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LCC限定の「ひがし北海道フリーパス」、JR北海道が2018年春秋も継続発売! 本州からの格安道東旅行におすすめです!

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JR北海道が、新千歳空港着のLCC(ピーチ・バニラエア)利用者限定の企画乗車券「ひがし北海道フリーパス」を、2018年10月末まで継続発売します。さらに、これまで期間限定で設定されていた25歳以下限定の「U25用」も期間制限がなくなりました。富良野・美瑛、釧路湿原、摩周湖など、北海道の大自然を満喫できるエリアが、特急列車を含めて乗り放題となります。有効期間も5日間とたっぷりありますので、道東方面への旅行や汽車旅に活用してみましょう!

※2018.03.13 更新(2018年10月までの情報に更新)
※2018.01.29 更新(2018年3月~4月のU25版の情報を追加)
※2017.09.17 更新(2017年秋冬版とU25用の情報を追加)

釧路湿原

「ひがし北海道フリーパス」とは?

「ひがし北海道フリーパス」は、LCC(Peach、バニラエア)の新千歳空港到着客のみが利用できるフリーきっぷです。概要は以下の通りです。

  • 利用期間:~2018年10月4日(木) ※発売は2018年9月30日(日)まで
  • 有効期間:5日間
  • おねだん
    • 一般用: 15,500円(おとな)、7,750円(こども)
    • U25用: 12,000円(25歳以下限定,年齢を確認できる公的証明書の提示が必要)
  • 発売箇所: 新千歳空港駅のみどりの窓口
  • 発売条件: Peachまたはバニラエアの搭乗券(新千歳空港到着便)を提示
  • フリーエリア(概略)
    • 函館本線(小樽~札幌~旭川)
    • 石北本線(旭川~網走)
    • 石勝線(南千歳~新得)
    • 根室本線(滝川~根室)
    • 富良野線(旭川~富良野)
    • 千歳線(札幌~南千歳・新千歳空港)
    • 室蘭本線(岩見沢~追分)
    • 釧網本線(釧路~網走)
  • きっぷの効力
    • フリーエリア内の特急・急行・普通列車の普通車自由席に乗車可能

詳しくは、JR北海道のニュースリリースをご覧ください。

通年利用可のフリーきっぷに! U25用の期間制限なしに!

この「ひがし北海道フリーパス」は、半年間の期間限定で発売されていましたが、2017年4月以降は、ずっと継続して設定されています。利用期間としては半年先までの設定なのですが、期間の終わり近くになると、次の半年分が発表されるという状況になっていて、結果的に「通年利用可能」になっています

また、今回は、25歳以下限定でさらにお得になる「U25用」の期間制限が撤廃されました。これで、25歳以下の方は、いつでも12,000円で利用できることになります。

どのくらいお得なの?

新千歳空港からの道東の主要駅への特急列車での通常往復料金と、札幌からの主要な割引きっぷの料金は以下の通りです。

区間 きっぷ種別 往復の値段
新千歳空港~釧路 運賃+特急自由席 16,900円
札幌~釧路 乗車券往復割引きっぷ
+特急自由席
15,820円
新千歳空港~網走 運賃+特急自由席 20,140円
札幌~網走 Rきっぷ(特急指定席) 16,460円


これに対して、「ひがし北海道フリーパス」は15,500円ですので、釧路や網走への単純往復でも十分に元が取れそう です。しかも、主要な割引乗車券よりもお得です。

フリーきっぷですので、単純往復ではなく、あちこち移動したり周遊ルートで旅をしたりすれば、さらにお得感は増すと思います。

利用できるLCCの発着空港は?

このフリーきっぷの特徴的なところは、LCC利用者限定というところです。新千歳空港に就航しているPeachとバニラエアの航空便は、2018年4月~10月のダイヤでは以下の通りです。

航空会社 路線 便数
Peach 関西国際空港~新千歳空港 最大5往復/日
福岡空港~新千歳空港 1往復/日
仙台空港~新千歳空港 2往復/日
バニラエア 成田空港~新千歳空港 6~9往復/日


関東からはバニラエア、関西、九州、仙台からはPeachが利用できます。Peachは、2017年9月から、これまでの関西国際空港に加えて、福岡空港と仙台空港からも新千歳空港に就航していますので、「ひがし北海道フリーパス」を利用できる対象者がぐんと広がりました。

おすすめ利用法は?

このフリーきっぷの特徴は、フリーエリアがかなり広いことです。新千歳空港から東側のJR北海道の路線にほとんど乗車可能です。

おすすめの周遊観光ルート

この広いフリーエリアと、特急にも乗車できる特徴を生かして、北海道の大自然を巡る周遊ルートがおすすめです。例えば、こんなルートが考えられます。

  • 1日目:成田/関西国際空港~(LCC)~新千歳空港~(スーパーおおぞら)~釧路泊
  • 2日目:釧路観光、釧路~(くしろ湿原ノロッコ号 ※運転日注意)~塘路(釧路湿原観光)~(釧網本線)~網走泊
  • 3日目:網走観光、網走~(特急オホーツク・大雪)~旭川~(富良野線)~美瑛観光~富良野泊
  • 4日目:富良野観光、富良野~(根室本線)~滝川~(特急ライラック・カムイ)~札幌泊
  • 5日目:札幌観光、札幌~(快速エアポート)~新千歳空港~(LCC)~成田/関西国際空港

新千歳空港から、釧路、網走、美瑛・富良野、札幌と、観光しながら道東を一周してくるルートです。これだけ乗って、15,500円ですから、かなりおトクです。

くしろ湿原ノロッコ号

途中で、「くしろ湿原ノロッコ号」などの観光列車を入れると、列車での移動も観光そのものになります。「くしろ湿原ノロッコ号」は、釧路湿原の東端に沿っている釧網本線の釧路~塘路を往復します。車窓からは、雄大な釧路湿原を眺めることができます。

釧路湿原 細岡展望台

終点の塘路で釧路湿原の散策ができますが、個人的なおすすめは途中の釧路湿原駅から徒歩15分ほどの「細岡展望台」です。高台から釧路湿原を一望できるポイントです。

くしろ湿原ノロッコ号は運転日が限られていますので、詳しくは、下記のJR北海道釧路支社のサイトで確認しましょう。(下記は昨シーズンの情報です)

くしろ湿原ノロッコ号(JR北海道釧路支社)

さらに、冬季には、釧網本線の網走~知床斜里間に列車から流氷を眺めることができる「流氷物語号」が運転されます。(下記の記事は昨シーズンの情報です)

www.kzlifelog.com

道東を汽車旅した旅行記をこのブログにも載せています。2005年秋の旅行記で、かなり古いですが、釧路湿原ノロッコ号にも乗車していますので、興味があればごらんください。

北海道 秋の道東 鉄道の旅(1)~(7)

青春18きっぷの代替に

青春18きっぷが使えない期間には、青春18きっぷの代替としても「ひがし北海道フリーパス」を活用できる と思います。

また、青春18きっぷが利用できる時期でも、広大な北海道を普通列車だけで周るのはかなり難しいです。それに、普通列車がほとんど走っていない区間が結構あります。前述の周遊ルートを青春18きっぷだけで周ろうとすると、観光の時間をとることは不可能でしょう。青春18きっぷの価格(11,850円)に少し足すだけで「ひがし北海道フリーパス」(15,550円)を購入できます ので、道東を観光したい場合はおすすめです!

特に、U25用が利用できる場合、12,000円となりますので、青春18きっぷとほぼ同額で、フリーエリア内を特急自由席に乗り放題となります。これはかなりおトクですね。


以上、「ひがし北海道フリーパス」をご紹介しました。LCC限定ということで利用できる人が限られそうですが、条件にさえ合えば、自由席限定ながらフリーエリア内は特急にも乗り放題ですので、使い勝手がよいと思います。LCCと合わせておトクな北海道旅行に出かけてみるのもよさそうですね。

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