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池袋にLRTは必要か? 池袋駅~サンシャインのLRT導入計画

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LRT(万葉線)

池袋~サンシャインを結ぶLRTの導入計画があるとの記事が、東洋経済ONLINEにありました。

toyokeizai.net

 

LRTは、Light Rail Transitの略で、日本語では「軽量軌道交通」と訳されます。早い話が路面電車ですが、低床式車両を採用したり、駅がバリアフリー化されていたりして、現代仕様となっているようです。

このLRTを池袋に導入しようという計画を、豊島区が推進しているとのことです。

観光目的のLRT

LRTといえば、富山ライトレールの成功例が有名ですね。

富山ライトレール株式会社

富山ライトレールは、JR西日本が運行していた富山港線という鉄道路線の跡地を活用して敷設されたLRTです。電停を増やしたり、運行本数を増やしたりすることで利便性を高めて、地元民の足として定着したのです。

ところが、池袋のLRTは、観光を目的として導入しようとしているとのことです。上記の記事でも、

高野氏は言う。「普通のLRTを走らせても人は乗らない。人を呼び込むためには乗って楽しい“トラム”を作らないと」。つまり、豊島区が目指しているのは、観光列車的な乗りものなのである。

(出典)東洋経済オンライン 池袋駅とサンシャイン結ぶ「LRT」構想の全貌

と書かれていて、地元民の足ではなく、明確に観光目的とされています。

池袋駅~サンシャインは、歩いてもたかだか10分程度の距離に、ループ線にして全長約2kmのLRTを導入する計画になっています。

池袋に観光目的LRTが必要か?

この記事を見てまず思ったのは、池袋という大都会に、観光目的のLRTが必要かということです。LRTを観光列車的な乗り物として利用するアイデア自体は悪くないですが、それは、LRTに乗って景色や街並みを楽しむためのものであって、池袋~サンシャインには合わないのではないか、と思うわけです。私もよく池袋にはいきますが、この区間、人で溢れかえっていますよね。そんな光景をLRTから眺めて楽しいかというと疑問です。

それなら、単純な移動手段として見たらどうかということですが、あの混雑を見る限り、LRTでは全く輸送力が足りないのでは、と思います。歩道の一部に線路を敷く計画のようですが、歩道が狭くなり、余計に混雑してしまう懸念があるのでは…。

なんか否定的な意見ばかりを書いてしまいましたが、そもそも、池袋って、LRTがないと人が来ないような街ではないですよね。

東京を代表する巨大エリアでありながら、新宿や渋谷と比べて格下に見られてきたというくやしさが、池袋の住民にはあるという。

(出典)東洋経済オンライン 池袋駅とサンシャイン結ぶ「LRT」構想の全貌

上の記事ではこのように書かれていますが、池袋はもともと芸術の街ですし、最近ではサブカルチャーの街としても人気があります。新宿、渋谷と同じような街を作るより、他にはない個性のある街のほうが魅力的に感じます。それを観光用のLRTというような、とってつけたような(失礼…)ものではなく、より本質的なところで個性的な街づくりをしてほしいと感じた次第でした。