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K'z Lifelog ~青春18きっぷと乗り鉄のブログ~

青春18きっぷの話題をはじめ、汽車旅のノウハウや鉄道関連のニュースなどを思うままに綴っていく乗り鉄ブログです。

鉄道の旅を気軽に楽しめる「新たな長距離列車」に期待!

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月

豪華クルーズトレイン「TWILIGHT EXPRESS 瑞風(トワイライトエクスプレス みずかぜ)」の運行開始が2017年6月であることや、その運行形態・料金などが、JR西日本の記者会見にて発表されました。

TWILIGHT EXPRESS 瑞風 6月17日運行開始・12月5日よりご旅行受付開始:JR西日本

ですが、今日の本題はそこではなく、同記者会見でJR西日本の来島社長が言及した、気軽に利用できる「新たな長距離列車」 についてです。

鉄道の旅を気軽に楽しめる新たな長距離列車とは?

結論からいうと、まだ詳細は決まっていないようで、「新たな長距離列車の運行を検討している」ということだけを明らかにしたとのことです。

trafficnews.jp

上記のニュース記事では、

JR西日本の来島達夫社長は「気軽に鉄道を利用したいというニーズは多いと思います。そこで『瑞風』とは別の価値を提供し、鉄道の良さを味わっていただければ」と話します。

とあります。「気軽に」ということからすると、従来の寝台特急並みの料金 を想定しているのではないかと思います。ちなみに、TWILIGHT EXPRESS 瑞風の料金は、1泊2日で27万円~だそうです。

気になる運行形態

TWILIGHT EXPRESS 瑞風は、JR九州のななつ星や、JR東日本の四季島と同様、旅行商品のみとしての発売です。運行ルートや宿泊するホテルや旅館も、多少の選択の余地はありますが、基本的には決められています。つまり、パック旅行を購入するのと同じです。

一方、ここ10年ほどでほぼ絶滅した従来の夜行列車は、定期列車や臨時列車として運行されていて、必要な乗車券類を購入すれば、その列車に乗車することができました。中には、自由席のある夜行列車もあり、座席を確保できる保証はないものの、思い立ってすぐ旅に出ることもできました。

今回発表された「新たな長距離列車」というのが、どのような運行形態になるのかが気になります。「気軽に」乗れるのをウリにするのであれば、やはり定期・臨時列車として運行する夜行列車を期待してしまいます。もっとも、夜行列車であるかもわかりませんが…。

新たな時代の夜行列車が求められている

新幹線や航空機、高速バスの台頭で、移動手段としての夜行列車はほぼ役目を終えてしまいました。一方で、鉄道各社は、観光列車やリゾート列車を続々と登場させています。もう数えきれないくらいの観光列車が日本中を走っています。これは、鉄道を旅行にもっと使ってもらおうということだと思います。そう考えたときに、夜行列車というのは、鉄道の旅の重要なピース になりえる存在です。現在の、典型的な鉄道旅行は、新幹線+観光列車という組み合わせですが、これに夜行列車が加われば、現地までの移動も「旅」そのものになります。

また、鉄道各社にとっても、将来、TWILIGHT EXPRESS 瑞風のような豪華クルーズトレインに乗ってもらう顧客層を形成するためにも、鉄道の旅に使える夜行列車は必要ではないかと思います。豪華クルーズトレインは1泊か2泊で数十万円という高額な商品で、同じ金額を出せば、1週間以上の海外旅行ができてしまいます。それを、あえて国内の短期旅行に充てようとする層は、昔から夜行列車に慣れ親しんでいる人たちなのではないかと思います。ほとんど鉄道で旅行をしたことのない人たちは、リタイアした後に数十万円も出して豪華クルーズトレインに乗ろうとは思わないでしょう。

お手本はサンライズ出雲?

「新たな長距離列車」が夜行列車だとして、どんな列車が時代にあっているかを考えてみました。

現在、唯一残っている定期夜行列車が「サンライズ出雲・瀬戸」です。他の夜行列車が次々と消えていく中で、いまだに人気を保っている列車です。サンライズは、一人用個室が主体で、若干の二人用個室を加えた編成です。個室主体なのは今の時代に即していますが、供食設備やラウンジといった、最近の観光列車では必須の設備がありません。個室主体の編成に、カジュアルな供食設備とラウンジを加えた列車というのが、個人的にはよさそうに思います。

このサンライズに使われている285系電車は、JR西日本とJR東海が所有しています。JR西日本は、サンライズが好調であることから、気軽に乗れる長距離列車の需要があると考えたのかもしれません。

今回は、TWILIGHT EXPRESS 瑞風の発表のおまけに過ぎず、まだ企画段階であることが想像できます。今後、計画が具体化してきたら何らかの発表があるでしょうから、期待して待っていたいと思います。