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JR北海道が乗り放題の「JR北海道日帰り周遊パス」を発売! 日曜限定ながら青春18きっぷの期間外に使えるおトクなきっぷです

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函館山の夜景

JR北海道の全線が乗り放題の「JR北海道日帰り周遊パス」が発売されます。4月9日~6月4日の日曜日限定ながら、普通列車に乗り放題という魅力的なフリーきっぷです。青春18きっぷが利用できない期間に利用できるため、春の汽車旅に活用できそうです。

「JR北海道日帰り周遊パス」とは?

JR北海道が、北海道新幹線開業1周年を記念して発売するのが、「JR北海道日帰り周遊パス」です。

概要は以下の通りです。

  • 利用期間: 2017年4月9日,4月16日,4月23日,5月14日,5月21日,5月28日,6月4日(計7日)
  • 発売期間: 2017年3月26日~6月3日(利用日の1か月前~前日まで発売、当日発売なし
  • フリーエリア: JR北海道全線,道南いさりび鉄道全線
    • JR北海道日帰り周遊パスのみで普通列車・快速列車の普通車自由席に乗車可能
    • 特急券を別途購入すれば、北海道新幹線、JR北海道内の特急列車にも乗車可能
  • 発売箇所:
    • JR北海道の主要駅のみどりの窓口・旅行センター・指定席券売機、主な旅行会社
    • JR東日本の新青森駅のみどりの窓口・指定席券売機
  • おねだん: 3,000円(大人用), 1,500円(小児用)

詳しくは、JR北海道のプレスリリースをご覧ください。

「JR北海道日帰り周遊パス」を発売します!(JR北海道プレスリリース 2017年3月17日, PDFファイル)

利用可能日が限られており、有効期間が1日限定ですが、JR北海道全線が乗り放題なのは魅力的です。青春18きっぷとは異なり、特急券を購入すれば、特急列車にも乗車可能 です。

どれくらい乗ればおトクなの?

この「JR北海道日帰り周遊パス」ですが、簡単に言えば運賃部分のフリーきっぷです。ですので、運賃が「JR北海道日帰り周遊パス」の3,000円を上回るだけ乗車すれば、普通にきっぷを買うよりもおトクになります。

では、どのくらい乗車すればおトクかを見てみましょう。札幌から、道内の主要都市への片道の運賃(特急料金を含まない)は以下の通りです。

  • 札幌~函館・新函館北斗: 片道 5,720円
  • 札幌~稚内: 片道 7,340円
  • 札幌~旭川: 片道 2,490円
  • 札幌~網走: 片道 6,800円
  • 札幌~釧路: 片道 6,260円
  • 札幌~帯広: 片道 4,320円

ご覧のとおり、札幌から道内主要都市の片道だけで、十分元が取れて、おつりがきてしまいます。旭川までは片道では元が取れませんが、日帰りで往復すれば十分元が取れます。

北海道在住の方は、少し遠出する用事があれば、「JR北海道日帰り周遊パス」を購入したほうがおトクになるでしょう。道外から北海道へ旅行する場合でも、道内の主要都市間を片道移動するだけで元が取れる場合が多そうです。

それにしても、同じ県内で、片道運賃が7000円越えとは、北海道がいかに広いかわかりますね。東京~名古屋の運賃が6,260円ですので、札幌~釧路と同じなのです。

おすすめの利用法は?

「JR北海道日帰り周遊パス」は、発売箇所が北海道内と新青森駅に限られることと、前日までの購入が必要なことから、北海道外から北海道へ旅行する方が利用する際には注意が必要です。

そこで、北海道の汽車旅にどのように利用すればよいか考えてみました。

札幌起点で各主要都市への移動に利用

最も簡単なのが、前日の土曜日までに飛行機等で札幌に入って「JR北海道日帰り周遊パス」を購入、翌日に札幌からの汽車旅に利用するという使い方です。

札幌からは、主要都市への片道利用でもよいですし、旭川あたりまでなら札幌からの日帰り往復利用もありでしょう。

札幌起点としましたが、旭川や釧路など、道外からの航空便がある他の都市起点でも同様です。

北海道新幹線区間の利用は要注意!

「JR北海道日帰り周遊パス」は、特急券を購入すれば、北海道新幹線にも乗車できるため、道外から函館への移動にも利用できます。

北海道新幹線のみの新青森~新函館北斗では運賃が2,810円で、片道利用では元が取れません。新青森~函館は3,240円ですので、片道利用でも元が取れます。

ただし、東京や仙台から函館まで利用する場合は、北海道新幹線に「JR北海道日帰り周遊パス」を利用してもおトクにはなりません。

東京からの運賃(特急料金は含まない)を比べてみると、

  • 東京~函館 11,800円
  • 東京~新青森 10,150円 + JR北海道日帰り周遊パス 3,000円 = 13,150円

となります。東京から新青森までと函館までで、運賃が1,650円しか違いません。これは、JRの普通運賃が遠距離逓減制を採用していて、乗車区間が長くなるほど、運賃の上がり方が少なくなる(キロあたりの運賃が安くなる)仕組みになっているためです。

このように、「JR北海道日帰り周遊パス」で北海道新幹線を利用する場合は、函館までですと逆に損をしてしまう場合がありますので注意が必要です。

また、北海道以外では新青森駅でしか購入できないため、東北新幹線沿線から函館に向かう場合でも、一旦、新青森で下車して「JR北海道日帰り周遊パス」を購入する必要があり、手間がかかってしまいます。

結局、北海道新幹線にこだわらず、道内の都市間移動や日帰りの汽車旅に利用するのがよさそうです。(北海道新幹線開業1周年記念のフリーきっぷなのですが…)

春の北海道の汽車旅に活用しよう!

この「JR北海道日帰り周遊パス」が利用できる4月~6月上旬は、北海道では早春~初夏にあたる季節です。5月以降は雪が降る心配も少なくなるでしょう。この時期は青春18きっぷが利用できない期間ですが、この「JR北海道日帰り周遊パス」を活用すれば、日帰りながら気ままな汽車旅ができると思います。「JR北海道日帰り周遊パス」を上手に活用して、春の北海道を満喫してみてはいかがでしょうか?