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盛岡~八戸が乗り放題で1,500円の「 IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」発売! 青春18きっぷと組み合わせての利用がおすすめです!

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IGR(いわて銀河鉄道)と青い森鉄道は、盛岡~八戸間の開業15周年を記念して、12月1日と、12月2日~31日の土休日に利用できる「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」を発売します。盛岡~八戸間が1日乗り放題で1,500円とかなりお得です。冬の青春18きっぷと合わせて利用すると、東北をおトクに旅できそうです。

「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」を発売!

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IGR(いわて銀河鉄道)と青い森鉄道は、11月25日から、「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」を発売します。

このきっぷは、2002年の東北新幹線八戸延伸開業に伴って、並行在来線となった旧東北本線の盛岡~八戸間が、第三セクターのIGRと青い森鉄道に移管されてから15周年となることを記念して発売されるものです。

  • フリーエリア: IGRいわて銀河鉄道(盛岡~目時)、青い森鉄道(目時~八戸)
  • 利用可能日: 2017年12月1日(金)、2日(土)、3日(日)、9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日)、23日(祝)、24日(日)、30日(土)、31日(日) ※計11日間
  • 発売期間: 2017年11月25日(土)~12月31日(日)
  • 発売箇所: IGRいわて銀河鉄道の各駅窓口(小繋駅・斗米駅を除く)、青い森鉄道の八戸駅・三沢駅・剣吉駅の窓口
  • 発売価格: 大人 1,500円 小人 750円

ちなみに、IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷは「D型硬券」(30mm×88mm)という硬いきっぷで発売されるそうです。

詳しくは、IGR・青い森鉄道のWebサイトをご覧ください。

www.igr.jp

aoimorirailway.com

盛岡~八戸の片道だけでも十分おトク!

「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」の1,500円というのが、どれくらいおトクなのかを考えてみます。

IGR、青い森鉄道の普通運賃は、

  • IGR 普通運賃: 盛岡~目時 2,360円
  • 青い森鉄道 普通運賃: 目時~八戸 680円

となっていますので、盛岡~八戸の片道だけで3,040円 となります。「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」を利用すれば、盛岡~八戸の片道を乗りとおすだけでおよそ半額 になります。これだけで、十分におトクであることがわかりますね。

また、青い森鉄道の八戸~青森間は「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」のフリーエリアに含まれませんが、

  • IGR・青い森鉄道の普通運賃(盛岡~青森): 5,480円
  • 「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」+八戸~青森の普通運賃: 1,500円+2,280円=3,780円

となり、八戸~青森間の運賃を別に払ったとしても、大幅に安くなります。

この冬は青春18きっぷとの併用がおすすめ!

IGRと碧い森鉄道の盛岡~青森間は、以前はJR東日本の東北本線であったため、青春18きっぷで乗車することができましたが、前述の通り、第三セクターに移管されてからは、青春18きっぷで乗車することができなくなってしまいました。

第三セクターの運賃は、JRに比べるとかなり割高です。前述の通り、IGR・青い森鉄道の盛岡~八戸の普通運賃が3,040円なのに対して、同区間の東北新幹線の運賃(特急料金除く)は1,660円です。青春18きっぷを利用する格安旅行派にとっては、第三セクターの高い運賃は悩みの種でした。

この冬の期間限定ですが、ちょうど冬季の青春18きっぷの時期(12月10日~)と重なっていますので、「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」が利用できる土日に、盛岡~八戸を乗車する場合には、ぜひとも利用したいところです。

青春18きっぷの特例と合わせると1,500円で盛岡~青森間の乗車が可能!

青春18きっぷには、青い森鉄道の青森~野辺地~八戸間の通過利用(途中下車しない)に限り、青春18きっぷだけで乗車できる特例 があります。これは、大湊線(野辺地~大湊)、八戸線(八戸~久慈)の二路線が、他のJR線と接続しなくなってしまったことによる救済措置です。

www.kzlifelog.com

「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」(盛岡~八戸)と、青春18きっぷの特例(八戸~青森)を併用すれば、青春18きっぷ+「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」の1,500円で、盛岡~青森を乗車することができます。

ただし、一旦、八戸で改札を出る必要があります。青い森鉄道のWebサイトのQ&Aには、以下のような記述があります。

  1. 青い森鉄道線では、青春18きっぷはつかえますか?
  2. 青い森鉄道線の青森~八戸間を通過利用する場合で、青森駅・野辺地駅・八戸駅で普通列車・快速列車の乗降をする場合に限り、別に運賃を支払うことなく利用できます。ただし上記以外の駅で乗降した場合には、乗車駅から降車駅までの青い森鉄道線の運賃が必要となりますのでご注意ください。

(出典)よくあるご質問 | 青い森鉄道

八戸より南側の駅(青春18きっぷの特例の範囲外の駅)から、八戸駅で下車せずに乗りとおした場合、上記の

ただし上記以外の駅で乗降した場合には、乗車駅から降車駅までの青い森鉄道線の運賃が必要となりますのでご注意ください。

に該当することになりそうです。

本来の趣旨とは異なりますが、青い森鉄道のQ&Aをそのまま解釈すれば、

  • 盛岡方面から乗車した場合、一旦、八戸駅で下車・改札を出て「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」の利用を終了する
  • 青春18きっぷを見せて八戸駅の改札を入場、八戸から青森まで乗りとおす(青春18きっぷの特例を活用)

とすればよさそうです。

※厳密に上記のような運用がなされているのかは確認していませんのでご注意ください。

北海道&東日本パス利用なら「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」は不要!

青春18きっぷと同じ期間に利用できるフリーきっぷに「北海道&東日本パス」があります。青春18きっぷの北海道・東日本版のようなフリーきっぷですが、青春18きっぷと異なり、いわて銀河鉄道と青い森鉄道の全線に乗車できます

冬季の利用期間は12月10日~1月10日と青春18きっぷと同じで、有効期間は連続する7日間となっています。青春18きっぷと異なり、利用日をバラすことはできませんが、有効期間が2日間長いのが特徴です。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

www.kzlifelog.com

旅行先がJR北海道・JR東日本エリアに閉じる場合は、「北海道&東日本パス」のほうが使い勝手が良くておすすめです。「北海道&東日本パス」を利用する場合は、いわて銀河鉄道・青い森鉄道の全線にそのまま乗車できますので、「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」は不要です

  • 旅行先が北海道・東日本エリアに閉じる場合: 「北海道&東日本パス」がおすすめ!
  • 旅行先が北海道・東日本エリア以外も含むが、盛岡~八戸を乗車したい場合: 「青春18きっぷ」+「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」

こんな感じで使い分けるとよいでしょう。


以上、IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道が、盛岡~八戸間は1日乗り放題となる「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」を発売するという話題でした。青春18きっぷと合わせて利用することで、おトクに盛岡~八戸を乗車できますので、この冬に東北方面への汽車旅を考えていらっしゃる方は、「IGR・青い森鉄道開業15周年記念フリーきっぷ」が利用できないかを検討してみることをおすすめします。