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常磐線 竜田~富岡間が10月21日に運転再開! 代行バス増便に対応した普通列車乗り継ぎダイヤを紹介、青春18きっぷでの旅はいかがでしょうか?

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東日本大震災の影響で運休中の常磐線 竜田~浪江間のうち、竜田~富岡間の運転が10月21日から再開されます。たった一駅間の運転再開ですが、今後も当面不通となる富岡~浪江間の代行バスが大幅に増便され、普通列車のみでも上野~仙台の乗り継ぎが現実的に使えるものになりそうです。

10月21日以降の代行バスと鉄道の時刻表が発表されましたので、普通列車の乗り継ぎ時刻表を作成してみました。

富岡~浪江間の代行バスは4便から11便に増発

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今回の竜田~富岡間の運転再開は、2017年4月に富岡町の(一部の帰還困難区域を除く)避難指示が解除されたことによるものです。富岡町の復興を後押しすることは間違いないでしょう。

詳しくは、以下の記事で紹介していますので、ご覧ください。

www.kzlifelog.com

また、福島県の浜通りを南北に結ぶ交通機関という観点で常磐線を見てみると、竜田~富岡間の運転再開に加えて、今後もしばらく不通が続く富岡~浪江間の代行バスの大幅増便が大きな意味を持ちます。

4便(2往復)しか代行バスがないと、不通区間の近辺の住民が水戸や上野、仙台との行き来に利用するくらいしかできませんが、11便(上り6便、下り5便)となると、少々時間はかかりますが、代行バスを挟んだ南北をつなぐ交通網として活用することができるようになります。

東日本大震災から6年半が経ちますが、常磐線は、ようやく福島県の浜通りを南北に結ぶ交通機関としての役割を取り戻すことになります。

上野~仙台 普通列車乗り継ぎダイヤ

当然ながら、代行バスは、前後の普通列車との乗り継ぎが考慮されています。そこで、上野~仙台の普通列車乗り継ぎダイヤを作成してみました。

常磐線 下り(上野→仙台)

1便 3便 5便 7便 9便 11便
上野

水戸
05:10

06:58
06:04

08:00
12:12

14:24
12:52

14:57
15:13

17:20
水戸

いわき
07:18

08:48
08:18

09:50
14:32

16:01
15:38

17:08
17:35

19:10
いわき

富岡
06:12

06:49
09:22

10:00
10:27

11:09
16:13

16:54


18:03
19:25

20:04
富岡

浪江
06:55

07:25
10:15

10:45
11:30

12:00
16:59

17:29
18:20

18:50
20:20

20:50
浪江

原ノ町
07:30

07:49


11:25
12:20

12:40
17:34

17:53
19:10

19:30
21:10

21:30
原ノ町

仙台
08:04

09:22
11:50

13:10


14:18
17:55

19:26
19:53

21:12


23:01

※2017年10月21日改正平日ダイヤ,太字は代行バス,細字はすべて普通列車

常磐線 上り(仙台→上野)

2便 4便 6便 8便 10便
仙台

原ノ町
05:30

06:48
08:13

09:36
14:36

1558
15:20

16:40
16:55

18:20
原ノ町

浪江
07:06

07:24
09:52

10:11
16:04

16:23
16:55

17:14
18:33

18:52
浪江

富岡
07:40

08:10
10:30

11:00
16:28

16:58
17:30

18:00
19:14

19:45
富岡

いわき
08:32

09:10
11:30

12:12
17:04

17:46
18:19

18:59
20:09

20:48
いわき

水戸


10:49
12:48

14:17
17:55

19:35
19:08

20:44
20:52

22:24
水戸

上野
11:00

13:02
14:31

16:29
19:40

21:43
20:59

22:53
22:40

00:36
※1

※2017年10月21日改正平日ダイヤ,太字は代行バス,細字はすべて普通列車

※1 我孫子で快速に乗り換え

代行バスの下り早朝の1便を除いて、すべて上野から仙台までつながるダイヤが組まれています。普通列車と代行バスで乗り継ぐと、上野~仙台の全線で7~8時間を要しますが、1日5往復もの乗り継ぎが組めますので、現実的に使えるダイヤになっていると思います。

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いわきの乗り継ぎがよくないのは、特急に合わせたダイヤになっているからです。上野~いわきで特急を利用すると、所要時間は6時間程度になります。

  • (品川 06:45発 → )上野 07:00発 → いわき 09:18着 (特急ひたち1号)
  • いわき 09:22発 → 富岡 10:00着(普通列車)
  • 富岡 10:15発 → 原ノ町 11:25着(代行バス3便)
  • 原ノ町 11:50発 → 仙台 13:10着(普通列車)

上野を朝7時に出る特急ひたち1号に乗れば、仙台には13:10に到着します。所要時間は6時間10分です。

実際には、乗り鉄以外に、上野~仙台を常磐線経由で通しで利用する客はいないと思いますが、上野・水戸からも、仙台からも、当日中に代行バス経由で南北に行き来できるダイヤが5往復もできることは、かなり大きいと思います。

復興の応援を兼ねての常磐線の旅はいかがでしょう?

これまでは、代行バスが2往復しかなく、しかも、上野・水戸や仙台からの乗り継ぎで使えるのは実質的に1往復(下りの午前便と上りの夕方便)しかありませんでした。この貴重な代行バスを利用して、今年(2017年)の1月に常磐線を乗りとおしてみました。

一方、10月21日からは、前述の通り5往復の乗り継ぎができるようになります。ここまで増えてくれば、青春18きっぷでの普通列車乗り継ぎの旅も十分可能です。

関東~東北を結ぶルートの一つが復活すると考えてよいでしょう。この冬の青春18きっぷの時期に、関東~東北を乗りとおす予定のある方は、復興の応援を兼ねて、常磐線経由のルートでの旅をしてみてもよいと思います。


以上、常磐線の竜田~富岡間運転再開に伴う代行バス増便の話題と、代行バス経由の普通列車乗り継ぎダイヤをご紹介しました。 代行バスの大増発で、常磐線の復旧は一つの山を超えることになります。残りの富岡~浪江間の復旧は2019年度末と少し先になりますが、常磐線は着実に復旧に向けて進んでいます。