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今度は上越・東北直通新幹線! JR東日本が新潟~八戸に「東北新幹線開業35周年記念号」を運転!

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東北新幹線

JR東日本新潟支社が、新潟~八戸間を乗り換えなしで結ぶ旅行商品専用の団体臨時列車を7月9日~10日に運転すると発表しました。上越新幹線と東北新幹線を直通する臨時列車で、E5系での運転となるそうです。昨年は、仙台~金沢で同様の臨時列車が運転されて人気を博したことが記憶に新しいですが、今回の臨時列車はどうなるでしょうか?

上越・東北新幹線直通の団体臨時列車を運転!

JR東日本新潟支社の発表によると、東北新幹線開業35周年を記念した旅行商品専用の団体臨時列車を、新潟~八戸間に1往復運転するとのことです。

概要は以下の通りです。

  • 運転日・運転区間:
    • 2017年7月 9日(日) 新潟→八戸
    • 2017年7月10日(月) 八戸→新潟
  • 編成: E5系10両編成(グランクラス営業なし)
  • 運転時刻:
    • 新潟 07:36発 → 八戸 12:43着(途中停車駅:燕三条・長岡・浦佐・越後湯沢・高崎・熊谷・新花巻・盛岡)
    • 八戸 13:53発 → 新潟 18:31着(途中停車駅:盛岡・新花巻・熊谷・高崎・越後湯沢・浦佐・長岡・燕三条)

『E5系で行く!東北新幹線開業35周年記念「岩手・青森」の旅』という旅行商品として発売され、個人旅行コースと、添乗員同行コースがあるようです。いずれも、往復は上記の新幹線を利用するようです。

詳しくは、新潟支社のリリースをご覧ください。

東北新幹線開業35周年記念号を運転します!(JR東日本 新潟支社 プレスリリース 2017年05月16日/PDFファイル)

仙台~金沢に続く直通新幹線利用の旅行商品

昨年11月に、東北地方の乗客を対象とした仙台発金沢行きの、東北・北陸新幹線直通列車が運転されました。このときも、旅行商品専用の団体臨時列車という扱いでの運転でした。

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上の記事で紹介しましたように、この仙台~金沢の直通新幹線を利用した旅行商品は大人気となり、11月のシーズンオフの、しかも平日の設定にも関わらず、ほぼ満席になりました。北陸新幹線開業で金沢を中心とする北陸地方の観光地が注目を集めていたこともあったと思いますが、旅慣れていない旅行客にとっては、大宮での乗り換えがないというだけで、かなり旅行の敷居が下がるのではないかと思ったものです。

対して、今回の旅行商品は、上越新幹線沿線の乗客を対象とした北東北方面への旅行商品です。7月上旬ということで、梅雨明け前、夏休み前に当たる時期ですが、こういった閑散期の旅行需要の喚起を狙って設定された旅行商品ではないかと思います。

片道5時間はギリギリの設定か?

仙台~金沢の直通新幹線は、所要時間4時間弱での運転でした。これに対して、今回は、新潟~八戸で片道5時間前後と、かなり所要時間が長くなっています。ただ、新潟空港から東北方面への直通の航空便がない ことから、新潟から北東北へ公共交通機関を利用して旅行しようとすると、上越新幹線~東北新幹線利用となるのでしょう。一般には4時間の壁を超えると航空機有利になると言われていますが、対抗する航空便がないのであれば、5時間かかっても乗り換えなしの直通新幹線の需要があると判断したのかもしれません。

同様に、新潟空港からは、青森や函館への航空便の設定もないため、どうせなら新函館北斗まで走らせてしまえばよいのに、と思います。とはいえ、1本の新幹線に6時間以上乗車するとなると、さすがに旅行商品としては厳しいのかも?

八戸止まりというのも中途半端に感じましたが、今回設定されている旅行先が、

  • 花巻温泉、志戸平温泉、つなぎ温泉、鴬宿温泉、盛岡、雫石、古牧温泉、八戸(個人旅行コース)
  • 八甲田山・十和田湖・奥入瀬渓流、浄土ヶ浜遊覧船・三陸鉄道(添乗員同行コース)

というように、岩手県北部~青森県南部のため、東北新幹線内の停車駅を、新花巻・盛岡・八戸に絞ったのだと思います。

E5系電車が上越新幹線を走る!

撮り鉄の方は、E5系が上越新幹線を走るほうに興味があるのではないかと思います。5年前の2012年に、上越新幹線開業30周年を記念した団体専用列車「上越新幹線開業30周年号」がE5系で運転されているので初めてのことではないのですが、それでも珍しいことには変わりありません。

上越新幹線のE4系の置き換えにはE7系が投入されることが発表されていますので、今後もこういった臨時列車でもない限り、E5系が走ることはなさそうです。

今後も新幹線ネットワークを活用した直通臨時列車に期待!

今回の旅行商品はどのくらい売れるのでしょうか? 岩手・青森の温泉地や、八甲田・十和田・奥入瀬渓流などは、個人的には観光地としてはとても魅力のあるところだと思いますが、北陸新幹線開業で注目されている金沢に比べると注目度が落ちるのは致し方ありません。

シーズンオフの、日曜~月曜の1泊2日という設定や、添乗員同行コースが設定されていることなどから、リタイアされた方を主なターゲットにしていると思われます。こういった層の旅行客は、多少時間を要しても乗り換えなしというのは重要なポイントだと思います。その点で、ある程度需要は見込めそうにも思います。

今回はJR東日本単独での企画ですが、JR西日本も北陸地方の乗客を対象とした東北方面への旅行商品を検討しているというニュースもありました。

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さらに、今回は新潟支社の企画なのに「東北新幹線開業35周年記念号」となっています。東北新幹線の開業が1982年6月、上越新幹線の開業が1982年11月ですので、秋には「上越新幹線開業35周年記念号」が企画されるかもしれませんね。

いまや新幹線ネットワークは日本全国に広がっていますので、普段は直通運転されない区間でも、旅行商品として直通列車を走らせることが増えてくるとよいと思います。今後も同様の直通列車の運転を期待したいですね。