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スマートフォンをSuica決済端末にする試行を開始、電子マネーのさらなる普及なるか?

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JR東日本が、汎用のスマートフォンをSuicaの決済端末にする試行を開始すると発表しました。電子マネーの専用決済端末ではなく、通常のスマートフォンを決済端末として利用する試みです。

スマートフォン Xperia Z5 Compact を決済端末として利用

今回発表された試行サービスでは、ソニー製のスマートフォン「Xperia Z5 Compact」を、Suicaの決済端末として利用するとのことです。スマートフォンに内蔵されているNFCリーダ/ライタ機能を利用して、専用の電子マネー決済端末の代わりをさせようということだと思います。

JR東日本ニュースリリース:Suica電⼦マネー⽤スマートフォン決済端末の検討・仕様策定に向けた試⾏を開始します [PDF]

そもそも電子マネーの仕組みって?

Suicaなど日本で利用されている主要な電子マネーは、決済履歴がカードのICチップ内部に記録されています。このICチップに記録されているデータが、いわゆる「原本」にあたります。センター側のサーバにも、各カードの決済履歴が保存されていますが、こちらは「バックアップ」の位置づけです。カード紛失時の再発行などのために、センター側でバックアップを保持しているそうです。そのため、常時ネットワークにつながっていないバス等でもSuicaやPASMOのような電子マネーが利用できるのです。(おそらく、車庫へ戻った際に運賃箱からデータを読み出して、センター側のサーバに送信しているものと思います。)

一方、クレジットカードは、決済の履歴情報がクレジットカード会社のサーバに記録されている「サーバ型」と呼ばれる方式になっています。カード側に履歴を書き込む処理が必要ないため、オンラインショッピングなどでカード番号を入力するだけで買い物ができるのです。

今回の試行サービスの仕組みは?

上記リンクのJR東日本のリリースによると、正確には、スマートフォンそのものを決済端末として利用するのではなく、スマートフォンのNFCリーダ/ライタ機能を利用してSuicaのICチップからデータを読み取り、携帯電話回線を通じて、センター側にある決済用のサーバで決済処理を実施するという構成のようです。これにより、高いセキュリティを実現できるとしています。

つまり、スマートフォンとセンター側にある決済用のサーバがセットで決済端末として動作するイメージです。前述のように、決済後は、その履歴情報をSuicaカードのICチップに書き込む必要がありますので、スマートフォンのNFCカードライタ機能を利用するのだと思います。

電子マネーのさらなる普及につながるか?

汎用の安価なスマートフォンを決済端末の代わりに利用できるうえ、決済機能そのものはセンター側のサーバにあるということで、店舗側としては電子マネーの導入がかなり楽になるものと考えられます。専用端末を購入できなかったり、センター側との回線を準備するのが難しかった個人商店などでも、容易に導入できるようになると思います。さらに、この仕組み自体は、Suicaに限ったものではないため、現在の専用端末のように、多数の電子マネーに対応したアプリケーションを開発すれば、いろいろな電子マネーで利用できるようになります。

かなり電子マネーに頼った生活をしている身としては、電子マネーが利用できる店舗が増えてくれるとありがたいです。少額な買い物は電子マネー、高額な買い物はクレジットカードに集約できると、履歴がすべて電子データとして残るので、お金の管理も楽になりますね。今後の発展を見守っていきたいと思います。

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