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水郡線に乗って袋田の滝を訪ねよう! 首都圏発水郡線周遊ルートを紹介します! ~青春18きっぷ おすすめ日帰り旅3~

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青春18きっぷで日帰り旅シリーズ、今回は水郡線です。奥久慈の自然の中を走る水郡線は、久慈川に沿って進む川の路線です。沿線には日本三大名瀑の一つ「袋田の滝」もありますので、滝見物とあわせての汽車旅がおすすめですよ。何年か前に、実際に水郡線で袋田の滝を訪問していますので、その旅行記とともにご紹介します。

水郡線とは?

水郡線は、茨城県の県庁所在地である水戸と福島県の郡山(正確には安積永盛)を結ぶ137.5kmの非電化ローカル線です。水戸と郡山の近くでは、それぞれの都市の近郊路線としての役割がありますが、それ以外の大半がローカル色の強い路線です。「奥久慈清流ライン」 の愛称が示すように、久慈川の清流に沿って走る川の路線です。

水郡線へのアクセス

首都圏から水郡線の起点となる水戸へのアクセスは、常磐線が便利です。上野東京ラインの開通によって、品川始発の列車も多く設定されています。

普通列車で水戸へ行く場合には、水戸行きか勝田行きの列車に乗車しましょう。おおむね、1時間に2本程度あります。品川や上野から水戸まではおよそ2時間の旅となりますが、取手より先に行く常磐線の普通列車(青い帯に入ったE531系という電車)には、グリーン車(自由席)が連結されています。青春18きっぷ+グリーン券で乗車できますので、ゆったりと旅をしたい方にはおすすめです。

普通列車に連結されているグリーン車については、以下の記事をご覧ください。

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水郡線・袋田の滝訪問記

青春18きっぷで、常磐線→水郡線→東北本線と乗り継いだ汽車旅をしました。以下、旅行記をお届けします。実際に旅行をしたのは数年前です。(写真は別の機会に撮影したものも利用しています。)

朝の常磐線グリーン車で水戸へ

夏の青春18きっぷシーズン、7月下旬の土曜日の朝の常磐線は空いています。今日の汽車旅は長丁場となるため、2時間以上乗車する常磐線はグリーン車を奮発しました。ホリデー料金で780円。2時間も乗車するのであれば、十分価値がありますね。

08時23分、上野始発の常磐線勝田行きの普通列車に乗車します。グリーン車の2階席に陣取りますが、グリーン車はほとんどだれも乗っていない状態でした。

上野を出ると、日暮里、三河島、南千住、北千住と各駅に停車していきます。北千住から先の複々線区間に入ると、駅の数が少ない急行線のほうを走るため、快調に飛ばしていきます。駅の数が多い緩行線のほうは、グリーンの帯の入ったJRの列車に加えて、東京メトロ千代田線の列車も走っています。

土浦で5両を切り離して10両となります。次第に住宅も減って、乗降客のほとんどない駅もありますが、律儀に各駅に停車していきます。10時28分、上野から2時間強で水戸に到着しました。グリーン車は、ほぼ貸し切り状態のまま、とてもゆったりと過ごすことができました。

水郡線の新しい気動車で袋田へ

水戸から、いよいよ水郡線に乗車します。45分ほどの乗り換え時間がありますが、トイレを済ませ、飲み物を調達したら、早めに水郡線のホームへ。水郡線は観光シーズンになると混雑することがあるので、早めにホームで並んでおきます。


水戸駅での水郡線の気動車

11時15分発の郡山行きに乗車します。水郡線の車両は、数年前に「キハE130系」という新しいものに変わりました。片側3扉のディーゼルカーです。ローカル線は2扉が多いのですが、水郡線は、水戸や郡山の近くでは通勤通学路線としての役割もあるため、3扉の車両が投入されたのでしょう。

2両編成の前の車両に乗車します。案の定、出発前に立ち客まででるほどの混雑ですが、早めに並んでいたおかげで、ボックスシートの窓側の席を確保できました。

水戸を出てしばらく続いていた住宅街が途切れると、田畑が広がるようになります。水戸から1時間弱の山方宿あたりから、車窓の右側に久慈川の流れが見えるようになってきます。12時29分に、袋田に到着です。

袋田駅から路線バスで袋田の滝へ

袋田駅の駅舎

袋田駅では数名が下車。袋田駅の駅舎はログハウス風でおしゃれです。青春18きっぷで旅をしている方が多いようで、私と同じく、袋田の滝を見に行こうとバスを待っています。

袋田の滝への路線バスの本数は1日4本と少ないですが、日中時間帯の水郡線の列車に接続している接続しているようですので、ほとんど待たずに乗車できます。

バスは10分ほどで袋田の滝の入口にある「滝本」というバス停に到着しました。このバス停から滝までは、土産物屋や食堂などが並ぶ道を散策していきます。

袋田の滝へのアクセス等は、下記の大子町観光協会のサイトをご覧ください。

袋田の滝 | 大子町観光協会

日本三大名瀑「袋田の滝」

袋田の滝は、先ほどまで水郡線の車窓を楽しませてくれた久慈川の支流にあたる「滝川」の上流にある滝です。

袋田の滝を鑑賞するためには、袋田の滝トンネルを通って、観瀑台まで行く必要があります。袋田の滝トンネルは有料で、大人300円(小人150円)となっています。トンネルの入口で入場料を払いましょう。

トンネル内を徒歩で3分ほど歩いていくと、観瀑台に到着します。ここが一番低い位置にある観瀑台です。


旧観瀑台から見た袋田の滝

袋田の滝は、高さ(長さ)120メートルに対して、幅が73メートルもある幅の広い滝です。一気に高い位置を流れ落ちるのではなく、4段ほどに分かれて流れ落ち、次第に滝の幅が広くなっていくのが特徴です。この観瀑台から眺めると、袋田の滝の大きさに圧倒されます。


新旧観瀑台からの袋田の滝

エレベータを上がって、高い位置にある新しい観瀑台にも行ってみました。迫力があるのは下のほうにある観瀑台ですが、袋田の滝の全景を眺めるのであれば、エレベータを上がったところにある観瀑台のほうがよいですね。


新観瀑台からの袋田の滝全景

流れ落ちるというよりは、滑り落ちると表現したほうがよさそうな美しい流れですね。

ちなみに、今回訪れたのは夏でしたが、冬季は凍結して「氷瀑」となることもあるそうですし、秋は紅葉が美しいそうです。

久慈川に沿って北上

さて、袋田の滝を堪能したら、バスで袋田駅に戻り、水郡線の汽車旅を再開します。

袋田14時25分発の郡山行きに乗車します。車内は大半の座席が埋まっていますが、何とか空席を見つけて座ることができました。

次の常陸大子駅は、大子町の中心駅にあたります。ここで下車する人もそれなりにいるようです。朝夕時間帯は、この常陸大子行きの列車や、常陸大子始発の列車も多く設定されています。


水郡線からの久慈川の車窓

ここから先も、しばらくは久慈川に沿って進みます。蛇行する久慈川を何度も渡っていきます。久慈川の上流に遡っていく方向なので、次第に川幅が小さくなっていきます。常陸大子から1時間ほどすると、久慈川の姿は見えなくなります。

終点郡山の一つ手前、安積永盛(あさかながもり)駅で下車します。安積永盛駅は、水郡線と東北本線の分岐駅です。この安積永盛駅が、水郡線としての終点となりますが、列車はすべて郡山まで直通します。ここで下車したのは、郡山まで行ってしまうと、次に乗車する東北本線の黒磯行きの列車に間に合わないためです。

東北本線を乗り継いで帰宅

安積永盛で16時32分発の黒磯行きに乗車します。ここから、黒磯、宇都宮で普通列車を乗り継いで帰宅しました。

上野駅を朝8時に過ぎに出て、帰宅したのは21時近く。途中で袋田の滝を観光しましたが、それでもかなりの距離を乗車しました。るるぶ.comの交通・経路検索で検索してみると、460km以上、運賃は7,560円となりました。青春18きっぷの1回分が2,370円ですので、この日だけで、3回分以上の距離を乗ったことになります。

青春18きっぷの日帰りルートとしてはかなり長距離になりますが、常磐線や東北本線(宇都宮以北)はグリーン車が連結されていますので、列車に乗車している時間ほど疲れを感じることはないと思います。

以上、青春18きっぷで日帰り旅シリーズとして、水郡線の旅をお届けしました。日帰りだけど、少し遠出して「旅に出た」感を味わいたい方におすすめです。

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