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大井川鉄道の「おでん列車」、SL・お座敷・おでん・蒸気暖房の魅力的な組み合わせ!

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静岡おでん

さまざまな企画列車を走らせて乗客を楽しませてくれる大井川鉄道ですが、この冬は、お座敷客車を利用したSL「おでん列車」を走らせることになりました。蒸気機関車が引くお座敷客車で、蒸気暖房で温まりながら静岡おでんを食べるという、何とも魅力的な列車です。

大井川鐵道のSL「おでん列車」

今冬に大井川鉄道が運行するSLおでん列車の概要は以下の通りです。

  • 運転日:1月14日(土)・15日(土)~3月4日(土)・5日(日)までの土日
  • 運転時刻: 新金谷11:52発→千頭13:09着
  • 参加費: 大人6,000円,小人4,300円
  • 参加費に含まれるもの
  • 金谷~千頭間の往復フリーきっぷ(2日間有効)
  • 往路(SLおでん列車)のSL急行券
  • おでん・お弁当・缶ビール・ペットボトル茶

参加者のみの貸し切り運行なので、事前に申し込みが必要です。詳しくは、大井川鉄道のサイトをご覧ください。

【終了しました】 SLおでん列車の旅 が今年も開催!! 【15日程限定です】 | 大井川鐵道【公式】

参加費が6,000円というのは、かなり良心的です。金谷~千頭の往復フリーきっぷは3,440円、SL急行券は800円ですので、おでんやお弁当などは合わせて1760円相当 となります。今どき、駅弁も1000円以上するものが多いですので、かなりおトクなのではないでしょうか。

今や珍しい蒸気暖房

今回のSLおでん列車では、客車の暖房に、蒸気暖房 が利用されます。

蒸気暖房というのは、蒸気機関車の蒸気を、配管を通じてそのまま客車内に通し、蒸気の熱で車内を温めるものです。蒸気機関車全盛の時代はこの方式が普通でしたが、蒸気機関車の衰退とともに蒸気暖房に対応した客車も減り、現在は、大井川鉄道、JR東日本、真岡鉄道の旧型客車にしか見られない装備になってしまいました。

蒸気暖房は、列車の先頭の蒸気機関車から蒸気を引いてくるため、後部の車両ほど温まりが悪いという欠点がありましたが、現在のSLの客車は短編成ですし、おでんを食べて温まれば寒くはないと思います。

温泉・日本唯一のアプト式列車と組み合わせての観光がおすすめ!

SLおでん列車に乗車するのでしたら、千頭から路線バスでアクセスできる寸又峡温泉への宿泊がおすすめです。

sumatakyo-spa.com

寸又峡温泉は、寸又川がつくる渓谷沿いにある山奥の温泉街です。硫化水素系の単純硫黄泉で、肌がつるつるになることから、「美女づくりの湯」とも呼ばれています。以前、紅葉の時期に宿泊したことがありますが、それほど大きな温泉街ではなく、静かなたたずまいの雰囲気のよいところでした。

アプト式

また、翌日は、日本で唯一のアプト式列車が走る大井川鉄道 井川線 に乗車するのがおすすめです。アプト式というのは、機関車につけられた歯車を、2本のレールの間に敷かれたラックレールに嚙み合わせて、急勾配を上りったり下ったりするシステムです。井川線では、90パーミル(1000メートル進む間に90メートル登る)という急勾配があり、この坂を上るためにアプト式を採用しています。上の写真のレールの間の黒いのがラックレールです。

また、井川線は、もともと水力発電所の建設のために敷かれた鉄道ですので、ダム湖のすぐ脇を登っていきます。途中、奥大井湖上駅という、これまた日本唯一の湖上駅もあり、車窓も抜群によいです。なかなか他では経験できないことがたくさんありますので、ぜひ井川線に乗車してみてください。詳しくは、大井川鉄道の以下のサイトをご覧ください。

アプト式列車に乗る | 大井川鐵道【公式】

なお、現在、接岨峡温泉~井川間は土砂崩れのため運休となっています。それでも、千頭~接岨峡温泉間で、アプト式やダム湖の絶景を楽しむことができます。