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北海道新幹線高速化への第一歩か? 青函トンネル内で160km走行を検討

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北海道新幹線 H5系

北海道新幹線は、新在供用区間(新幹線と在来線が線路を共用している区間)では、貨物列車とのすれ違い時の風圧で、貨物列車のコンテナの落下や破損を防止するために、最高時速が140kmに制限されています。その状況については、以前ブログ記事で取り上げました。

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JR北海道が青函トンネル内での160km運転の検討を開始

そんな中、JR北海道が、青函トンネル内限定ながら、最高速度を140km/hから160km/h程度に引き上げる検討を開始したというニュースがありました。

半年程度かけて調査・検討を行ったうえで、学識経験者らに判断をゆだねる方針だとのことです。この速度向上が実現できれば、東京~新函館北斗間の速達列車の所要時間が、現在の最速4時間2分から、3時間台になる可能性があります。

もっとも、北海道新幹線の終点の新函館北斗は函館駅から18kmも離れています。函館まで行くには、新函館北斗で「はこだてライナー」に乗り換える必要があるため、さらにプラス30分程度を見ておく必要がありますので、実質的には数分の時間短縮は、それ以上でもそれ以下でもないと思います。ただ、「最速で3時間台」という宣伝上の効果は期待できるでしょう。

それでも速度アップの検討には意味がある

それでも、個人的には今回の検討には意味があると考えます。現在の時速140kmというのは、新幹線開業前に走っていた在来線特急のスーパー白鳥の速度と同じです。つまり、従来と同じ速度であれば問題ないだろうという判断だと思います。

それに対して、たった20km/hであれ、従来よりも速度向上を実現するためには、いろいろな調査や安全性の検討などが行われるはずです。また、実際に試験運転も行われるでしょう。そうした検討や試験が実際に行われることに意味があると思います。これらのデータが、将来の200km/h以上での運転の実現にも役に立つはずだからです。

なぜトンネル内限定?

上記のニュース記事でよくわからなかった点が一つあります。なぜ時速160km/h運転を検討するのが、青函トンネル内限定なのかです。風圧の問題であれば、トンネル内のほうが影響が大きいはずです。実際に東北新幹線などで、トンネル内で新幹線同士がすれ違うと、少し横に揺れるのを感じますが、トンネルの外であれば感じません。地震の問題もあげられていますが、新在供用区間でなければ、今も260km/hで走っています。

ちなみに、京成スカイライナーが最高速度160km/hで運転しているほか、北陸新幹線金沢開業で廃止されてしまいましたが、越後湯沢と金沢を結んでいた特急はくたかも、ほくほく線内で160km/h運転を実施していました。

今後、検討が進んでいけば、いろいろ情報も出てくると思います。抜本的な解決には時間を要するかもしれませんが、できることを少しずつでも実現していってほしいと思います。

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