかがでしょうか?

三次~江津(108km)を結ぶ三江線は、全線が2018年3月で廃止されることが決まっています。

www.kzlifelog.com

廃止間際になると、昨年の留萌本線 留萌~増毛の廃止時のように、乗りおさめの鉄道ファンで大混雑になると思いますので、廃止前に乗車しておきたいという方は、この機会を狙ってみてはいかがでしょうか。

大阪起点での周遊ルートの一例としては、以下のような乗り継ぎができます(10月7日土曜日の例)。

  • 新大阪 06:00発 → 広島 07:25着(山陽新幹線みずほ601号)
  • 広島 07:53発 → 三次 09:53着(芸備線)
  • 三次 10:02発 → 石見川本 12:18着(三江線)
  • 石見川本 13:45発 → 江津 14:54着(三江線)
  • 江津 16:20発 → 新山口 18:51着(特急スーパーおき5号)
  • 新山口 19:19発 → 新大阪 21:25着(山陽新幹線さくら568号)

丸一日がかりですが、何とか日帰りで三江線に乗車できそうです(笑)。江津から新大阪までは、新山口経由が早いのですね。距離的には、米子から特急やくもで伯備線経由が圧倒的に近く、乗車券も2000円くらい安いのですが、乗り放題の「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」なら気になりませんね。

以上、「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」の概要と、おすすめの利用法をご紹介しました。枚数限定ですので、早めに計画を立てて「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」を予約し、秋の汽車旅を満喫しましょう!