K'z Lifelog ~青春18きっぷと乗り鉄のブログ~

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2016年乗り鉄的5大ニュース! 新幹線シフトが鮮明になった1年でした。

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2016年も残りわずかとなりました。このブログでは、鉄道や汽車旅に関するニュースをいろいろお伝えしてきましたが、2016年を振り返って、今年の5大ニュースをまとめてみます。10大ニュースとしたいところですが、書き出すときりがないので、5つを厳選(?)してみました。

こんなこともあったなぁ、と振り返ってもらえればうれしいです。

第5位 仙台~金沢の東北・北陸直通新幹線が初めて運行、閑散期の平日でも大盛況に

北陸新幹線E7系

11月7日、8日に、仙台~金沢間の直通新幹線が初めて運行されました。大宮でスイッチバックすることで、東北新幹線と北陸新幹線を直通で走り、乗り換えを不要としました。

旅行商品専用の臨時列車としての運転でしたが、11月という閑散期の、しかも月曜・火曜の設定だったにもかかわらず、800名以上が利用したとのことで、この企画は大成功に終わりました。

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さらに、12月になって、JR西日本の社長が、金沢から東北新幹線に直通する新幹線の運転を検討していることを明らかにしました。JRも今回の直通新幹線の運行を成功とみて、観光客の需要があると判断したのでしょう。

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今では在来線の長距離列車はほとんどなくなってしまいましたが、今後はその役割を新幹線が担うようになるのかもしれません。フリーゲージトレインが実用化されれば、新在直通で臨時列車を走らせることも可能なので、夢が広がります。

第4位 留萌本線 留萌~増毛間廃止

第4位は、12月4日をもって留萌~増毛間が廃止された留萌本線です。1921年に開業し、実に95年もの歴史のある線区が廃止されてしまいました。輸送密度39という超閑散路線であることを考えると、廃止もやむを得ないかと思いますが、乗り鉄としては、やはり寂しいものがあります。

廃止前の1か月ほどは、お名残乗車のファン向けに臨時列車を走らせたり、普段は1両の列車を2~3両に増結したりして対応していました。最終日はちょうど日曜日でしたので、ネットでずっと様子を見ていましたが、都会のラッシュ並みの乗客に見送られて、無事に95年間の運行を終えたようでした。

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第3位 夜行列車が次々と廃止、定期列車はついにサンライズ出雲・瀬戸のみに

第3位は、北海道新幹線開業の陰で次々と廃止されていった夜行列車についてです。北海道新幹線の開業にあわせて、昨年から今年にかけて、北斗星、トワイライトエクスプレス、カシオペア、急行はまなすが次々と廃止されていきました。

これらの夜行列車は、青函トンネルが開業した直後の1988年~89年に運転が開始され、30年弱に渡って、本州と北海道を結ぶ夜行列車として運転されてきました。一時期は、上野~札幌間には、北斗星とカシオペアを合わせて1日3往復も運転されるほど盛況でした。

これによって、現在、定期列車として残っているのは、JR西日本・東海の「サンライズ出雲・瀬戸」だけになってしまいました。臨時列車としては、「ムーンライトながら」「ムーンライト信州」がありますが、いずれも運転日が限定されていて、予断を許さない状況です。

航空機や新幹線、夜行バスが発達した現在では、移動手段としての夜行列車は役目を終えましたが、北斗星やカシオペアはもともと旅行客の利用が多かったことを考えると、何らかの夜行列車の復活を望みたいところです。

第2位 JR北海道の10路線13線区が維持困難路線に

JR北海道 キハ54形

第2位は、11月18日にJR北海道から発表された、単独で維持困難な路線についてのニュースでしょう。10路線13線区、JR北海道の路線の半分近くが維持困難とされたことは衝撃的でした。さらに、JR北海道の全路線が赤字であることも驚きでした。

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維持困難とされた線区には、ローカル輸送を担う路線だけでなく、宗谷本線や石北本線、根室本線といった、都市間輸送や貨物輸送を担う幹線も多く含まれています。これらの路線が万が一廃止ということになれば、影響は沿線の自治体だけにとどまりません。

既にいくつかの路線で沿線自治体との協議が始まっていますが、今のところは反発のほうが大きいようです。来年以降、バス転換、または、鉄道維持に向けての費用分担の協議が続々と開始されるはずです。JR北海道も沿線自治体も費用負担ができないから、どんどん鉄道が廃止されていく、という最悪の結果にならないよう、将来の交通体系のあり方を含めた建設的な議論がなされるよう期待したいと思います。

第1位 北海道新幹線開業、北の大地へ新幹線が到達!

北海道新幹線H5系電車

第1位は、3月26日に開業した北海道新幹線でしょう。青函トンネルを含む新青森~新函館北斗が新たに開業し、北海道では初の新幹線開業となります。

開業前は、東京からの所要時間や、特急料金の高さ、函館からかなり離れた新函館北斗駅の利便性などで苦戦が予想されていましたが、今のところ想定以上の乗車率のようです。今年は開業効果で上乗せされていると思いますので、来年以降、この乗車率をキープできるかが正念場でしょうか。

このブログでも、函館旅行の際に乗車した北海道新幹線の様子をお伝えしました。

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ただ、まだ課題も多く残っています。最も大きな課題は、青函トンネル内での速度アップでしょう。

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新幹線らしい速度で全線を走行できるようになれば、東京~新函館北斗で3時間半、函館までは乗り換えも含めて4時間以内が見えてきます。速度アップに向けた検討も開始されるとのことですので、来年以降も注目していきたいと思います。

以上、今年の乗り鉄的5大ニュースをお伝えしました。新幹線で新たな動きがあった一方で、夜行列車の廃止やローカル線の廃線があり、鉄道の主役がさらに新幹線にシフトしつつあることを実感した1年でした。

このブログを読んでくださっているみなさま、今年もありがとうございました。来年も引き続き、汽車旅に関する記事を投稿していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。