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関東地方私鉄乗り歩き (1)関東鉄道常総線

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関東鉄道常総線のディーゼルカー

昨日までのブログで書いたように、東北地方を18きっぷで旅しましたが、まだ2日分余っています。そのうちの1日分を利用して、まだ乗車したことのない関東の地方私鉄乗り歩きの旅に行きました。(2015年8月下旬の旅行記です)

関東鉄道常総線 乗り歩き

まず最初のターゲットは、茨城県の取手と下館を結んでいる関東鉄道常総線です。18きっぷを利用して常磐線の取手駅へ。関東鉄道の小さな改札横にある窓口で、「常総線・真岡鐵道線共通一日自由きっぷ」を買い求めます。関東鉄道常総線全線と、真岡鉄道の下館~益子間を、1日乗り降り自由で2300円とお得なきっぷです。基本は土日祝日のみ利用可能ですが、4~5月、7~8月、11~1月は平日も利用可能です。というか、平日も使える期間のほうが長いですね。この期間に入っていない時期には何があるのでしょうか…?

それはともかく、常総線のホームに降りると、単行の気動車が発車を待っていました。常総線は、地方私鉄と呼ぶには申し訳ないほど本数が多いのにびっくり。日中でも4本/時、ラッシュ時には最大で10本/時も走っています。その本数の多さと、単行気動車というギャップが何とも面白いですね。

 取手発10時ちょうどの水海道(みつかいどう)行きに乗車します。取手を出ると、国道294号線に沿って、住宅地を進んでいきます。このあたりは複線で、周りの風景もローカル線という感じはしません。東京への通勤圏なのでしょうね。駅間も短く、こまめに駅に停車していきます。

終点の一駅手前、小絹(こきぬ)駅で途中下車します。

小絹駅

単行気動車には長すぎるホームと、大きな木が印象的な、いい雰囲気の駅です。ホームの屋根や待合室など、昭和の面影を残しています。乗降は少なく、周りも静かな駅です。常総線の主要駅である水海道の隣の駅とは思えませんね。

単線のローカル線へ

小絹からは、10時31分の下館行きに乗車します。小絹に到着したのが10時24分ですから、わずか6分の滞在でした。下館行きは、途中の守谷が始発です。常総線は、複線区間の取手~水海道と、単線区間の水海道~下館で、運行形態が分離されているようです。

水海道から先は単線となり、一気にローカル線の雰囲気に。車窓からはあまり見えませんが、進行方向左側には鬼怒川が流れています。このあたりは、2015年9月10日、この旅行をしてからわずか2週間後のことですが、大雨で鬼怒川の堤防が決壊したことにより、大きな被害が出た地域です。常総線も1か月に渡って運転見合わせとなりました。

 

騰波ノ江駅

次は、11時14分着の騰波ノ江(とばのえ)で途中下車します。この駅は、関東の駅百選にも認定されている雰囲気のよい駅です。映画「下妻物語」などのロケでも使用されたとのことです。

 

騰波ノ江駅駅舎内

駅舎の中です。ICカードの簡易読み取り機が場違いですが、木造の昔ながらの待合室や改札口があります。この駅舎自体は、2008年に建て替えられたものですが、旧駅舎のデザインを踏襲して、一部、旧駅舎の廃材も利用しているそうです。

 

騰波ノ江駅からの常総線

 騰波ノ江駅のホームから。まわりはのどかな田園風景です。非電化路線は空が広く見えて、線路がどこまでも続いていくかのような錯覚に陥ります。

騰波ノ江から下妻まで戻り、再び下館行きに乗車。12時15分に終点の下館に到着して、常総線の乗り歩き旅は終了です。フリーきっぷならではの途中下車や行ったり来たりを楽しみました。

常総線は東京から近く、本数も比較的多いので、気軽に途中下車ができます。味わい深い駅も多いので、乗り歩きの入門編としておすすめですね。豪雨被害からの復旧のお祝いと応援の意味を込めて、また乗りに行きたいと思います。

さて、次は真岡鉄道に乗ります。(つづく)