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JR東日本の定番フリーきっぷ「週末パス」 南東北や甲信越への週末1泊旅行におすすめのオールマイティなフリーきっぷです!

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JR東日本の広いエリアをカバーする定番のフリーきっぷ「週末パス」。年末年始やGWなどの繁忙期を除く土日に利用でき、特急券を購入すれば新幹線にも乗車できる使い勝手のよいフリーきっぷです。この記事では、週末パスの概要と特徴、どのような使い方でおトクになるのかを詳しく解説します。

JR東日本の定番フリーきっぷ「週末パス」とは?

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「週末パス」は、その名の通り、週末の土日の二日間を通して利用できるフリーきっぷです。フリーエリアが、南東北、関東、甲信越と広いのが特徴です。

  • 利用期間: 2018年4月1日までの土休日
    • ただし、4月27日~5月6日、8月11日~20日、12月28日~1月6日は利用不可
    • 詳しくは、JR東日本の「おトクなきっぷ」をご参照ください
  • 有効期間: 連続する2日間
  • 発売期間: 有効期間開始日の1か月前から前日まで
  • 発売箇所: JR東日本の指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザ、主な旅行会社
  • フリーエリア:
    • JR東日本エリアの南東北(おおむね宮城県・山形県)以南の在来線(境界駅:酒田・湯沢・小牛田・前谷地)
    • JR東日本の東北新幹線(東京~くりこま高原)、山形新幹線全線、上越新幹線全線、北陸新幹線(東京~上越妙高)
    • 山形鉄道(赤湯~荒砥)
    • 福島交通(福島~飯坂温泉)
    • 阿武隈急行(福島~槻木)
    • 会津鉄道(西会津~会津田島)
    • ひたちなか海浜鉄道(勝田~阿字ヶ浦)
    • 鹿島臨海鉄道(水戸~鹿島サッカースタジアム)
    • 北越急行(六日町~犀潟)
    • えちごトキめき鉄道(妙高高原~直江津)
    • しなの鉄道(妙高高原~長野、長野~軽井沢)
    • 長野電鉄(長野~湯田中)
    • 上田電鉄(上田~別所温泉)
    • アルピコ交通(松本~新島々)
    • 富士急行(大月~河口湖)
    • 伊豆急行(伊東~伊豆急下田)
  • きっぷの効力:
    • 「週末パス」単体でフリーエリア内の普通列車(快速含む)の普通車自由席に乗車可能
    • 別に特急券を購入すれば、新幹線や特急列車にも乗車可能
    • 別に指定席券を購入すれば、普通列車(快速含む)の指定席にも乗車可能
  • おねだん: 大人 8,730円、小児 2,560円

詳しくは、JR東日本の「おトクなきっぷ」の「週末パス」の項目をご覧ください。

JR東日本 - おトクなきっぷ - 週末パス

広いフリーエリア+新幹線・特急にも乗車可能で使い勝手のよいフリーきっぷ

「週末パス」の特徴をまとめると、(1)広いフリーエリア、(2)特急券を追加すれば新幹線や特急に乗車可能、(3)週末に利用可能、の3点でしょう。以下、詳しく解説します。

(1)広いフリーエリア

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上記の通り、JR東日本の南東北以南のすべてがフリーエリアになっている ことが特徴です。このフリーエリアの範囲内の旅行であれば、乗車券はこのフリーきっぷ一枚で済んでしまいます。週末の1泊旅行にはとても使い勝手のよいきっぷになっています。

新幹線もフリーエリアに入っています。東北新幹線の東京~仙台、上越新幹線の東京~新潟、北陸新幹線の東京~長野など、東京と南東北・甲信越地方の主要都市との往復にも利用できます。なお、BRTはフリーエリアに含まれていないため、乗車できません。

また、JR東日本と接続する14の私鉄・第三セクターにも乗車することが可能です。特に、しなの鉄道、えちごトキめき鉄道、北越急行など、新幹線に平行する路線に乗車できる点は魅力的です。新幹線から乗り換えて利用する可能性の高い路線ですし、JRから移管された第三セクターの運賃はJRに比べると割高ですので、「週末パス」だけで乗車できるのは大きなメリットになりそうです。

(2)特急券を追加すれば新幹線や特急に乗車可能

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この「週末パス」は乗車券タイプのフリーきっぷですので、特急券や指定席券を自由に組み合わせて利用することができます

主な組み合わせとしては、以下のようなものが考えられます。

  • 「週末パス」+特急券で、新幹線や特急列車に乗車
  • 「週末パス」+指定席券で、各地で運転されている観光列車に乗車
  • 「週末パス」+グリーン券で、首都圏で運転されている普通列車のグリーン車に乗車

組み合わせは自由ですので、普通列車のみで移動したければ「週末パス」だけでOKですし、新幹線に乗りたければ特急券を購入すれば乗車できます。また、グリーン券を購入すれば、新幹線や特急列車のグリーン車にも乗車できます。

このように、旅程や予算に合わせて活用することができます。

(3)週末に利用可能

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「週末パス」の名前のとおり、一部の繁忙期を除く週末(土日)に利用できますので、週末の1泊旅行には最適なフリーきっぷ です。

フリーエリアの広いフリーきっぷは、たいてい期間限定なのですが、この「週末パス」は、一年を通して週末に利用できるため、とても使い勝手の良いきっぷです。

南東北・関東・甲信越地方への週末旅行を考えている場合は、この「週末パス」が利用できないかを検討すべきです。それほど利用価値の高いきっぷです。

東京~仙台・山形・新潟往復だけでもおトク!

「週末パス」は、どのくらいの距離を旅行すればおトクになるのでしょうか?

結論を先に言ってしまうと、

  • 東京から仙台・山形・新潟への新幹線往復であれば、たいていの場合はおトクになる
  • 541km以上(往復の場合は片道241km以上)乗車する場合は週末パスがおトクになる
  • 割引率の高い別のきっぷ(「お先にトクだ値」など)が利用できる場合は、週末パスよりもそちらのほうが安い場合が多い

というところです。

以下、詳しく見ていきます。

普通旅客運賃との比較

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普通にきっぷ(乗車券)を購入する場合と比べてどちらがおトクか? 実は、これは簡単です。週末パスは乗車券タイプのフリーきっぷのため、旅行したい経路の乗車券の値段(運賃)と比較するだけです。

具体的には、以下のようになります。

  • 片道の場合: 大人 8,730円以上(541km以上)、小児 2,560円以上(301km以上)でおトク
  • 往復の場合: 大人 4,365円以上(241km以上)への往復、小児 1,280円以上(141km以上)への往復でおトク

※距離はJR東日本の普通旅客運賃表(幹線)で換算したもの

往復で考えると、東京からでは、東北新幹線の福島駅、上越新幹線の長岡駅、北陸新幹線の飯山駅、あたりが境目となります。これより遠くに往復するのであれば、「週末パス」を購入したほうがおトクということになります。

えきねっとトクだ値、お先にトクだ値との比較

新幹線や特急列車に乗車する場合には、JR東日本のインターネット予約・購入サービス「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」が利用できることがあります。これらは、区間・列車・席数・日時限定ですが、最大で40%引きで乗車券+特急券が購入できるサービスです。

東京からの主要区間で、「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」と比較してみます。えきねっとトクだ値とお先にトクだ値は片道のみのきっぷですので、往復で同じ割引のきっぷを利用したと仮定した場合で計算してみます。

なお、「えきねっとトクだ値」は乗車日の前日まで、「お先にトクだ値」は乗車日の14日前までの購入が必要です。

区間 週末パス+特急券 えきねっとトクだ値 お先にトクだ値
東京~仙台
やまびこ利用
18,630円 18,480円
15%引き
14,140円
35%引き
東京~山形
つばさ利用
19,530円 19,260円
15%引き
14,740円
35%引き
東京~新潟
とき利用
18,630円 17,940円
15%引き
13,720円
35%引き

※普通車指定席(通常期)で比較

上記の例であげた東京から仙台、山形、新潟への往復なら、「お先にトクだ値」が最も安いです。「お先にトクだ値」には35%引きと30%引きの2種類がありますが、30%引きのものだとしても、最も安いことには変わりないでしょう。ただし、乗車日の14日前までの購入が必要で、払い戻し手数料が高額(割引率と同率、上表の35%引きのきっぷの払い戻し手数料は、購入額の35%)なので、「お先にトクだ値」は、2週間前までに確度の高い予定がわかっている場合に限定されてしまいます

一方、「えきねっとトクだ値」は前日まで購入可能ですので、前日までの発売となる「週末パス」と同じです。15%引きの「えきねっとトクだ値」と比べると、週末パス+特急券よりも多少安いです。ただし、15%引きとなる列車は限られていて、旅行に便利な時間帯の列車には10%引きのものしか設定されていません。さらに、新幹線の乗車駅までと、下車駅から目的地までのきっぷを別途購入することを考えると、えきねっとトクだ値よりも週末パス+特急券のほうが安くなることが多く、使い勝手もよさそうです

なお、北陸新幹線の東京~長野の単純往復の場合は、距離が短いために、週末パスのほうがかなり高くなってしまいます。

上記は、あくまで東京発着の一例にしかすぎませんので、実際に乗車する区間や列車によって変わってきます。参考程度にしていただければと思います。

フリーきっぷならではの利便性も!

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単純に料金の比較だけでなく、フリーきっぷならではの利便性も見逃せません。

普通に乗車券を購入する場合には、目的地までの経路を指定して購入する必要があります。さらに、JRではない会社の路線のきっぷが必要な場合は、JR線を下車してから購入する必要があります。

一方、「週末パス」はフリーきっぷですので、フリーエリアに含まれていれば、あらかじめ経路を指定することも不要ですし、フリーエリアに含まれる14の私鉄・第三セクター線であれば、そのまま乗車できます。

特定の目的地への単純往復ではなく、周遊の旅をしたい場合や、目的地周辺でも鉄道を利用して動き回る場合など、いちいち乗車券を購入しなくてもよいフリーきっぷのメリットが大きくなります


以上、JR東日本の定番フリーきっぷ「週末パス」の概要と特徴、どこまで乗車すればおトクになるかをご紹介しました。フリーエリアが広いことや、特急券等との組み合わせが自由にできることから、かなりオールマイティに利用できるフリーきっぷになっています。JR東日本エリアでの週末旅行を考えている場合は、まず「週末パス」が利用できるか、おトクになるかを考えてみるのがおすすめですよ。